2025年02月12日
大田区、京浜急行バス、羽田みらい開発、BOLDLY 自動運転バス実証運行
大田区、京浜急行バス、羽田みらい開発(京浜急行電鉄、JR東日本、東京モノレールなど計9社が出資)で構成される自動運転社会実装推進事業コンソーシアムを実施主体、京浜急行バスを運行事業者とする自動運転バス実証運行を2025年(令和7年)1月24日〜2月23日に実施しています。運行区間は天空橋駅〜萩中公園。多摩市(京王バス)や川崎市(川崎鶴見臨港バス)で実施された実証実験では既存の路線にて実施されましたが、本実験では住民から路線バス開設要望のあったエリアで新規にルート設定を行っています。本実験はレベル2で実施されています。
自動運転システムはソフトバンクグループのBOLDLY(ボードリー)株式会社が提供しています。同社の自動運転システムは既に羽田みらい開発が天空橋駅前に開発した施設『HANEDA INNOVATION CITY(略称:HICity)』内に導入している自動運転バスでも採用済です。
【リーフレット】
《ものづくりのまちから発進!未来を感じる自動運転バスに乗ろう!》

大田区、京浜急行バス、BOLDLYの3者名入り。A4・両面印刷のリーフレットです。車内(希望者)、HANEDA INNOVATION CITY1階・インフォメーションコーナーにて配布されていました。運賃は無料。乗車記念品はありません。
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【写真・乗車記(2025年2月7日)】
《萩中公園》

京浜急行電鉄空港線大鳥居駅から徒歩5分ほど(信号待ち時間除く)の場所にある萩中公園・駐車場に設置された萩中公園停留所で発車を待つ自動運転バス。車体のデザインが斬新。

先述の通り新規開設ルートによる運行ですが、大きな区が実施しているだけに仮設でもしっかり折り返しや待機できる停留所を設置するスペースが用意できた点が素晴らしいです。
《車内》

昨年実施の多摩市内での実証実験ではMinibusのバージョンが1.0でしたが、本年実施の大田区や川崎市ではバージョン2.0になり、走行可能距離(150km→200kmにアップ)やブレーキ操作など様々な機能が向上したとのこと。左側前方にもモニターを設置して、乗務員の方のハンドル操作状況が見られるようになっています。
私は萩中公園から天空橋駅まで片道のみ乗車しました。多摩市の実験では8〜9割くらいが自動運転だったのですが、そちらは停留所間が長いところで自動運転率を上げている印象でした。一方でこのルートについては停留所間の距離がそれほど長くなく、かつ、右左折や狭い道が多い割には9割程度が自動運転で、しかも、右左折やブレーキ操作がスムーズ。立って乗車してもほとんど苦にならないレベルの乗り心地の良さでした。運行期間が長く、本数も多いため、平日であれば直前予約でも乗車出来ました。
《天空橋駅》

日によっては川崎市や川崎鶴見臨港バス等が実証運行している羽田連絡線(自動運転バス)の白いバスと同時に見る事が出来ました。更にバス停前のHANEDA INNOVATION CITYにも自動運転バスがあるので盛大に自動運転バス関連のイベントを実施しても良かったのではないかと思いました。
のりばの案内です。


【関連記事】
《大田区のその他交通関連事業》
大田区 新空港線(蒲蒲線)整備促進事業
《Minibusによる自動運転バス》
東京都、日本工営、A-Drive、京王バス 実証青木葉線
川崎市、川崎鶴見臨港バス、A-Drive 羽田連絡線(自動運転バス)
川崎市、川崎鶴見臨港バス、A-Drive 川崎病院線(自動運転バス)
《その他の京浜急行バス》
京浜急行バス 萩中線
京浜急行バス 八景線、大船線、名越線
京浜急行バス 三笠循環バス
京浜急行バス ビッグファン平和島・競艇劇場直行バス
シティバス立川、京浜急行バス リラックマバス(羽田空港線)
小湊鉄道、京浜急行バス 大多喜〜羽田空港・品川線
自動運転システムはソフトバンクグループのBOLDLY(ボードリー)株式会社が提供しています。同社の自動運転システムは既に羽田みらい開発が天空橋駅前に開発した施設『HANEDA INNOVATION CITY(略称:HICity)』内に導入している自動運転バスでも採用済です。
【リーフレット】
《ものづくりのまちから発進!未来を感じる自動運転バスに乗ろう!》

大田区、京浜急行バス、BOLDLYの3者名入り。A4・両面印刷のリーフレットです。車内(希望者)、HANEDA INNOVATION CITY1階・インフォメーションコーナーにて配布されていました。運賃は無料。乗車記念品はありません。======================================
【写真・乗車記(2025年2月7日)】
《萩中公園》

京浜急行電鉄空港線大鳥居駅から徒歩5分ほど(信号待ち時間除く)の場所にある萩中公園・駐車場に設置された萩中公園停留所で発車を待つ自動運転バス。車体のデザインが斬新。
先述の通り新規開設ルートによる運行ですが、大きな区が実施しているだけに仮設でもしっかり折り返しや待機できる停留所を設置するスペースが用意できた点が素晴らしいです。《車内》

昨年実施の多摩市内での実証実験ではMinibusのバージョンが1.0でしたが、本年実施の大田区や川崎市ではバージョン2.0になり、走行可能距離(150km→200kmにアップ)やブレーキ操作など様々な機能が向上したとのこと。左側前方にもモニターを設置して、乗務員の方のハンドル操作状況が見られるようになっています。私は萩中公園から天空橋駅まで片道のみ乗車しました。多摩市の実験では8〜9割くらいが自動運転だったのですが、そちらは停留所間が長いところで自動運転率を上げている印象でした。一方でこのルートについては停留所間の距離がそれほど長くなく、かつ、右左折や狭い道が多い割には9割程度が自動運転で、しかも、右左折やブレーキ操作がスムーズ。立って乗車してもほとんど苦にならないレベルの乗り心地の良さでした。運行期間が長く、本数も多いため、平日であれば直前予約でも乗車出来ました。
《天空橋駅》

日によっては川崎市や川崎鶴見臨港バス等が実証運行している羽田連絡線(自動運転バス)の白いバスと同時に見る事が出来ました。更にバス停前のHANEDA INNOVATION CITYにも自動運転バスがあるので盛大に自動運転バス関連のイベントを実施しても良かったのではないかと思いました。
のりばの案内です。

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川崎市、川崎鶴見臨港バス、A-Drive 川崎病院線(自動運転バス)
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京浜急行バス ビッグファン平和島・競艇劇場直行バス
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小湊鉄道、京浜急行バス 大多喜〜羽田空港・品川線
