2025年02月18日
仙台市交通局 南北線
【地下鉄一日乗車券】
仙台市交通局には磁気カード式の地下鉄一日乗車券があります。
《地下鉄一日乗車券(平成6~7年頃収集)》

平成6~7年頃に収集したものは、『平成7年1月31日まで1日に限り有効』と記載されていました。
小児用は380円で、図柄は現行とは違う児童が描いた絵。大人用は750円で、図柄は伊達政宗のイラスト。価格が現在よりも若干安いですが、1路線しかない事業者としては高めです。当時は後述の地下鉄日曜・休日一日乗車券がありませんでした。
《地下鉄一日乗車券(平成17年12月3日収集)》

有効期限の表示と料金、小児用の図柄が変わっています。小児は410円で、図柄は児童が描いた絵。大人は820円で、図柄は伊達政宗のイラスト。平成25年6月23日時点で同じものを発売中。同日にある駅で尋ねたところ、発売箇所による図柄の違いはないとの事でした。
《地下鉄一日乗車券・消費税率8%版(平成26年4月)》

消費税率8%後の改定版。デザインは平成17年収集時と同じです。
《地下鉄日曜・休日一日乗車券(平成17年12月3日収集)》

小児用は300円。大人用は600円で、図柄は大小とも家族のイラスト。『購入日から6ヶ月以内にご使用ください』という注意書きがありますが、先述の全日用と同様に発売時点で裏面に感熱印字が入りません。
《地下鉄土・日・休日一日乗車券(平成20年4月1日発売開始)》

先述の日曜・休日一日乗車券が土曜日も利用できるようになったものです。平成25年6月23日時点で同じものを発売中でした。
《地下鉄土・日・休日一日乗車券・消費税率8%版(平成26年4月)》

消費税率8%後の改定版。
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【記念乗車券・期間限定の企画乗車券】
《平成2年全国高校総体記念乗車券(平成2年7月10日)》

仙台市交通局が発行した地下鉄・バスの記念乗車券です。券袋(写真左)、インターハイメモリアルブックマーカー(写真右)、シート状の記念乗車券の構成です。
券袋下部にはこけし等の民芸品店『しまぬき』の広告が印刷されています。

記念乗車券部分外側の表面と裏面です。
内側の『切符』と書かれた部分に仙台市営バス乗車券(100円券×4枚、80円券×1枚)と地下鉄券交換券(160円券×2枚)が仙台市交通局オリジナル地紋入りで両面印刷されています。交換券というスタイルでの記念乗車券は札幌市交通局や福岡市交通局の様な後発の地下鉄事業者に多く見られました。
仙台市交通局では仙台市電廃止時や、それ以降の地下鉄開業前までに発行した仙台市営バスの記念乗車券でも1枚のシート状に印刷した記念乗車券を発行することが多い事業者でした。最近の同局では記念のスキップカードの発行が主流となり、紙製の記念乗車券の発行は見られなくなりました。後述の南北線1000系車両ラストラン等、記念切符ネタになるイベント等が全く無い訳ではないので積極的に商品化して欲しいものです。
《ゴールデンウィークecoきっぷ2007》

ゴールデンウィーク期間中に仙台市交通局の地下鉄・バス(一部路線を除く)と宮城交通(一部路線を除く)が利用できるフリー切符。前年の同時期にも『わくわくecoきっぷ2006』という商品が発売されたので、今後も同様の切符の販売が継続されそうです。
この切符は手帳型になっており、ケースの内側一方がそのままバス1日乗車券に、もう一方が地下鉄1日乗車券ホルダー、その中に地下鉄1日乗車券が入る構成になっています。更に内側にステープラで留められた冊子形態の施設割引案内(施設割引券)が入っており、表紙とは輪ゴム留めになっています(施設割引案内の写真は省略します)。
小児用500円、大人用1000円での販売ですが、バス1日乗車券上部と地下鉄1日乗車券下部にそれぞれ四角囲みで金額らしきものがあります。おそらくバス・地下鉄それぞれの内訳で、小児はバス260円+地下鉄240円、大人はバス520円+地下鉄480円のセット販売なのでしょう。

ケースから独立している磁気カード式の地下鉄一日乗車券。

ケースの内側に印刷されているバス1日乗車券。こちらはスクラッチ式となっています。
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【スキップカード・icsca】
《定禅寺通けやき並木(平成6年)》
平成6~7年頃に収集。当時の標準柄のカードです。
《仙台市地下鉄10周年記念スキップカード(平成9年)》
地下鉄南北線開業10周年を記念したカード。バースデーケーキをイメージしたイラストであまり『鉄道記念モノ』という感じがしません。
《無記名式icsca(2025年(令和7年))》

無記名式icscaの表面と裏面です。最安の発売額は1,000円(利用可能額500円+デポジット500円)です。
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【切符・カード以外の記念品等】
《南北線1000N系地下鉄メジャー(平成22年10月1日発売)》
発売元は仙台市交通局。企画・開発・製造はアパマーケティング株式会社。税込500円で限定3,000個発売。仙台駅定期券発売所等で販売。仙台市交通局の鉄道の日記念グッズ的なものと思われます。メジャー部分が駅名標になっています。
《仙台市地下鉄開業25周年記念ちかてつガイドBOOK(平成24年7月15日発行)》
南北線の開業25周年を記念して発行されたガイドブックで、南北線各駅で配布。無料。仙台市交通局が協力し、河北新報社が隔月で発行している仙台市地下鉄情報誌『ちかてつさんぽ』特別編集。運賃表、所要時間、南北線の沿革、東西線プロジェクトの紹介、各駅の構内図と周辺マップで構成。
《仙台市地下鉄南北線開業25周年記念盤
DVD「杜の爽風!仙台市地下鉄1000N系」(平成24年7月19日発売)》
監修・協力は仙台市交通局。企画・制作・発売元は株式会社ジャバット。税込2,500円で限定1,500枚発売。仙台駅定期券発売所等で販売。南北線開業25周年記念商品です。
ついに記念カードの発売すら無くなり、記念DVDになりました。運転室マルチ展望映像、諸元等が収録されています。ジャケット(写真)の左下にシリアルナンバーが入っています。
《南北線1000N系走る!地下鉄ストラップ(平成24年10月5日発売)》

発売元は仙台市交通局。企画・開発・製造はアパマーケティング株式会社。税込500円で限定2,000個発売。仙台駅定期券発売所等で販売。左はビニールに入った状態。右は中身の車両部分。
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【写真(特記以外は平成25年6月23日撮影)】
《1000系》
平成17年9月28日に富沢駅にて撮影。南北線で使用されている車両は全車両がチョッパ制御車の1000系でした。仙台市では車両の置き換えではなく更新して延命させる方針のようです。この時期には初期の車両が導入されてから既に20年を経過し、VVVFインバータ制御への改造車が登場していました。

1000系の大半が既に1000N系に更新されてました。残る1000系車両についても平成25年6月28日の営業運転をもってラストランとなり、全車両が1000N系化されます。
1000系車両ラストラン5日前に運良く乗車出来たので記録程度に撮影しました。左は車内案内表示装置未設置の車内ドア上部。右は側面の字幕式行先表示器。
平成23年7月10日に仙台駅にて撮影。1000系車両のローレル賞受賞記念プレートです。
《1000N系》

仙台駅にて撮影。行先表示がLED発光に変更されています。
《3000系ポスター》
2025年(令和7年)2月に仙台駅にて撮影。
※2005年12月18日掲載(地下鉄一日乗車券、日曜・休日一日乗車券)
※2007年05月09日更新(ecoきっぷ2007)
※2008年03月18日更新(10周年記念カード)
※2010年02月06日更新(定禅寺通カード、1000前面写真)
※2011年07月14日更新(土・日・休日一日乗車券)
※2013年06月29日更新(高校総体記念、ガイドBOOK、1000側面車内・1000N写真)
※2013年07月01日更新(一日券の発売状況追記、1000N系メジャー・ストラップ・DVD)
※2014年08月14日更新(一日券税率8%、土・日・休日一日乗車券税率8%)
※2025年02月18日更新(icsca、3000系ポスター写真)
【関連記事】
《南北線関連イベント、仙台市交通局各線》
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仙台市交通局には磁気カード式の地下鉄一日乗車券があります。
《地下鉄一日乗車券(平成6~7年頃収集)》

平成6~7年頃に収集したものは、『平成7年1月31日まで1日に限り有効』と記載されていました。小児用は380円で、図柄は現行とは違う児童が描いた絵。大人用は750円で、図柄は伊達政宗のイラスト。価格が現在よりも若干安いですが、1路線しかない事業者としては高めです。当時は後述の地下鉄日曜・休日一日乗車券がありませんでした。
《地下鉄一日乗車券(平成17年12月3日収集)》

有効期限の表示と料金、小児用の図柄が変わっています。小児は410円で、図柄は児童が描いた絵。大人は820円で、図柄は伊達政宗のイラスト。平成25年6月23日時点で同じものを発売中。同日にある駅で尋ねたところ、発売箇所による図柄の違いはないとの事でした。《地下鉄一日乗車券・消費税率8%版(平成26年4月)》

消費税率8%後の改定版。デザインは平成17年収集時と同じです。《地下鉄日曜・休日一日乗車券(平成17年12月3日収集)》
小児用は300円。大人用は600円で、図柄は大小とも家族のイラスト。『購入日から6ヶ月以内にご使用ください』という注意書きがありますが、先述の全日用と同様に発売時点で裏面に感熱印字が入りません。《地下鉄土・日・休日一日乗車券(平成20年4月1日発売開始)》

先述の日曜・休日一日乗車券が土曜日も利用できるようになったものです。平成25年6月23日時点で同じものを発売中でした。《地下鉄土・日・休日一日乗車券・消費税率8%版(平成26年4月)》

消費税率8%後の改定版。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【記念乗車券・期間限定の企画乗車券】
《平成2年全国高校総体記念乗車券(平成2年7月10日)》

券袋下部にはこけし等の民芸品店『しまぬき』の広告が印刷されています。

記念乗車券部分外側の表面と裏面です。
内側の『切符』と書かれた部分に仙台市営バス乗車券(100円券×4枚、80円券×1枚)と地下鉄券交換券(160円券×2枚)が仙台市交通局オリジナル地紋入りで両面印刷されています。交換券というスタイルでの記念乗車券は札幌市交通局や福岡市交通局の様な後発の地下鉄事業者に多く見られました。仙台市交通局では仙台市電廃止時や、それ以降の地下鉄開業前までに発行した仙台市営バスの記念乗車券でも1枚のシート状に印刷した記念乗車券を発行することが多い事業者でした。最近の同局では記念のスキップカードの発行が主流となり、紙製の記念乗車券の発行は見られなくなりました。後述の南北線1000系車両ラストラン等、記念切符ネタになるイベント等が全く無い訳ではないので積極的に商品化して欲しいものです。
《ゴールデンウィークecoきっぷ2007》

ゴールデンウィーク期間中に仙台市交通局の地下鉄・バス(一部路線を除く)と宮城交通(一部路線を除く)が利用できるフリー切符。前年の同時期にも『わくわくecoきっぷ2006』という商品が発売されたので、今後も同様の切符の販売が継続されそうです。
この切符は手帳型になっており、ケースの内側一方がそのままバス1日乗車券に、もう一方が地下鉄1日乗車券ホルダー、その中に地下鉄1日乗車券が入る構成になっています。更に内側にステープラで留められた冊子形態の施設割引案内(施設割引券)が入っており、表紙とは輪ゴム留めになっています(施設割引案内の写真は省略します)。小児用500円、大人用1000円での販売ですが、バス1日乗車券上部と地下鉄1日乗車券下部にそれぞれ四角囲みで金額らしきものがあります。おそらくバス・地下鉄それぞれの内訳で、小児はバス260円+地下鉄240円、大人はバス520円+地下鉄480円のセット販売なのでしょう。


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【スキップカード・icsca】
《定禅寺通けやき並木(平成6年)》
《仙台市地下鉄10周年記念スキップカード(平成9年)》
《無記名式icsca(2025年(令和7年))》

無記名式icscaの表面と裏面です。最安の発売額は1,000円(利用可能額500円+デポジット500円)です。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【切符・カード以外の記念品等】
《南北線1000N系地下鉄メジャー(平成22年10月1日発売)》
発売元は仙台市交通局。企画・開発・製造はアパマーケティング株式会社。税込500円で限定3,000個発売。仙台駅定期券発売所等で販売。仙台市交通局の鉄道の日記念グッズ的なものと思われます。メジャー部分が駅名標になっています。《仙台市地下鉄開業25周年記念ちかてつガイドBOOK(平成24年7月15日発行)》
南北線の開業25周年を記念して発行されたガイドブックで、南北線各駅で配布。無料。仙台市交通局が協力し、河北新報社が隔月で発行している仙台市地下鉄情報誌『ちかてつさんぽ』特別編集。運賃表、所要時間、南北線の沿革、東西線プロジェクトの紹介、各駅の構内図と周辺マップで構成。《仙台市地下鉄南北線開業25周年記念盤
DVD「杜の爽風!仙台市地下鉄1000N系」(平成24年7月19日発売)》
監修・協力は仙台市交通局。企画・制作・発売元は株式会社ジャバット。税込2,500円で限定1,500枚発売。仙台駅定期券発売所等で販売。南北線開業25周年記念商品です。ついに記念カードの発売すら無くなり、記念DVDになりました。運転室マルチ展望映像、諸元等が収録されています。ジャケット(写真)の左下にシリアルナンバーが入っています。
《南北線1000N系走る!地下鉄ストラップ(平成24年10月5日発売)》

発売元は仙台市交通局。企画・開発・製造はアパマーケティング株式会社。税込500円で限定2,000個発売。仙台駅定期券発売所等で販売。左はビニールに入った状態。右は中身の車両部分。======================================
【写真(特記以外は平成25年6月23日撮影)】
《1000系》

1000系の大半が既に1000N系に更新されてました。残る1000系車両についても平成25年6月28日の営業運転をもってラストランとなり、全車両が1000N系化されます。1000系車両ラストラン5日前に運良く乗車出来たので記録程度に撮影しました。左は車内案内表示装置未設置の車内ドア上部。右は側面の字幕式行先表示器。
平成23年7月10日に仙台駅にて撮影。1000系車両のローレル賞受賞記念プレートです。《1000N系》

仙台駅にて撮影。行先表示がLED発光に変更されています。《3000系ポスター》
2025年(令和7年)2月に仙台駅にて撮影。※2005年12月18日掲載(地下鉄一日乗車券、日曜・休日一日乗車券)
※2007年05月09日更新(ecoきっぷ2007)
※2008年03月18日更新(10周年記念カード)
※2010年02月06日更新(定禅寺通カード、1000前面写真)
※2011年07月14日更新(土・日・休日一日乗車券)
※2013年06月29日更新(高校総体記念、ガイドBOOK、1000側面車内・1000N写真)
※2013年07月01日更新(一日券の発売状況追記、1000N系メジャー・ストラップ・DVD)
※2014年08月14日更新(一日券税率8%、土・日・休日一日乗車券税率8%)
※2025年02月18日更新(icsca、3000系ポスター写真)
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