バス(2セク←3セク鉄道代替)

2025年04月30日

小湊鉄道、HMC東京 房総里山スカイバス横断ツアー

 小湊鉄道は小湊鉄道線五井〜里見間の鉄道開業100周年記念事業の一環として2025(令和7)年3月20日〜12月7日の特定日(6・9月は非催行)、養老渓谷駅〜大多喜駅間にて『房総里山スカイバス横断ツアー』を実施します。小湊鉄道催行のツアーで、スカイバス便については日の丸リムジングループであるHMC東京が同社の2階建バスにて運行。連絡バス便については小湊鉄道のバスによる運行となります。
 一部の便は上総中野駅にも停車しますので、本数の少ない小湊鉄道線(鉄道)の養老渓谷駅〜同駅間、いすみ鉄道代行バス運行時間帯以外の同駅〜大多喜駅間の移動に便利です。また、一部の便を除き道の駅たけゆらの里おおたきに停車し、長めの停車時間(最大40分)をとっている便がありますので、同駅で買物や食事も楽しめます。
 ツアー名や紙の乗車券に示される『房総〜横断』『房総横断』から、このツアーバスは房総横断鉄道(小湊鉄道線、いすみ鉄道代行バス)を補完する目的で運行されているものと思われます。但し、ツアーバスの乗車には専用の乗車券が必要で、そのうち、モバイルチケット購入者については小湊鉄道線(鉄道)が全線利用可能ですが、それ以外の鉄道・鉄道代行バス利用には別途、鉄道・鉄道代行バスの乗車券が必要となります。

【乗車券】
《養老渓谷駅 房総横断バス乗車券/バス限定(2025(令和7)年4月27日使用)》
小湊鉄道房総横断バス乗車券バス限定 基本的にはQUICK RIDEアプリによる小湊鉄道線の鉄道区間も含んだモバイルチケットでの発売(大人3,000円、小人2,000円)となりますが、スカイバス・連絡バスのみ乗車用の紙券を養老渓谷駅窓口でも取り扱っており、大人・小人同額の2,000円にて発売しています。水色JPR地紋。


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【パンフレット等】
《養老渓谷⇔大多喜 房総里山スカイバス横断ツアー チラシ(2025(令和7)年4月27日収集)》
小湊鉄道房総里山スカイバス横断ツアーチラシ表小湊鉄道房総里山スカイバス横断ツアーチラシ裏 収集日に大多喜町観光本陣、養老渓谷駅、五井駅で配布されていた本ツアーチラシの表面と裏面です。なお、途中停留所のある道の駅たけゆらの里おおたきではこのチラシのカラ―コピー版が配布されていました。







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【写真】
《2025(令和7)年4月27日撮影》
20250427房総里山スカイバス大多喜駅 大多喜駅は大多喜町観光本陣前からの乗車となります。写真は同駅11:30発・養老渓谷駅行。







20250427房総里山スカイバス大多喜駅20250427房総里山スカイバス2階 この日はいすみ鉄道のキハ52 125 号車営業運転終了を記念して大多喜駅構内で『ありがとうキハ52 125 営業運転終了記念イベント』が開催されており、かなり賑っていたのですが、意外にもこのバスの存在に気づいている人は少なかったです。





20250427房総里山スカイバス前面表示







20250427房総里山スカイバス大多喜駅付近20250427房総里山スカイバス大多喜駅付近 大多喜駅発車直後の同駅付近の風景。







20250427房総里山スカイバス大多喜駅付近20250427房総里山スカイバス大多喜駅付近








20250427房総里山スカイバス道の駅たけゆらの里おおたき付近20250427房総里山スカイバス道の駅たけゆらの里おおたき 道の駅たけゆらの里おおたき到着直前と待機時に撮影。道の駅には40分停車。私は道の駅の駅弁を楽しみます。いすみ鉄道大多喜駅と同じくらいの賑わいで、こちらはライダーや家族連れが中心でした。

20250427房総里山スカイバス道の駅→養老渓谷駅間20250427房総里山スカイバス道の駅→養老渓谷駅間 道の駅たけゆらの里おおたき→養老渓谷駅間で撮影。左はいすみ鉄道代行バス(小湊鉄道担当便)とのすれ違い。右はいすみ鉄道の鉄橋。




20250427房総里山スカイバス養老渓谷駅20250427房総里山スカイバス養老渓谷駅 終点・養老渓谷駅に到着。








20250427房総里山スカイバス養老渓谷駅 スカイバス・連絡バスの乗車場所の看板。








20250427房総里山スカイバス五井駅ポスター 小湊鉄道線五井駅に掲出されていたポスターです。













【関連記事】
《関連路線・バス・道の駅、その他日の丸リムジングループのバス》
 小湊鉄道 小湊鉄道線
 いすみ鉄道 列車代行バス
 いすみ鉄道 臨時急行代行バス「ありがとう キハ52 125号」
 道の駅 たけゆらの里おおたき
 一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会 臨海副都心地域内無料巡回バス(東京ベイシャトル)

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2011年07月28日

福島交通 臨時バス

 福島交通では東日本大震災の影響により運休していた東北本線、磐越東線の代替や、現在でも運休している常磐線沿線の相馬市、南相馬市と福島市を結ぶ臨時バスを運行。阿武隈急行線周辺では一般路線バスにおける特別な運賃サービス提供を実施しました。

【臨時バスの運行(高速バス除く)】
・相馬〜福島線(平成23年3月24日〜5月15日)
 ※当初の乗降停留所は福島駅東口、(福島)市役所入口、相馬営業所、(相馬)市役所前。
 ※平成23年3月27日より新地町役場(新地小川)停留所を増設。
 ※新ICカード「NORUCA」は利用できない。
・南相馬・相馬〜福島線(平成23年5月16日より)
 ※南相馬から福島までの公共交通手段が無いため相馬〜福島線の運行経路変更。
  (相馬営業所〜新地町役場(新地小川)を廃止し、始発を南相馬市役所停留所に変更)
 ※原町駅前、鹿島四季彩停留所を新設。
 ※平成23年5月17日より福島市役所入口停留所の時刻を一部変更。
 ※平成23年6月1日に定期券発売開始。
 ※平成23年8月1日に専用回数券発売開始(2枚綴りと10枚綴りの2種類)。

・二本松〜郡山線(平成23年3月24日〜4月4日)
 ※東北本線運休による。
 ※乗降停留所は二本松駅前、郡山駅前の2箇所。

・二本松〜福島線(平成23年3月29日〜4月4日)
 ※東北本線運休による。
 ※2点間で結ぶ緊急路線バスで1往復運行。
 ※通常路線バス『医大経由二本松線』もある。

・新白河〜須賀川線(平成23年3月24日〜4月16日)
 ※東北本線運休による。
 ※乗降停留所は新白河駅、白河駅前、矢吹駅入口、須賀川駅前。
 ※平成23年3月30日より泉崎駅入口、鏡石駅入口停留所を増設し一部時刻を変更。
  (運行本数7往復に変更なし)

・小野〜船引線(平成23年4月6日〜4月12日の平日のみ)
 ※磐越東線運休による。
 ※運行ルートは県道19号線(小野駅〜船引駅間の全ての駅に停車)。
 ※平成23年4月8日に運行時刻変更。

【阿武隈急行沿線の一般路線バス運賃サービス】
運休していた阿武隈急行沿線の下記路線について利用者の負担を軽減するため、運賃の上限額を大人500円(小児250円)とするサービスを実施。対象路線は下記の通り。
・月の輪経由梁川線(平成23年4月8日より)
・月の輪経由保原線(平成23年4月8日より)
・伊達経由保原線(平成23年4月8日より)
・伊達経由掛田線(平成23年4月8日より)
・伊達線(平成23年4月9日より)
 ※先行実施の4路線と一部路線が重なり、新サービス追加の要望を受けて実施。
 ※運行時刻は通常通り。
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【新ICカード NORUCA(ノルカ)】
福島交通ノルカ 福島交通の一般路線バスでは平成22年10月30日からのNORUCA運用開始に伴い、平成23年2月末日をもって紙式の回数券が使用できなくなりました。
 NORUCA(普通)回数券の場合、最安での購入価格が2,000円となり、うち500円がデポジット。利用可能金額はプレミア10%を加えた1,650円分となります。
 デザインについては『青空・清流のブルーをベースに、県花シャクナゲをモチーフにしたデザインが重なり合い、地域のふれあいを表現』(福島交通ホームページより)とのこと。
(先述の運休鉄道路線の代替機能を果たしたバスでもNORUCA対応路線があるため本項に掲載しました。)

【関連記事】
《関連路線》
 JR東日本 磐越東線
 阿武隈急行 阿武隈急行線
 福島交通 飯坂東線

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2011年06月29日

十勝バス 帯広陸別線

 平成18年4月に廃止となった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線代替バスのうち、帯広〜池田〜陸別間は十勝バスの帯広陸別線となりました。元々、足寄周辺に運行していた足寄線を再編するかたちでの開業です。

【乗車券(帯広駅バスターミナルにて平成18年5月4日収集)】
 さて、訪問当時の十勝バス帯広陸別線沿線での乗車券販売所は帯広駅バスターミナル、本別案内所、足寄案内所、陸別案内所となります。そのうち本別案内所と陸別案内所については訪問日に営業していた(電話確認)のですが、これらの案内所では回数券・定期券以外に帯広への往復乗車券しか扱っていないとの事でした。また、足寄案内所は訪問日には営業していなかったようです(電話に出ず)。帯広駅バスターミナルで尋ねてみましたが『今日は休みだと思います』との事で、帯広でのみの収集にしました。

《(B型硬券料金補充式)帯広から高島ゆき 870円》
十勝バス帯広陸別線帯広高島※再編前の足寄線のものをそのまま使用しているようです。
※再編後の新券についての詳細は尋ねていません。




《(B型軟券)バス乗車券 170円》
十勝バス帯広陸別線170円軟券※各線共通の発停留所・発行箇所の入らない金額式の軟券。
 写真は綴りの最上部も付いているもので、そこにナンバー
 (スタンプ)が押されています。







《(軟券・片道乗車券)帯広駅前→高島 (小児)440円》
十勝バス帯広陸別線帯広駅前補充式軟券※着停留所名・料金補充式
※帯広陸別線として最安の区間のものをお願いし、
 発券していただきました。






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【写真(池田駅前停留所にて平成18年5月4日撮影)】
20060504十勝バス帯広陸別線池田駅前前面20060504十勝バス帯広陸別線池田駅前側面 帯広陸別線専用塗装車です。ふるさと銀河線のイメージを承継し『Star Line』のロゴと星のマークが入っています。




※平成18年5月04日掲載(本文、乗車券)
※平成23年6月29日更新(写真)

【関連記事】
《バス転換前》
 JR北海道 池北線
 北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線

《その他の十勝バス各線》
 十勝バス 広尾線
 十勝バス 上士幌線
 十勝バス 糠平線
 十勝バス ノースライナーみくに号
 十勝バス 定期観光バス田中義剛の花畑牧場とワイン城めぐり

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2010年05月30日

能登中央バス 穴水輪島線

 能登中央バス(現・北鉄奥能登バス)穴水輪島線は、のと鉄道七尾線代替バスで、穴水駅前〜輪島駅前間に運行されている各停便です。

【北陸鉄道株式会社バス乗車券(平成17年3月26日収集)】
北陸鉄道乗車券(能登中央バス輪島駅前) 道の駅輪島(ふらっと訪夢)内の能登中央バス窓口で発売されていた最安の乗車券で、黄色いB型より小さい軟券の70円券です。


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【旅行記(平成17年3月26日)】
 のと鉄道能登線の終点・蛸島駅まで乗車。往路と同じく復路も急行さよなら能登路号の指定がとれたので穴水まで乗車。そこから輪島までのと鉄道七尾線代替バスである能登中央バス穴水輪島線で向かい、輪島駅跡の道の駅輪島(ふらっと訪夢)を訪問してみようと突然、計画した。
20050326能登中央バス穴水輪島線穴水駅前20050326能登中央バス穴水輪島線サボ 穴水駅前に停車していた輪島駅前行のバスは、おそらく輪島和倉特急バス用では?乗客10名ほどで発車。





20050326能登中央バス穴水輪島線沿い廃線跡長沢付近20050326能登中央バス穴水輪島線沿い廃線跡三井駅前 穴水輪島線の沿線に所々廃線跡が見えるが、それと同様に道路もアップダウンを繰り返し海が見えないところを走る。途中は人家が非常に少ないが、終点近くになってようやく開けてきた。『駅前』には大型ショッピングセンターがあり、そこそこ賑わっているが、春休み期間中の土曜夕方にしては観光客らしき者が全くいないのが辛いところ。のと鉄道廃止時に登場した輪島市を巡回するコミュニティーバス『のらんけバス』も乗客ゼロ〜数名。駅前は観光地らしくきれいに整備されているにも関わらずである。
20050326能登中央バス穴水輪島線輪島駅前 今度の穴水輪島線穴水駅前行は一般型の新しそうなバス。これに乗ろうと思い、バスの切符売り場で穴水から先の列車接続時刻を尋ねると『どちらまで行かれるのですか?』と私に質問。『金沢まで』と答えると『それは時間もお金も掛かりますよ。金沢ゆきの高速バスが速くて安いです。』と想像もしていなかった言葉。結局、輪島から金沢まで高速バスに乗るのだが、所定の時刻よりも20分早く金沢駅前に到着した。驚いたことに、代替バスと鉄道の組み合わせの約半分の時間である。

※平成17年3月26日掲載(乗車券、旅行記)
※平成22年5月30日更新(写真)

【関連記事】
《関連路線》
 のと鉄道 七尾線
 能登中央バス 輪島和倉特急バス

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2007年08月19日

ミヤコーバス くりはら田園線

 宮城交通の子会社であるミヤコーバスは、既に宮城交通から分社化されていた子会社再編の為、宮交気仙沼バスを社名変更し、宮交栗原バス等の路線も引き継いでいます。
 今年廃止されたくりはら田園鉄道(石越〜細倉マインパーク前間)の栗駒駅には宮交栗原バスの本社もあり、同社は栗駒町周辺の旧宮城交通路線バスやくりはら田園鉄道の活性化を目的とした栗夢号しゃとる(沢辺駅〜くりこま高原駅間。下記リンク記事参照)も運行していました。くりはら田園鉄道と宮交栗原バスの前身が、ともに宮城中央交通だった事から同じ建物に同居していたのですが、くりはら田園鉄道廃止後もミヤコーバス栗駒営業所として引き続き使用されています。なお、旧鉄道駅部分のうち待合所の一部もそのまま使用されていますが、ベンチで仕切られ使用スペースは限られています。また、鉄道事務所部分はきれいに片付けられていました。
 くりはら田園鉄道代替バスである『ミヤコーバス・くりはら田園線』は栗原市の委託により運行されています。開業当初より自治体の委託による運行で、採算的に厳しいと見込まれているのでしょう。

【乗車券】
《バス回数券(区間指定12枚綴)(平成19年8月14日収集)》
ミヤコーバス回数券栗駒くりはら田園線 旧栗駒駅にある栗原営業所で、くりはら田園線に関する切符として扱っているものはセット回数券、定期券以外に12枚綴りのバス回数券を扱っています。栗駒〜栗原田町間相当額の小児用(700円)として作成していただきました。
 尚、同所で扱う他路線に関する切符としては、仙台への往復券、栗駒山への往復券があるそうですが、ミヤコーバスに再編前より発売しているものか、新券かは尋ねていません。くりはら田園鉄道栗駒駅窓口で発売していた半硬券(料金補充。仙台への割引対応)はもう扱っていない、との事です。









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【写真】
《栗駒にて撮影(平成19年8月14日)》
20070814ミヤコーバスくりはら田園線栗駒にて








【関連記事】
《廃線前の鉄道》
 宮城中央交通(鉄道)
 栗原電鉄 栗原電鉄線(第2セクター時代)
 栗原電鉄 栗原電鉄線(第3セクター時代)
 くりはら田園鉄道 くりはら田園鉄道線

《その他の宮城交通グループ各線》
 宮交栗原バス 高原駅沢辺線(栗夢号しゃとる)

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2005年03月26日

能登中央バス 輪島和倉特急バス

 輪島和倉特急バスは、のと鉄道七尾線廃止区間の代替バスで、和倉温泉〜穴水此の木〜輪島駅前間を運行する特急便です。各停便は穴水駅前〜輪島駅前間に運行されている同社の穴水輪島線です。

【輪島和倉特急バス乗車券】
能登中央バス輪島和倉特急バス乗車券 旧輪島駅にある『道の駅輪島(ふらっと訪夢)』内の能登中央バス窓口で発売されている輪島和倉特急の乗車券。緑色のA型と補片の中間くらいのサイズの軟券です。





【関連記事】
《関連路線》
 のと鉄道 七尾線
 能登中央バス 穴水輪島線

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