バス(2セク/基幹バス・BRT)
2023年04月23日
茨城交通 ひたちBRT
ひたちBRTは、茨城県日立市が旧日立電鉄線の廃線跡の一部を整備し、茨城交通が運行している公設民営方式のBRTです。2013年(平成25年)3月25日に第1期区画(おさかなセンター〜臨海工場西〜大甕駅前)、2018年(平成30年)3月26日に第2期区間・暫定ルート(おさかなセンター〜臨海工場西〜大甕駅〜寺方〜河原子(BRT)〜多賀駅)、2019年(平成31年)4月1日に第2期区間・本格運行ルート(おさかなセンター〜臨海工場西〜大甕駅西口(学園前)〜寺方〜河原子(BRT)〜多賀駅)が開業しました。当初は日立電鉄交通サービスが運行していましたが、2019年(令和元年)5月1日、茨城交通に合併しています。
【乗車券等】
《茨城交通版・でんてつhi-card(令和5年4月5日収集)》

ひたちBRT車内で購入したICカード・でんてつhi-cardの表面と裏面です。発行元は合併後の茨城交通株式会社ですが、裏面のご利用案内には『旧日立電鉄交通サービス(株)』の記載もあります。なお、2023年秋頃に『でんてつhi-card』がもう一つのICカード『いばっぴ』に統合される予定で、それまでに発売終了になると思われます。
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【写真】
《2023(令和5)年4月5日撮影》

おさかなセンター停留所は道の駅日立おさかなセンターに併設されたバスターミナルに発着します。

同停留所乗り場前にある大甕駅におけるJR常磐線接続案内と時刻表です。

ひたちBRTの車両です。

旧日立電鉄交通サービス塗装の車両も使用されています。


南部図書館〜河原子(BRT)間には日立電鉄線跡を利用したBRT専用道路が整備されました。








写真右は河原子(BRT)停留所付近の専用道路終端部。今後、旧鮎川駅を経由し、日立駅への延伸が計画されています。
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日立市 ひたちBRT(茨城交通時代)
道の駅 日立おさかなセンター
【乗車券等】
《茨城交通版・でんてつhi-card(令和5年4月5日収集)》


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【写真】
《2023(令和5)年4月5日撮影》




















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道の駅 日立おさかなセンター
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2023年04月16日
日立電鉄交通サービス ひたちBRT
【記念券】
《ひたちBRT運行開始記念でんてつhi-card(2013年3月)》

ひたちBRTの運行開始を記念して発売されたICカード・でんてつhi-cardの表面と裏面です。
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道の駅 日立おさかなセンター
《ひたちBRT運行開始記念でんてつhi-card(2013年3月)》


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道の駅 日立おさかなセンター
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2021年07月27日
京成バス 新都心・幕張線
京成バス新都心・幕張線(幕張本郷駅〜海浜幕張駅〜ZOZOマリンスタジアム他)には1998年よりボルボ製の初代・連節バスが導入されました。その初代が排ガス規制で置き換えの必要があるため、2010年(平成22年)2月19日からは安全・円滑化等総合対策事業および地域公共交通活性化・再生総合事業を活用してベンツ製・新型連節バス(愛称・シーガル幕張)を導入。更に2021年(令和3年)3月30日からは3代目となる日野ブルーリボンハイブリッド連節バスを導入しました。
茨城県石岡市、小美玉市における旧鹿島鉄道廃線敷を活用した専用道型のBRTではなく、優先レーン、PTPS(公共交通優先システム)、連節バスを使用したBRTです。なお、同線には一般型のバスも運用されています。
【乗車券】
《免許センター往復割引乗車券(平成22年4月29日収集)》
新都心幕張線では幕張本郷駅および海浜幕張駅から免許センター停留所までの往復割引乗車券が設定されています。幕張本郷駅では南口バスターミナル前(階段前)の乗車券発売所(自動券売機)で、海浜幕張駅では北口バスターミナル前にあるaune(あうね)幕張1階の京成バス案内センター内自動券売機で発売(※発売時間は後述の写真の項目に掲載)。但し、幕張本郷駅では免許センター非営業日の発売は行われていないそうです。また、バス車内でも往復割引乗車券の販売は行われていません。
写真は海浜幕張駅側で購入したもの。無地紋A型の同じ乗車券が2枚発券されます。
《ジョイントパス(平成25年6月24日収集)》
幕張本郷駅〜海浜幕張駅の新都心・幕張線、コロンブスシティ線、幕張本郷駅〜幕張本郷駅の幕張学園線で有効の通勤特別定期乗車券です。1・3・6ヶ月用があり、新都心・幕張線沿線ではJR・京成幕張本郷駅バス定期券発売所、海浜幕張駅案内センターで取り扱っています。
写真は1ヶ月用です。私は3,000円分くらいしか乗車していません。
《新型連節バス運行開始記念往復乗車券(平成22年2月19日発売)》
B5サイズの記念乗車券(500円)。幕張本郷駅定期券発売所(平日のみ営業)と海浜幕張駅京成バス案内センター窓口(毎日営業)で発売。
幕張本郷駅~マリンスタジアム間の往復乗車券で構成されており、京成バスホームページによれば300枚限定発売との事ですが、私が平成22年4月29日に購入したものの券番は既に300番台に突入しています。増刷されたのでしょうか?
《京成バスマリーンズチケット2013》
新都心・幕張線の往復乗車券と平日のナイター内野自由席引換券をセットにした商品で小人1,200円・中学生1,400円・大人2,500円。JR・京成幕張本郷駅バス定期券発売所(平日のみ15時から営業)とJR津田沼駅バス定期券発売所(毎日営業。但し平日は15時から・土休日は13時まで営業)で発売しています。往復乗車券には特に発行箇所の印刷・押印・表示などはありませんので、どちらで購入しても同じもののようです(私は津田沼で購入)。
往復乗車券部分については記念券様式で年度毎に発行されているようです。ナイター内野自由席引換券については千葉ロッテマリーンズが機械発券したものです(そちらは偽造防止のため掲載致しません)。


《10周年記念全線パス(平成25年10月1〜27日発売)》
京成バス10周年を記念して、一般路線バス(高速バス、座席定員制バス、コミュニティバスを除く)全線が10月の連続する任意の土日祝日に有効の記念乗車券。営業所、定期券発売所等で発売。2,000枚限定で大人1,000円、小児500円。なお、特に小児専用券は無く、私が購入した海浜幕張定期券発売所で尋ねたところ『小児用は手書きで修正して使用』との事で、きれいな状態で保存したいため大人用を購入しました。
表面に使用されている写真の中央にはシーガル幕張。その下部の銀色の部分を削って使用します。
《幕張BRT3代目連節バス運行記念乗車券(令和3年7月1日発売開始)》
一見、台紙にA型硬券がセットになっている様に見えますが、それはデザインで1枚のシート状になっています。実際に乗車券として使用する場合を想定して、シートを8分割出来るようなミシン目が入っています。1セット1,500円。
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【連節バスチョロQ(カモメタイプ)(平成17年10月発売)】

当時使用されていた連節バスのチョロQで千葉ロッテマリーンズタイプとカモメタイプの2種類発売されました。写真はカモメタイプの箱の表と裏。

発売から7年たった平成24年でもカモメタイプについては海浜幕張駅北口バスターミナル前の京成バス案内センターで購入できました。税込1,300円。
運転席や後ろの『全長18m 追越し注意』の表記が再現されています。
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【新型連節バスチラシ】

京成バス発行のA4サイズのチラシ。新型車両に導入された新サービスに関して記載されています。
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【京成バス10周年記念スタンプラリー(平成25年10月1〜31日)】

京成バス10周年を記念して営業所、定期券発売所窓口等に設置されたスタンプを押すスタンプラリー。5箇所集めると『オリジナルメモ帳』、10箇所集めると方向幕デザインの『オリジナルスポーツタオル』が貰えるという内容。
新都心・幕張線関連のスタンプ設置箇所は『海浜幕張定期券発売所』(写真左)と『新都心営業所』(写真右)。新都心営業所のデザインはシーガル幕張です。
写真左は『オリジナルメモ帳』。
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【写真】

海浜幕張駅バス停1番のりばのポールおよび乗降方法に関する案内。
新型連節バスでは2名同時乗車可能な幅広の出入口が採用されており、乗降時間の短縮が図れます。

写真左は幕張本郷駅0番のりばのポール。平日朝の急行便運行時やイベント開催時に使用されているようです。
通常は1番のりばが使用されています(写真右上と右下)。
休日でも総武本線、京成千葉線方面から海浜幕張方面への利用者が多数います。

シーガル幕張の特徴。連節バスによる大量輸送の実現(写真左はその車内)。
バスロケーションシステムを採用しており、位置情報の収集により車内モニタと主要バス停に到着予定時刻を表示。更に車内モニタには新都心・幕張線からJR総武線、京成千葉線、JR京葉線・武蔵野線への乗り換え案内が表示され、臨時列車を除く接続列車の時刻・行先が分かります。面白い点は同じグループの京成電鉄だけでなくJR東日本の路線についても表示されている点です。
基幹バスや専用道型BRTとは違い、優先レーン(7時~20時)が採用されていますが、特に舗装が色分けされていません。写真は幕張西二丁目バス停付近のもの。
なお、千葉市発行の『千葉市幕張新都心地域都市交通戦略(平成21年3月)』によると将来的には
工事等にあわせたバス優先レーンの明確化
が計画されています。

幕張本郷駅バスロータリーにて撮影。シーガル幕張は基本の塗装はエメラルドグリーン。更に窓上部のラインの色に複数(レッド、オレンジ、グレー、ブルー、グリーン)の種類があります。
新都心・幕張線に使用される一般型のバス。

海浜幕張駅バス停1番のりばに停車中の新都心・幕張線。
マリンスタジアムバス停(後のQVCマリンフィールドバス停、現:ZOZOマリンスタジアムバス停)に入る新都心・幕張線幕張本郷駅行。

写真左は幕張本郷駅の乗車券発売所。免許センター非営業日でシャッターが降りています。
写真右は海浜幕張駅バス停1番のりば前の案内センターに関する案内看板。営業日は休日も同じとの事。
※2010年05月06日掲載(本文、往復割引乗車券、2代目記乗、チラシ、写真)
※2013年02月14日更新(チョロQ)
※2013年06月18日更新(本文修正、マリーンズチケット2013)
※2013年07月28日更新(ジョイントパス)
※2013年11月05日更新(10周年記念全線パス・スタンプ・メモ帳)
※2021年07月27日更新(本文加筆修正、3代目記乗)
茨城県石岡市、小美玉市における旧鹿島鉄道廃線敷を活用した専用道型のBRTではなく、優先レーン、PTPS(公共交通優先システム)、連節バスを使用したBRTです。なお、同線には一般型のバスも運用されています。
【乗車券】
《免許センター往復割引乗車券(平成22年4月29日収集)》

写真は海浜幕張駅側で購入したもの。無地紋A型の同じ乗車券が2枚発券されます。
《ジョイントパス(平成25年6月24日収集)》

写真は1ヶ月用です。私は3,000円分くらいしか乗車していません。
《新型連節バス運行開始記念往復乗車券(平成22年2月19日発売)》
幕張本郷駅~マリンスタジアム間の往復乗車券で構成されており、京成バスホームページによれば300枚限定発売との事ですが、私が平成22年4月29日に購入したものの券番は既に300番台に突入しています。増刷されたのでしょうか?
《京成バスマリーンズチケット2013》

往復乗車券部分については記念券様式で年度毎に発行されているようです。ナイター内野自由席引換券については千葉ロッテマリーンズが機械発券したものです(そちらは偽造防止のため掲載致しません)。


《10周年記念全線パス(平成25年10月1〜27日発売)》

表面に使用されている写真の中央にはシーガル幕張。その下部の銀色の部分を削って使用します。
《幕張BRT3代目連節バス運行記念乗車券(令和3年7月1日発売開始)》

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【連節バスチョロQ(カモメタイプ)(平成17年10月発売)】





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【新型連節バスチラシ】

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【京成バス10周年記念スタンプラリー(平成25年10月1〜31日)】


新都心・幕張線関連のスタンプ設置箇所は『海浜幕張定期券発売所』(写真左)と『新都心営業所』(写真右)。新都心営業所のデザインはシーガル幕張です。

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【写真】
新型連節バスでは2名同時乗車可能な幅広の出入口が採用されており、乗降時間の短縮が図れます。
休日でも総武本線、京成千葉線方面から海浜幕張方面への利用者が多数います。
バスロケーションシステムを採用しており、位置情報の収集により車内モニタと主要バス停に到着予定時刻を表示。更に車内モニタには新都心・幕張線からJR総武線、京成千葉線、JR京葉線・武蔵野線への乗り換え案内が表示され、臨時列車を除く接続列車の時刻・行先が分かります。面白い点は同じグループの京成電鉄だけでなくJR東日本の路線についても表示されている点です。
なお、千葉市発行の『千葉市幕張新都心地域都市交通戦略(平成21年3月)』によると将来的には
工事等にあわせたバス優先レーンの明確化
が計画されています。
写真右は海浜幕張駅バス停1番のりば前の案内センターに関する案内看板。営業日は休日も同じとの事。
※2010年05月06日掲載(本文、往復割引乗車券、2代目記乗、チラシ、写真)
※2013年02月14日更新(チョロQ)
※2013年06月18日更新(本文修正、マリーンズチケット2013)
※2013年07月28日更新(ジョイントパス)
※2013年11月05日更新(10周年記念全線パス・スタンプ・メモ帳)
※2021年07月27日更新(本文加筆修正、3代目記乗)
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2013年06月23日
神奈川中央交通 町13系統(ツインライナー)
平成24年5月28日より町13系統(町田バスセンター〜山崎団地センター線の急行便:町田バスセンター〜山崎団地センター間)の一部の便で連節バス『ツインライナー』の運行が開始されました。急行運転されるため途中の境川団地、木曽入口、山崎団地入口停留所以外は通過となります。東京都内初の連節バス定期運行です。
当初は平日のみの運行でしたが、平成25年3月16日から土曜・休日の運行も開始されました。他のツインライナー運行路線では湘25系統が休日運休。厚67系統・厚105系統が土曜・休日運休となっていますので、通勤・通学ではなく趣味目的で乗車するには一番乗りやすい路線です。
神奈川中央交通のツインライナー導入エリア(藤沢市、厚木市、町田市)が増える中で、これらの導入エリアに囲まれるように相模原市がありますが、同市は政令指定都市化前から軌道系交通機関(当初は新交通システムという表現。後にモノレールを想定)の導入を検討。後に専用走行路を使用した本格的なBRTの導入計画に方針転換しました。小田急電鉄小田原線、JR東日本横浜線、相模線が外縁部にあるため、その中央を通るような導入区間(相模大野〜原当麻間)や道路の拡張などの具体的な構想を市が作りましたが、市民への情報開示の手順が悪かったのか、多数の市民に反対され、一時期計画がストップしていました。
その間に周辺3市がツインライナーを先に導入。都市部における専用走行路を使用する本格的なBRT導入に向けた動きについては新潟市が先行しています(ツインライナーを使用した実証実験済。運行事業者は新潟交通に決定。但し、こちらも相模原市と同じく市民の反対意見あり。専用走行路はBRTの当初開業時から遅れて導入されるようです)。どんどん他都市に先を越されている悲惨な状況ですが、(専用走行路ができるかは別として)いずれは相模原市にもツインライナーが導入されるでしょう。
相模原市内には小田急多摩線の延伸構想(唐木田〜相模原〜上溝)がありますが、交通結節点が分散しすぎない様、BRTの導入区間も原当麻ではなく上溝にしたり、全区間ではなく一部区間のみ専用走行路にして、その他の区間にはPTPSを活用することで、複数の系統(一般道を走行して上溝、原当麻など複数の行先)を設定する事もできると思います。
町田市も相模原市と同じく鉄道が外縁部を通り、中央に軌道系交通機関がないという問題点がありましたので、大量輸送可能で、できるだけ軌道系交通機関に近い存在感があるツインライナー導入はベストな選択だったと思います。しかし、平成25年2月に町田市や町田商工会議所などが多摩都市モノレール町田方面延伸協議会を設立。町田市の多摩都市モノレール延伸構想ではルート(多摩センター〜山崎団地〜町田)がツインライナー運行区間と重複しています。ツインライナーはモノレール開通までの暫定的な使用になるのではないかと思います。
【パンフレット等】
《Twin Liner 都内初(平成24年5月28日)》
町田バスセンター〜山崎団地センター線のツインライナー運行開始をPRしたチラシです。裏面に後述の町田バスセンター内の乗り場変更(一部)のお知らせが印刷されています。
《町田バスセンター内の乗り場変更(一部)のお知らせ(平成24年5月28日)》
先述のツインライナー運行開始PRチラシとは別に、このお知らせが単独で片面印刷されたものも配布されていました。町田バスセンターの島型になっている停留所部分に大きな車体のツインライナーを上手く停車出来る様に変更されています。
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【写真(平成25年4月13日撮影)】
《町田バスセンター》

ツインライナーの乗り場案内と土休日運行開始のお知らせ。
《山崎団地センター》


《車内》
車内前方のディスプレーに表示された都内初ツインライナーの情報。
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《平成20年に新潟市が実施した高機能バス実証実験で運行されたツインライナー等》
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当初は平日のみの運行でしたが、平成25年3月16日から土曜・休日の運行も開始されました。他のツインライナー運行路線では湘25系統が休日運休。厚67系統・厚105系統が土曜・休日運休となっていますので、通勤・通学ではなく趣味目的で乗車するには一番乗りやすい路線です。
神奈川中央交通のツインライナー導入エリア(藤沢市、厚木市、町田市)が増える中で、これらの導入エリアに囲まれるように相模原市がありますが、同市は政令指定都市化前から軌道系交通機関(当初は新交通システムという表現。後にモノレールを想定)の導入を検討。後に専用走行路を使用した本格的なBRTの導入計画に方針転換しました。小田急電鉄小田原線、JR東日本横浜線、相模線が外縁部にあるため、その中央を通るような導入区間(相模大野〜原当麻間)や道路の拡張などの具体的な構想を市が作りましたが、市民への情報開示の手順が悪かったのか、多数の市民に反対され、一時期計画がストップしていました。
その間に周辺3市がツインライナーを先に導入。都市部における専用走行路を使用する本格的なBRT導入に向けた動きについては新潟市が先行しています(ツインライナーを使用した実証実験済。運行事業者は新潟交通に決定。但し、こちらも相模原市と同じく市民の反対意見あり。専用走行路はBRTの当初開業時から遅れて導入されるようです)。どんどん他都市に先を越されている悲惨な状況ですが、(専用走行路ができるかは別として)いずれは相模原市にもツインライナーが導入されるでしょう。
相模原市内には小田急多摩線の延伸構想(唐木田〜相模原〜上溝)がありますが、交通結節点が分散しすぎない様、BRTの導入区間も原当麻ではなく上溝にしたり、全区間ではなく一部区間のみ専用走行路にして、その他の区間にはPTPSを活用することで、複数の系統(一般道を走行して上溝、原当麻など複数の行先)を設定する事もできると思います。
町田市も相模原市と同じく鉄道が外縁部を通り、中央に軌道系交通機関がないという問題点がありましたので、大量輸送可能で、できるだけ軌道系交通機関に近い存在感があるツインライナー導入はベストな選択だったと思います。しかし、平成25年2月に町田市や町田商工会議所などが多摩都市モノレール町田方面延伸協議会を設立。町田市の多摩都市モノレール延伸構想ではルート(多摩センター〜山崎団地〜町田)がツインライナー運行区間と重複しています。ツインライナーはモノレール開通までの暫定的な使用になるのではないかと思います。
【パンフレット等】
《Twin Liner 都内初(平成24年5月28日)》

《町田バスセンター内の乗り場変更(一部)のお知らせ(平成24年5月28日)》

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【写真(平成25年4月13日撮影)】
《町田バスセンター》


《山崎団地センター》


《車内》

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2013年06月05日
神奈川中央交通 厚105系統(ツインライナー)
平成20年2月4日に厚105系統(本厚木駅〜厚木アクスト線:厚木バスセンター〜厚木アクスト間)で連節バス『ツインライナー』の運行が開始されました。ツインライナーにより運行される便(平成25年3月改正のダイヤ)は厚木アクスト行きが朝の急行便のみ。厚木バスセンター行きが朝の各停便、夜の急行便です。なお、土曜・休日のツインライナーによる運行はありません。
平成23年10月3日からは厚67系統(厚木バスセンター〜神奈川工科大学間)の急行便の一部もツインライナーにより運行される様になりました。この系統も土曜・休日のツインライナーによる運行はありません。
【写真(平成25年5月23日撮影)】
厚木アクスト停留所で撮影した急行厚木バスセンター行き。20時前の便です。厚木アクストとその周辺に勤務される方で座席は埋まり、立っている方も多数おりました。
なお、本厚木駅から厚木アクスト方面のバスは夜間にほとんど運行されないため、本厚木駅南口停留所から平塚駅北口行(平53・平54系統)または田村車庫行(厚55系統)を利用し、リバーサイド前停留所で下車。そこから徒歩10分弱で厚木アクストに行けます。

写真左はツインライナー側面の表示。厚木バスセンター行きの急行便は途中、本厚木駅東口停留所にだけ停車します。大半の方がこちらで下車しました。
写真右は厚木バスセンター〜本厚木駅東口間で撮影した回送(私が乗車してきた厚木バスセンター行きの折返し)。厚木アクストまで回送され、再び厚木バスセンター行き急行便として使用されるようです。
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平成23年10月3日からは厚67系統(厚木バスセンター〜神奈川工科大学間)の急行便の一部もツインライナーにより運行される様になりました。この系統も土曜・休日のツインライナーによる運行はありません。
【写真(平成25年5月23日撮影)】

なお、本厚木駅から厚木アクスト方面のバスは夜間にほとんど運行されないため、本厚木駅南口停留所から平塚駅北口行(平53・平54系統)または田村車庫行(厚55系統)を利用し、リバーサイド前停留所で下車。そこから徒歩10分弱で厚木アクストに行けます。


写真右は厚木バスセンター〜本厚木駅東口間で撮影した回送(私が乗車してきた厚木バスセンター行きの折返し)。厚木アクストまで回送され、再び厚木バスセンター行き急行便として使用されるようです。
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2013年06月04日
神奈川中央交通 湘25系統(ツインライナー)、ふ01・ふ02・ふ03系統(ふじみ号)
湘25系統(湘南台駅西口〜慶応大学)は連節バス『ツインライナー』により運行。同系統は幹線バスという位置づけで、慶応大学を起終点とし宮原、獺郷(おそごう)、打戻地区を循環する支線バス『ふじみ号』(御所見南部循環線)に接続しています。ふじみ号は小型ノンステップバスにより運行されています。
なお、湘25系統で使用されているツインライナーは平成20年に新潟市に貸し出され、高機能バス実証実験に使用されました(下記リンク記事『新潟交通 にいがた基幹バスりゅーとリンク』に新潟市発行のツインライナー図柄のクリアファイルを掲載しております)。新潟市では将来的に連節バスと道路中央部への専用走行路設置によるBRTの運行を計画しています。
【写真】
《慶応大学停留所(平成25年5月25日撮影)》

写真左は平成17年3月14日からのツインライナー及びふじみ号の運行開始に関する掲示物。
写真右上・右下は湘25系統のツインライナーです。


支線バス『ふじみ号』です。長さはツインライナーの約18mに対して、ふじみ号は約7mです。
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なお、湘25系統で使用されているツインライナーは平成20年に新潟市に貸し出され、高機能バス実証実験に使用されました(下記リンク記事『新潟交通 にいがた基幹バスりゅーとリンク』に新潟市発行のツインライナー図柄のクリアファイルを掲載しております)。新潟市では将来的に連節バスと道路中央部への専用走行路設置によるBRTの運行を計画しています。
【写真】
《慶応大学停留所(平成25年5月25日撮影)》


写真右上・右下は湘25系統のツインライナーです。



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2010年06月09日
新潟交通 にいがた基幹バスりゅーとリンク
新潟交通の『にいがた基幹バスりゅーとリンク』は、新潟市のオムニバスタウン(バスを活用し快適なまちづくりを行う施策)の指定により運行が開始されたバスで、新潟市の別名『柳都』に因んだ愛称です。名古屋市に次いで国内2番目の基幹バスとなりますが、名古屋市のそれが、専用レーン導入、中心部~郊外間の路線設定であるのに対し、新潟市ではバス専用レーン未導入、市中心部完結の循環型路線を中心の路線設定となっています。
路線は、
・古町・市役所・県庁経由路線(中央循環線の全6系統のうち5系統)
・弁天線経由路線(新潟駅南口~新潟市民病院線の全3系統)
の2路線があります。
基幹バスに対しては運行費用補助はありませんが、オムニバスタウン整備総合対策事業として、国と新潟市がりゅーとリンク専用カラーリング車10台を含む22台のノンステップバス導入費用、都市交通システム整備事業としてバス停上屋の整備費用を補助しています。また、基幹バス以外の路線バスも対象に公共車両優先システムやバスロケーションシステムの拡充を進めています。
基幹バスは、古町・市役所・県庁経由路線(8系統を除く)が新潟駅前~万代シティ~市役所前間で、弁天線経由路線(531系統:新潟駅南口~市民病院~大野仲町)が信濃川大橋西詰~大野仲町間で新潟交通電車線代替バス(大野線、木場線、白根線、味方線)と経路が重複していますが、電車線代替バスは基幹バスに組み込まれていません。
新潟交通電車線沿線の大半が合併により新潟市南区(合併前の白根市、味方村、月潟村周辺)となりましたが、合併前の電車線新潟市内では、電車線軌道区間(白山前~東関屋間)沿線の様に電車線を騒音等の理由で撤去を求める声があり、実際に同区間は先行して廃止されてしまいました。一方で、合併後の住民アンケートからは、南区の公共交通が非常に不便になったとの声が寄せられていました。新潟市のエリアが拡大したことにより同市は、郊外の公共交通改善についても真剣に取り組まなければならなくなりました。
オムニバスタウン計画のひとつに快速バス設定による速達化があり、電車線代替バスや他の路線バスの一部の便で既に導入されていますが、更に改善を目指すのであれば、市の中心部など渋滞発生の多い箇所だけでも名古屋市内の基幹バスの様なバス専用レーンを設ける事で、軌道系交通機関に近い路線の存在感と定時性が向上し、中心部における系統の分かりにくさも改善され、住民に対し安心感を与えるには最適だと思います。現在のりゅーとリンクでは、専用カラーリング車両以外の運用もありますが(後述のノンステップバス写真を参照)、統一感が無い点は、利用を躊躇するマイナス要因になると思います。車両、案内、停留所、レーンにおける統一感が利用促進に必要だと思います。
【新潟駅~古町ワンコインバス社会実験】
平成22年4月24日~平成22年7月19日の土日祝日に、りゅーとリンクの新潟駅前~古町間が大人100円、こども50円(現金のみ)で利用できる社会実験を行っています。なお、新潟駅前~万代シティバスセンター前間の通常運賃が既にワンコイン(大人100円、こども50円)となっていますので、万代シティバスセンター前~古町間がワンコイン対象の区間に追加されていることになります。
《社会実験 新潟駅⇔古町間 ワンコインバス整理券(本町停留所配布分)》
写真は本町停留所で新潟交通職員の方が配布していたワンコインバス整理券です。券面にはナンバーが印刷されています。社会実験でワンコイン対象に追加された礎町、本町、古町の各停留所で配布されていたようですが停留所毎に用紙の色が変えられていたようです。
《チラシ》
社会実験のチラシ。A4サイズです。
《写真(平成22年5月2日撮影)》

写真左は新潟駅前停留所の行列。100円で乗車できるため、社会実験実施区間は混雑していました。
写真右はりゅーとリンク専用カラーリングバスの側面。車体でPR。

新潟駅前停留所のPR看板。看板でもPR。

写真左は本町停留所(新潟駅前方面乗り場)。
写真右上・右下は万代シティバスセンター前停留所。

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【りゅーとリンク関連グッズ・パンフレット等】
《ペーパークラフト、クリアファイル(新潟市)》

写真左は、りゅーとリンクぺーぱークラフト。
写真右は、『オムニバスタウンにいがた』クリアファイル。りゅーとリンクと平成20年に高機能バス実証実験に使用された神奈川中央交通の連節バス『ツインライナー』のデザイン。
《りゅーとリンクチラシ(新潟交通・新潟市)》


《新潟市オムニバスタウン計画概要版(H20.10改訂、新潟市)》

新潟市都市政策部都市交通政策課発行のパンフレット。オムニバスタウン計画の概要について記されています。
写真は、りゅーとリンクに関して記載した頁。
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【写真】
《中央循環線 7A系統・8A系統(新潟交通標準塗装車以外は平成22年5月2日撮影)》
写真左は、新潟駅前停留所で撮影したりゅーとリンクに使用中の新潟交通標準塗装ノンステップバス(平成21年8月15日撮影)。オムニバスタウン整備総合対策事業で導入された車両で『オムニバスタウンにいがた』のロゴ入りです。但し、りゅーとリンクである事が方向幕の表示でしか分かりません。

こちらは新潟駅南口で撮影したのりゅーとリンク専用カラーリング車両。
《新潟駅前~県庁~市民病院線 10系統(平成22年5月2日撮影)》

写真左は上山学校前停留所、写真右は女池インター前停留所付近でりゅーとリンク車内より撮影。市の中心部ではワンコインバス社会実験対象がりゅーとリンクだけであるために乗客が集中して10分程度の遅延。一方で新潟バイパス女池インターチェンジ付近では高速道路1000円政策の影響(で間違いないと思う)でインターに進入しきれないマイカーで大渋滞。インター付近を経由する10系統は20分程度の遅延でした。特に新潟市民病院に向かう道路で、休日とはいえ生活に必要な道路にここまで影響を及ぼす高速道路政策は如何なものかと思います。

写真左・右上・右下とも新潟市民病院停留所で撮影。
折り返し時間に余裕があったため、新潟駅前行きは定刻通りに発車。女池インターチェンジ付近の道路も新潟駅前方面は特に渋滞していませんでした。
《新潟駅前停留所の看板(平成21年8月15日撮影)》

写真左は、新潟交通新潟駅前案内所横のりゅーとリンク案内看板。停留所前の案内板(写真右上)よりも大きいのですが、『りゅーとリンクの案内が分かりにくい』という住民からの意見に対する改善策として設置されたもののようです。
《バス優先レーン(平成22年5月2日撮影)》

先述の通り、名古屋市の基幹バスの様なバス専用レーンはありませんが、市の中心部にはバス優先レーンがあります。カラー舗装で分かりやすいです。但し、先述の女池インターチェンジ付近など未設置の区間が多く、マイカーの通行量が多すぎるとバス優先レーンにも悪影響を及ぼすと思います。
写真は万代シティバスセンター前停留所付近のバス優先レーン。
こちらは市役所前停留所付近のバス優先レーン。
※平成21年9月6日掲載(本文、グッズ、パンフ、H21写真)
※平成22年6月9日更新(ワンコインバス社会実験、H22写真・乗車記)
【関連記事】
《新潟交通電車線とその代替バス》
新潟交通 電車線
新潟交通 味方線
《その他の新潟交通の路線バス》
新潟交通 新潟市観光循環バス
《神奈川中央交通の連節バス・ツインライナー》
神奈川中央交通 湘25系統(ツインライナー)、ふ01・ふ02・ふ03系統(ふじみ号)
神奈川中央交通 厚105系統(ツインライナー)
神奈川中央交通 町13系統(ツインライナー)
《名古屋市内の基幹バス》
名古屋市交通局 基幹バス東郊線
名古屋市交通局 基幹バス新出来町線
名鉄バス 基幹バス本地ヶ原線
路線は、
・古町・市役所・県庁経由路線(中央循環線の全6系統のうち5系統)
・弁天線経由路線(新潟駅南口~新潟市民病院線の全3系統)
の2路線があります。
基幹バスに対しては運行費用補助はありませんが、オムニバスタウン整備総合対策事業として、国と新潟市がりゅーとリンク専用カラーリング車10台を含む22台のノンステップバス導入費用、都市交通システム整備事業としてバス停上屋の整備費用を補助しています。また、基幹バス以外の路線バスも対象に公共車両優先システムやバスロケーションシステムの拡充を進めています。
基幹バスは、古町・市役所・県庁経由路線(8系統を除く)が新潟駅前~万代シティ~市役所前間で、弁天線経由路線(531系統:新潟駅南口~市民病院~大野仲町)が信濃川大橋西詰~大野仲町間で新潟交通電車線代替バス(大野線、木場線、白根線、味方線)と経路が重複していますが、電車線代替バスは基幹バスに組み込まれていません。
新潟交通電車線沿線の大半が合併により新潟市南区(合併前の白根市、味方村、月潟村周辺)となりましたが、合併前の電車線新潟市内では、電車線軌道区間(白山前~東関屋間)沿線の様に電車線を騒音等の理由で撤去を求める声があり、実際に同区間は先行して廃止されてしまいました。一方で、合併後の住民アンケートからは、南区の公共交通が非常に不便になったとの声が寄せられていました。新潟市のエリアが拡大したことにより同市は、郊外の公共交通改善についても真剣に取り組まなければならなくなりました。
オムニバスタウン計画のひとつに快速バス設定による速達化があり、電車線代替バスや他の路線バスの一部の便で既に導入されていますが、更に改善を目指すのであれば、市の中心部など渋滞発生の多い箇所だけでも名古屋市内の基幹バスの様なバス専用レーンを設ける事で、軌道系交通機関に近い路線の存在感と定時性が向上し、中心部における系統の分かりにくさも改善され、住民に対し安心感を与えるには最適だと思います。現在のりゅーとリンクでは、専用カラーリング車両以外の運用もありますが(後述のノンステップバス写真を参照)、統一感が無い点は、利用を躊躇するマイナス要因になると思います。車両、案内、停留所、レーンにおける統一感が利用促進に必要だと思います。
【新潟駅~古町ワンコインバス社会実験】
平成22年4月24日~平成22年7月19日の土日祝日に、りゅーとリンクの新潟駅前~古町間が大人100円、こども50円(現金のみ)で利用できる社会実験を行っています。なお、新潟駅前~万代シティバスセンター前間の通常運賃が既にワンコイン(大人100円、こども50円)となっていますので、万代シティバスセンター前~古町間がワンコイン対象の区間に追加されていることになります。
《社会実験 新潟駅⇔古町間 ワンコインバス整理券(本町停留所配布分)》

《チラシ》

《写真(平成22年5月2日撮影)》
写真右はりゅーとリンク専用カラーリングバスの側面。車体でPR。
写真右上・右下は万代シティバスセンター前停留所。
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【りゅーとリンク関連グッズ・パンフレット等】
《ペーパークラフト、クリアファイル(新潟市)》
写真右は、『オムニバスタウンにいがた』クリアファイル。りゅーとリンクと平成20年に高機能バス実証実験に使用された神奈川中央交通の連節バス『ツインライナー』のデザイン。
《りゅーとリンクチラシ(新潟交通・新潟市)》
《新潟市オムニバスタウン計画概要版(H20.10改訂、新潟市)》
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【写真】
《中央循環線 7A系統・8A系統(新潟交通標準塗装車以外は平成22年5月2日撮影)》

《新潟駅前~県庁~市民病院線 10系統(平成22年5月2日撮影)》
《新潟駅前停留所の看板(平成21年8月15日撮影)》


《バス優先レーン(平成22年5月2日撮影)》
写真は万代シティバスセンター前停留所付近のバス優先レーン。
※平成21年9月6日掲載(本文、グッズ、パンフ、H21写真)
※平成22年6月9日更新(ワンコインバス社会実験、H22写真・乗車記)
【関連記事】
《新潟交通電車線とその代替バス》
新潟交通 電車線
新潟交通 味方線
《その他の新潟交通の路線バス》
新潟交通 新潟市観光循環バス
《神奈川中央交通の連節バス・ツインライナー》
神奈川中央交通 湘25系統(ツインライナー)、ふ01・ふ02・ふ03系統(ふじみ号)
神奈川中央交通 厚105系統(ツインライナー)
神奈川中央交通 町13系統(ツインライナー)
《名古屋市内の基幹バス》
名古屋市交通局 基幹バス東郊線
名古屋市交通局 基幹バス新出来町線
名鉄バス 基幹バス本地ヶ原線
madoguchi13ban at 06:08|Permalink│Comments(0)│