2013年04月15日
熱海市 湯〜遊〜バス(伊豆東海バス)
熱海市が伊豆東海バス・伊豆箱根鉄道の両社に委託して運行している『湯〜遊〜バス』(熱海ラウンドバス運行事業)は熱海市内の観光地を伊豆山方面・梅園方面に8の字に巡回するバスです。伊豆山方面の一部区間は旧・豆相人車鉄道(鉄道省熱海線→現在のJR東日本東海道本線の開業等により廃止)沿いを走行します。
一日乗車券購入者のみ乗車できるという、利用者を観光客に特化した特殊な路線ですが、運行頻度・利用者が多く、(平成17年の乗車時には)観光地を効率的に廻る手段として欠かせない存在のように感じられました。当時は洋風ボンネットタイプ2台と池田満寿夫デザイン小型バス1台の計3台で運行されており、それぞれに乗車しましたがボンネットタイプは車内が狭く窮屈でした。現在ではこれらのバスは運行されておらず、一般路線バス用の車両にステッカーを貼り付けて対応しているようです。
平成10年3月に熱海市制60周年記念事業としてスタートした湯〜遊〜バスの運行ですが、ボンネットバスの廃止、リーマンショック・東日本大震災による観光客の減少により、ピーク時の5〜6割程度に利用者が減少し赤字が拡大しました。平成25年6月には熱海市から伊豆東海バス・伊豆箱根鉄道に事業継続を要請しましたが、両社からの回答は赤字補填分などの補助が事業継続の条件として提示されたため、熱海市は事業継続を断念。平成26年3月31日の運行をもって廃止となることが決定しました。周辺には一般路線バス(伊豆東海バス熱海駅〜湯河原駅路線など)がありますので、熱海駅での分かりやすい案内、湯〜遊〜バス運行範囲と同程度のエリアをカバーする一般路線バス用の一日乗車券等の商品開発が出来れば、ある程度は湯〜遊〜バスの機能が代替できそうです。一方でその様な対策を行わないと熱海市内の観光客のバス利用が更に減少してしまうかもしれません。
【熱海湯〜遊〜バス一日乗車券(平成17年5月29日収集)】
同バスの乗車券は運行委託先の事業者ごとに図柄(裏面に印刷されているボンネットバスのペーパークラフト)が異なります。表は大小別で、裏は
・伊豆東海担当車の切符はクラシックバス赤色(当時、実際に運行していた車は
クラシックバス赤色と池田満寿夫氏デザインバスの2種類)
となっていました。購入時に日付と社名の入った丸い領収印が押されます。また、券番の前に伊豆東海は『T』のアルファベットが印刷されています。
《伊豆東海バス》

左が小児用表面。右が大人用表面。領収印は赤。
裏面(大小とも同じ)。
======================================
【写真(平成17年5月29日撮影)】
熱海駅停留所にて撮影。
同バスには地元のボランティアのガイドも乗車しており、運良く豆相人車鉄道の話も聞け満足でした。なお、今回乗車した伊豆山方面とは反対方向の梅園方面の咲見町停留所(熱海駅バス停の一つ手前)前にある南明ホテルがかつての豆相人車鉄道熱海駅跡で記念レリーフがあります。
※平成17年6月06日掲載(本文、一日乗車券)
※平成17年7月19日掲載(写真)
※平成25年4月15日更新(本文加筆、一日乗車券画像差替)
【関連記事】
《関連路線》
熱海市 湯〜遊〜バス(伊豆箱根鉄道)
伊豆東海バス 湯〜遊〜バス
東海バス 湯〜遊〜バス
豆相人車鉄道
一日乗車券購入者のみ乗車できるという、利用者を観光客に特化した特殊な路線ですが、運行頻度・利用者が多く、(平成17年の乗車時には)観光地を効率的に廻る手段として欠かせない存在のように感じられました。当時は洋風ボンネットタイプ2台と池田満寿夫デザイン小型バス1台の計3台で運行されており、それぞれに乗車しましたがボンネットタイプは車内が狭く窮屈でした。現在ではこれらのバスは運行されておらず、一般路線バス用の車両にステッカーを貼り付けて対応しているようです。
平成10年3月に熱海市制60周年記念事業としてスタートした湯〜遊〜バスの運行ですが、ボンネットバスの廃止、リーマンショック・東日本大震災による観光客の減少により、ピーク時の5〜6割程度に利用者が減少し赤字が拡大しました。平成25年6月には熱海市から伊豆東海バス・伊豆箱根鉄道に事業継続を要請しましたが、両社からの回答は赤字補填分などの補助が事業継続の条件として提示されたため、熱海市は事業継続を断念。平成26年3月31日の運行をもって廃止となることが決定しました。周辺には一般路線バス(伊豆東海バス熱海駅〜湯河原駅路線など)がありますので、熱海駅での分かりやすい案内、湯〜遊〜バス運行範囲と同程度のエリアをカバーする一般路線バス用の一日乗車券等の商品開発が出来れば、ある程度は湯〜遊〜バスの機能が代替できそうです。一方でその様な対策を行わないと熱海市内の観光客のバス利用が更に減少してしまうかもしれません。
【熱海湯〜遊〜バス一日乗車券(平成17年5月29日収集)】
同バスの乗車券は運行委託先の事業者ごとに図柄(裏面に印刷されているボンネットバスのペーパークラフト)が異なります。表は大小別で、裏は
・伊豆東海担当車の切符はクラシックバス赤色(当時、実際に運行していた車は
クラシックバス赤色と池田満寿夫氏デザインバスの2種類)
となっていました。購入時に日付と社名の入った丸い領収印が押されます。また、券番の前に伊豆東海は『T』のアルファベットが印刷されています。
《伊豆東海バス》

左が小児用表面。右が大人用表面。領収印は赤。
裏面(大小とも同じ)。======================================
【写真(平成17年5月29日撮影)】
同バスには地元のボランティアのガイドも乗車しており、運良く豆相人車鉄道の話も聞け満足でした。なお、今回乗車した伊豆山方面とは反対方向の梅園方面の咲見町停留所(熱海駅バス停の一つ手前)前にある南明ホテルがかつての豆相人車鉄道熱海駅跡で記念レリーフがあります。
※平成17年6月06日掲載(本文、一日乗車券)
※平成17年7月19日掲載(写真)
※平成25年4月15日更新(本文加筆、一日乗車券画像差替)
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熱海市 湯〜遊〜バス(伊豆箱根鉄道)
伊豆東海バス 湯〜遊〜バス
東海バス 湯〜遊〜バス
豆相人車鉄道
