2024年08月06日
小田急電鉄 あさぎり号
※'97現役ロマンスカー大集合 ロマンスカードを追加しました。
小田急電鉄の『あさぎり号』は、平成24年3月17日ダイヤ改正時から再び新宿〜松田〜御殿場間の運行となり、片乗り入れ(小田急電鉄60000形MSE車を使用)に変更されましたが、平成3年から平成24年改正前までは小田急電鉄20000形RSE車とJR東海371系使用による新宿〜松田〜御殿場〜沼津間の相互乗り入れ運行が行われていました。なお、平成3年改正前までは小田急電鉄の3000形SE車を使用した新宿〜松田〜御殿場間の片乗り入れする方式でしたが、現在とは異なり小田急電鉄の乗務員がJR御殿場線内までを担当していました。乗り入れ方式に変化がありましたが、特急券の座席は以前から小田急側の管理となっています。なお、平成30年3月ダイヤ改正より列車愛称が『ふじさん号』に改称されました。
【あさぎり号の乗車券・特急券(硬券・補充券)】
《平成6年6月17日・21日収集》
訪問時のあさぎり関連の手売り券ですが、訪問先のどこかの駅では(おそらく新宿。あさぎり以外も含め)全種類の特急券を買い漁っている人がいて『凄いな』と思ったものです。もしかすると松田以外では硬券特急券販売が縮小していた時代だったのかもしれません。実際、当時の新宿駅には未だ硬券の特急券がいくつか残っており、趣味目的での発券も可能でしたが、あさぎり関連の特急券は訪問直前になくなったようです。町田のホームでも以前は手売りの特急券があったそうですが、訪問時には既に無くなっていました。
〔新宿駅〕
・硬券乗車券 新宿←→南御殿場 1120円
硬券特急券が無いかわりに『あさぎり関連の券』として出てきたのが南御殿場対応の相互矢印式乗車券でした。
〔本厚木駅(東口)〕
(自社線内)
・あさぎり 号 特別急行券 本厚木→新宿 500円
西口は既に機械発券化されていましたが、東口では硬券、それが無い場合は補充券による特急券の販売が行われていました。
(御殿場線御殿場駅発)
・あさぎり 号特別急行券 御殿場→本厚木 繁忙期1400円(硬券)
・特急券 御殿場から本厚木ゆき 通常期小児600円(補充券)
左は小田急線内のあさぎり停車駅で唯一の御殿場線内発硬券特急券。当時なら急行以下の停車駅や小田急トラベル等でも御殿場線内を発駅とする硬券が買えたと思いますが種類が多いのでこれだけ入手しました。沼津駅発もあったと思いますが高額なので入手していません。
右は補充券による御殿場線内発特急券。硬券特急券には小児断片がありますが、補充券での発行も可能でした。
〔松田駅〕
・硬券乗車券 松田から本厚木ゆき 270円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→本厚木 400円
《平成22年1月2日収集》
〔松田駅〕
乗車券・特急券とも平成6年当時の券とかなり様式が変わっています。運賃・料金も変わりましたが、本厚木ゆきの券は運賃が上がり、特急料金が下がりました。
・硬券乗車券 新松田から本厚木ゆき 330円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→本厚木 300円
・硬券乗車券 新松田から町田ゆき 440円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→町田 550円
・あさぎり 号 特別急行券グリーン券 松田→町田 1010円
・硬券乗車券 新松田から新宿ゆき 750円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→新宿 670円
・あさぎり 号 特別急行券グリーン券 松田→新宿 1130円
《平成24年3月24日収集》
〔松田駅〕
同年3月のダイヤ改正であさぎり号の車両変更に伴うグリーン車(スーパーシート)廃止と停車駅変更が行われました。町田駅が通過となり、新百合ヶ丘、相模大野、秦野が新たな停車駅となりました。松田駅で発売されている硬券については停車駅変更のない2駅(新宿駅、本厚木駅)の乗車券、特別急行券は従来のものをそのまま使用しているとの事です。今回は新たな停車駅関連の券のみを収集しました。
・硬券乗車券 新松田から秦野ゆき 210円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→秦野 300円
・硬券乗車券 新松田から相模大野ゆき 440円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→相模大野 500円
・硬券乗車券 新松田から新百合ヶ丘ゆき 520円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→新百合ヶ丘 600円
《平成26年11月29日収集》
〔松田駅〕
同年4月の消費税率改定後もしばらくは変更印で対応していましたが、税率変更に伴う運賃・料金改定の対象となる券(秦野、本厚木駅対応の特別急行料金300円については据え置きなので、それを除く8種類)が消費税率8%対応の新券に変わりました。また、消費税率改定とは関係無い変更点として本厚木駅対応の特別急行券の文字の配置が変わっています(平成22年収集分と比べて、表面の発着駅の文字の割付幅が違う。松田は狭くなり、本厚木は広くなっている)ので、計9種類の券が新しくなっています(秦野駅対応の特別急行券については平成24年収集分から変化無し)。
・硬券乗車券 新松田から秦野ゆき 220円
・硬券乗車券 新松田から本厚木ゆき 340円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→本厚木 300円
・硬券乗車券 新松田から相模大野ゆき 460円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→相模大野 510円
・硬券乗車券 新松田から新百合ヶ丘ゆき 540円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→新百合ヶ丘 620円
・硬券乗車券 新松田から新宿ゆき 780円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→新宿 690円
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【あさぎり号の特急券(機械券)】
《特急券・新宿南口インフォメ発行(平成5年2月8日購入)》
《特別急行券・グリーン券 本厚木上りホーム53発行(平成21年12月19日購入)》
JR東海371系使用のあさぎり6号。
《特別急行券・グリーン券 新宿南口21発行(平成21年12月20日購入)》
翌日にも371系のあさぎり号に乗車していました。
《特別急行券・グリーン券 登戸01発行(平成22年3月24日購入)》
RSE使用のあさぎり1号。
《特別急行券・新宿ホーム51発行(平成25年6月6日購入)》
MSE化後の特別急行券。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【あさぎり号関連の記念券・記念カード等】
《御殿場線乗入35周年記念ロマンスカード(平成2年)》
500円券(写真右上・右下)2枚に台紙(写真左)が付きます。カードの図柄はSE3000形のあさぎり号とキハ5000形です。
《小田急新宿−JR沼津相互直通運転記念乗車券(平成3年)》
券袋(写真左)と乗車券3枚(写真右・左下・右下)のセットです。
《20000形ブルーリボン賞受賞記念ロマンスカード(平成4年)》
《乗車記念ロマンスカード(RSE図柄・平成6年6月17日収集)》
小田急乗務員が車内で発売していた乗車記念ロマンスカードのうち、乗車当時に発売されていたRSE20000形図柄のものは2種類ありました。ともにJR東海御殿場線内で撮影されたものと思われます(写真右の図柄はおそらく谷峨駅だと思います)。
全ての図柄に共通の台紙が付きました。来年のダイヤ改正での運転区間縮小により乗り入れが廃止される沼津(NUMAZU)の文字も入っています。
《御殿場線直通運転開始40周年記念ロマンスカード(平成7年)》
1,000円券(写真右)1枚に台紙(写真左)が付きます。図柄はカード本体がRSE20000形の特急あさぎり号。台紙がキハ5000形・銀嶺号です。
《70th ANNIVERSARY SUPER EXPRESS
No.1 '97現役ロマンスカー大集合 ロマンスカード(1997(平成9)年5月調製》
RSE20000形など、当時現役だったロマンスカーの車両。
《NTT発行 小田急電鉄オリジナルテレホンカード 3000形SEあさぎり号(平成10年代前半か?)》
キハ5000形・芙蓉号のテレホンカードとセットで発売。
《特急「あさぎり」新宿⇔沼津間相互直通運転10周年記念パスネット(平成13年)》
《おだきゅうキッズ 小田急の電車60000形MSEカード(平成28年2月)》
ロマンスカー車内等で乗務員の方が配布している電車カード。お子様向けの乗車証明書的なものでしょう。種類は複数ある様です。写真は60000形MSEを使用した『あさぎり』図柄の表面です。写真右は裏面。
《ロマンスカーミュージアム 入館チケット(3000形あさぎり)(2022年(令和4年)3月)》
海老名駅近くにあるロマンスカーミュージアムの入館チケット全5種類のうち、1種類は3000形あさぎり号のデザインです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【あさぎり号・RSE関連の記念グッズ】
《RSE引退記念商品等》
〔Bトレインショーティー20000形・RSE(平成23年10月15日発売)〕
小田急電鉄のグッズショップ・TRAINSが引退正式発表前に発売した商品で4両セット(先頭車1両+中間車3両)・2,500円。この後に5000形と10000形のBトレインショーティーが引退記念商品として発売されており、RSEの復刻パンフレットがイベント会場限定発売だったことから、唯一、普通に購入できた(実質的な)20000形引退記念商品。
《小田急グッズショップ「TRAINS」開業10周年記念商品》
〔文英堂 小田急でんしゃドリル・さんすう幼児用(平成25年7月27日発売)〕
TRAINS開業10周年記念商品として発売。税抜850円。発売場所はTRAINS、小田急ブックメイツ各店、小田急百貨店各店となっていますが、私は啓文堂書店多摩センター店で購入しました。
表紙には『あさぎり』表示のMSEの写真を使用。MSE化されたあさぎり号としては初の記念商品になると思います。
《特急ロマンスカー生誕60周年記念ピンバッジ(平成29年10月21日発売)》
小田急電鉄の鉄道グッズショップ『TRAINS』が発売した記念グッズ。限定1,000個発売で税込1,512円。60周年ロゴと3000形登場時SE以外に、3000形後期のSSEとあさぎり号ヘッドマークデザインとなっています。
《SE(3000形)アクリルキーホルダーセット(2019年5月25日発売)》
小田急ファミリー鉄道展2019でのお披露目を記念して発売されたSE車記念グッズのうち、数量限定ではない通常販売品。3000形登場時のSSE車とSE車・あさぎり号のデザイン。製造者ははとバスエージェンシー。台紙付で税込み864円。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【20000形あさぎり号の車内配布品・その他食品】
《おしぼり(平成22年1月2日収集)》
写真左は20000形あさぎり号グリーン車(スーパーシート)利用者用おしぼりの袋です。発売元は小田急デパートサービス株式会社。小田急レストランシステムのスタッフが車内で配布していました。写真右は配布されたおしぼりと車内販売のコーヒー。
《小田急商事(OX SHOP)
ロマンスカーおにぎり・こんぶ(20000形RSE)(平成25年7月14日購入)》
小田急商事が運営する小田急線駅売店『OX SHOP』で販売されているロマンスカーおにぎりのうち、こんぶ(税込120円)はRSEデザイン。写真はおにぎり表面のシール。RSE引退後に発売されたRSE関連商品。
製造者は小田急食品株式会社。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【あさぎり号・RSE関連の時刻表・パンフレット】
《小田急ロマンスカー、小田急箱根高速バス時刻表》
RSEの写真やイラストが表紙に使用されていた時代(1993〜1995年)の時刻表です。完全に集めきれていませんが、手元に残っていたものを掲載致します。
《小田急沿線案内(平成7年2月発行)》
B5サイズ折りたたみ式の沿線案内。表紙(写真左)と内側(写真右)にRSEの写真が使用されています。内側のエリアマップは伊豆半島まで記載されています。箱根登山鉄道の小田原〜箱根湯本間とJR御殿場線あさぎり号乗り入れ区間(松田〜沼津間)も小田急線と同じ青く太いラインで記載。更に沼津で接続していた『東海バス特急「スーパーロマンス号」路線』も東海バス西海岸線各停便とは別に緑色のラインで記載されています。
《伊豆のフリーパスチラシ(平成23年5月発行)》
あさぎり号の特急券とセットで発売されていた西伊豆フリーパス、中伊豆フリーパスを中心としたフリーパスのチラシ。あさぎり号関連のフリーパスは平成24年3月のダイヤ改正前に発売終了となりましたが、駅によってはその改正直前までに在庫一掃目的なのかチラシがたくさん並べられているところを見かけました。
======================================
【写真】
《新宿駅(平成18年10月8日撮影)》
当時は未だ『車内販売があります』と表示されていました。
《沼津駅》
左は平成21年5月17日、右は平成22年1月2日撮影。
《20000形車内(平成17年5月21日撮影)》
あさぎり号のグリーン車。
《松田駅(平成26年11月29日撮影)》
松田駅を出発したあさぎり2号・新宿行。
《ロマンスカーミュージアム 館内展示のあさぎり号関連車両(令和4年3月11日撮影)》
〔3000形・SE車〕
先頭車2両と中間車1両が展示されており、改造車については『あさぎり』のヘッドマークや同列車に関連したサボが掲出されています。
写真左は3000形の車内です。写真右は原型復元車で『乙女』のヘッドマークを装着しています。
〔20000形・RSE車〕
20000形は先頭車1両と中間車1両を展示。写真は先頭車(普通車)の外観と車内。
写真左は中間車(スーパーシート/グリーン車)の車内・客席部分。写真右・左下・右下は同車デッキ部分の車内販売スペース。
※2005年05月28日掲載(車内写真)
※2007年09月14日更新(H6硬券)
※2011年12月23日更新(沼津直通運転10周年記念パスネット)
※2011年12月24日更新(乗車記念・御殿場線直通40周年記念カード、テレカ)
※2012年04月02日更新(補充券、H22・H24硬券、ブルーリボン賞、Bトレ、時刻表
、伊豆のフリーパスチラシ、写真新宿・沼津追加)
※2013年08月31日更新(RSEおにぎり)
※2014年03月09日更新(機械券特急券、でんしゃドリル、沿線案内)
※2014年03月23日更新(機械券特急券・グリーン券1219)
※2014年12月01日更新(H26硬券、60000形写真)
※2016年02月18日更新(おだきゅうキッズ60000形MSEカード)
※2018年03月16日更新(機械券特急券・グリーン券1220、生誕60周年ピンバッジ)
※2019年05月28日更新(3000形SEアクリルキーホルダー)
※2022年03月19日更新(ロマンスカーミュージアム入館チケット・館内写真)
※2024年07月22日更新(御殿場線乗入35周年カード、沼津相互直通記念乗車券)
※2024年08月06日更新('97現役ロマンスカー大集合カード)
【関連記事】
《運行路線》
小田急電鉄 小田原線
JR東海 御殿場線
《その他関連列車・イベント等》
小田急電鉄 芙蓉号、銀嶺号、長尾号、朝霧号
小田急電鉄 ふじさん号
小田急電鉄 MSE5周年記念ツアー
小田急電鉄 富士山トレインごてんば号
小田急電鉄 御殿場桜まつり号
小田急電鉄 さようなら3000形走行会
小田急電鉄 The Last Greeting 〜想いは、引き継がれる。〜
小田急電鉄 えのしま号
国鉄 ごてんば号
JR東海 あさぎり号
JR東海 ふじさん号
JR東海 御殿場線80周年371号
JR東海 富士山トレインごてんば号(373系)
JR東海 富士山トレインごてんば号(小田急電鉄60000形)
JR東海 御殿場桜まつり号
JR東海 さわやかウォーキング号(東海道本線、御殿場線)
《二次交通》
沼津登山東海バス 西海岸線(西伊豆特急バス)
西伊豆東海バス 西海岸線(西伊豆特急バス)
《20000形譲渡後》
富士急行 フジサン特急
小田急電鉄の『あさぎり号』は、平成24年3月17日ダイヤ改正時から再び新宿〜松田〜御殿場間の運行となり、片乗り入れ(小田急電鉄60000形MSE車を使用)に変更されましたが、平成3年から平成24年改正前までは小田急電鉄20000形RSE車とJR東海371系使用による新宿〜松田〜御殿場〜沼津間の相互乗り入れ運行が行われていました。なお、平成3年改正前までは小田急電鉄の3000形SE車を使用した新宿〜松田〜御殿場間の片乗り入れする方式でしたが、現在とは異なり小田急電鉄の乗務員がJR御殿場線内までを担当していました。乗り入れ方式に変化がありましたが、特急券の座席は以前から小田急側の管理となっています。なお、平成30年3月ダイヤ改正より列車愛称が『ふじさん号』に改称されました。
【あさぎり号の乗車券・特急券(硬券・補充券)】
《平成6年6月17日・21日収集》
訪問時のあさぎり関連の手売り券ですが、訪問先のどこかの駅では(おそらく新宿。あさぎり以外も含め)全種類の特急券を買い漁っている人がいて『凄いな』と思ったものです。もしかすると松田以外では硬券特急券販売が縮小していた時代だったのかもしれません。実際、当時の新宿駅には未だ硬券の特急券がいくつか残っており、趣味目的での発券も可能でしたが、あさぎり関連の特急券は訪問直前になくなったようです。町田のホームでも以前は手売りの特急券があったそうですが、訪問時には既に無くなっていました。
〔新宿駅〕
・硬券乗車券 新宿←→南御殿場 1120円
硬券特急券が無いかわりに『あさぎり関連の券』として出てきたのが南御殿場対応の相互矢印式乗車券でした。
〔本厚木駅(東口)〕
(自社線内)
・あさぎり 号 特別急行券 本厚木→新宿 500円
西口は既に機械発券化されていましたが、東口では硬券、それが無い場合は補充券による特急券の販売が行われていました。
(御殿場線御殿場駅発)
・あさぎり 号特別急行券 御殿場→本厚木 繁忙期1400円(硬券)
・特急券 御殿場から本厚木ゆき 通常期小児600円(補充券)
左は小田急線内のあさぎり停車駅で唯一の御殿場線内発硬券特急券。当時なら急行以下の停車駅や小田急トラベル等でも御殿場線内を発駅とする硬券が買えたと思いますが種類が多いのでこれだけ入手しました。沼津駅発もあったと思いますが高額なので入手していません。
右は補充券による御殿場線内発特急券。硬券特急券には小児断片がありますが、補充券での発行も可能でした。
〔松田駅〕
・硬券乗車券 松田から本厚木ゆき 270円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→本厚木 400円
《平成22年1月2日収集》
〔松田駅〕
乗車券・特急券とも平成6年当時の券とかなり様式が変わっています。運賃・料金も変わりましたが、本厚木ゆきの券は運賃が上がり、特急料金が下がりました。
・硬券乗車券 新松田から本厚木ゆき 330円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→本厚木 300円
・硬券乗車券 新松田から町田ゆき 440円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→町田 550円
・あさぎり 号 特別急行券グリーン券 松田→町田 1010円
・硬券乗車券 新松田から新宿ゆき 750円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→新宿 670円
・あさぎり 号 特別急行券グリーン券 松田→新宿 1130円
《平成24年3月24日収集》
〔松田駅〕
同年3月のダイヤ改正であさぎり号の車両変更に伴うグリーン車(スーパーシート)廃止と停車駅変更が行われました。町田駅が通過となり、新百合ヶ丘、相模大野、秦野が新たな停車駅となりました。松田駅で発売されている硬券については停車駅変更のない2駅(新宿駅、本厚木駅)の乗車券、特別急行券は従来のものをそのまま使用しているとの事です。今回は新たな停車駅関連の券のみを収集しました。
・硬券乗車券 新松田から秦野ゆき 210円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→秦野 300円
・硬券乗車券 新松田から相模大野ゆき 440円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→相模大野 500円
・硬券乗車券 新松田から新百合ヶ丘ゆき 520円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→新百合ヶ丘 600円
《平成26年11月29日収集》
〔松田駅〕
同年4月の消費税率改定後もしばらくは変更印で対応していましたが、税率変更に伴う運賃・料金改定の対象となる券(秦野、本厚木駅対応の特別急行料金300円については据え置きなので、それを除く8種類)が消費税率8%対応の新券に変わりました。また、消費税率改定とは関係無い変更点として本厚木駅対応の特別急行券の文字の配置が変わっています(平成22年収集分と比べて、表面の発着駅の文字の割付幅が違う。松田は狭くなり、本厚木は広くなっている)ので、計9種類の券が新しくなっています(秦野駅対応の特別急行券については平成24年収集分から変化無し)。
・硬券乗車券 新松田から秦野ゆき 220円
・硬券乗車券 新松田から本厚木ゆき 340円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→本厚木 300円
・硬券乗車券 新松田から相模大野ゆき 460円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→相模大野 510円
・硬券乗車券 新松田から新百合ヶ丘ゆき 540円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→新百合ヶ丘 620円
・硬券乗車券 新松田から新宿ゆき 780円
・あさぎり 号 特別急行券 松田→新宿 690円
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【あさぎり号の特急券(機械券)】
《特急券・新宿南口インフォメ発行(平成5年2月8日購入)》
《特別急行券・グリーン券 本厚木上りホーム53発行(平成21年12月19日購入)》
JR東海371系使用のあさぎり6号。
《特別急行券・グリーン券 新宿南口21発行(平成21年12月20日購入)》
翌日にも371系のあさぎり号に乗車していました。
《特別急行券・グリーン券 登戸01発行(平成22年3月24日購入)》
RSE使用のあさぎり1号。
《特別急行券・新宿ホーム51発行(平成25年6月6日購入)》
MSE化後の特別急行券。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【あさぎり号関連の記念券・記念カード等】
《御殿場線乗入35周年記念ロマンスカード(平成2年)》
500円券(写真右上・右下)2枚に台紙(写真左)が付きます。カードの図柄はSE3000形のあさぎり号とキハ5000形です。
《小田急新宿−JR沼津相互直通運転記念乗車券(平成3年)》
券袋(写真左)と乗車券3枚(写真右・左下・右下)のセットです。
《20000形ブルーリボン賞受賞記念ロマンスカード(平成4年)》
《乗車記念ロマンスカード(RSE図柄・平成6年6月17日収集)》
小田急乗務員が車内で発売していた乗車記念ロマンスカードのうち、乗車当時に発売されていたRSE20000形図柄のものは2種類ありました。ともにJR東海御殿場線内で撮影されたものと思われます(写真右の図柄はおそらく谷峨駅だと思います)。
全ての図柄に共通の台紙が付きました。来年のダイヤ改正での運転区間縮小により乗り入れが廃止される沼津(NUMAZU)の文字も入っています。
《御殿場線直通運転開始40周年記念ロマンスカード(平成7年)》
1,000円券(写真右)1枚に台紙(写真左)が付きます。図柄はカード本体がRSE20000形の特急あさぎり号。台紙がキハ5000形・銀嶺号です。
《70th ANNIVERSARY SUPER EXPRESS
No.1 '97現役ロマンスカー大集合 ロマンスカード(1997(平成9)年5月調製》
RSE20000形など、当時現役だったロマンスカーの車両。
《NTT発行 小田急電鉄オリジナルテレホンカード 3000形SEあさぎり号(平成10年代前半か?)》
キハ5000形・芙蓉号のテレホンカードとセットで発売。
《特急「あさぎり」新宿⇔沼津間相互直通運転10周年記念パスネット(平成13年)》
《おだきゅうキッズ 小田急の電車60000形MSEカード(平成28年2月)》
ロマンスカー車内等で乗務員の方が配布している電車カード。お子様向けの乗車証明書的なものでしょう。種類は複数ある様です。写真は60000形MSEを使用した『あさぎり』図柄の表面です。写真右は裏面。
《ロマンスカーミュージアム 入館チケット(3000形あさぎり)(2022年(令和4年)3月)》
海老名駅近くにあるロマンスカーミュージアムの入館チケット全5種類のうち、1種類は3000形あさぎり号のデザインです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【あさぎり号・RSE関連の記念グッズ】
《RSE引退記念商品等》
〔Bトレインショーティー20000形・RSE(平成23年10月15日発売)〕
小田急電鉄のグッズショップ・TRAINSが引退正式発表前に発売した商品で4両セット(先頭車1両+中間車3両)・2,500円。この後に5000形と10000形のBトレインショーティーが引退記念商品として発売されており、RSEの復刻パンフレットがイベント会場限定発売だったことから、唯一、普通に購入できた(実質的な)20000形引退記念商品。
《小田急グッズショップ「TRAINS」開業10周年記念商品》
〔文英堂 小田急でんしゃドリル・さんすう幼児用(平成25年7月27日発売)〕
TRAINS開業10周年記念商品として発売。税抜850円。発売場所はTRAINS、小田急ブックメイツ各店、小田急百貨店各店となっていますが、私は啓文堂書店多摩センター店で購入しました。
表紙には『あさぎり』表示のMSEの写真を使用。MSE化されたあさぎり号としては初の記念商品になると思います。
《特急ロマンスカー生誕60周年記念ピンバッジ(平成29年10月21日発売)》
小田急電鉄の鉄道グッズショップ『TRAINS』が発売した記念グッズ。限定1,000個発売で税込1,512円。60周年ロゴと3000形登場時SE以外に、3000形後期のSSEとあさぎり号ヘッドマークデザインとなっています。
《SE(3000形)アクリルキーホルダーセット(2019年5月25日発売)》
小田急ファミリー鉄道展2019でのお披露目を記念して発売されたSE車記念グッズのうち、数量限定ではない通常販売品。3000形登場時のSSE車とSE車・あさぎり号のデザイン。製造者ははとバスエージェンシー。台紙付で税込み864円。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【20000形あさぎり号の車内配布品・その他食品】
《おしぼり(平成22年1月2日収集)》
写真左は20000形あさぎり号グリーン車(スーパーシート)利用者用おしぼりの袋です。発売元は小田急デパートサービス株式会社。小田急レストランシステムのスタッフが車内で配布していました。写真右は配布されたおしぼりと車内販売のコーヒー。
《小田急商事(OX SHOP)
ロマンスカーおにぎり・こんぶ(20000形RSE)(平成25年7月14日購入)》
小田急商事が運営する小田急線駅売店『OX SHOP』で販売されているロマンスカーおにぎりのうち、こんぶ(税込120円)はRSEデザイン。写真はおにぎり表面のシール。RSE引退後に発売されたRSE関連商品。
製造者は小田急食品株式会社。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【あさぎり号・RSE関連の時刻表・パンフレット】
《小田急ロマンスカー、小田急箱根高速バス時刻表》
RSEの写真やイラストが表紙に使用されていた時代(1993〜1995年)の時刻表です。完全に集めきれていませんが、手元に残っていたものを掲載致します。
《小田急沿線案内(平成7年2月発行)》
B5サイズ折りたたみ式の沿線案内。表紙(写真左)と内側(写真右)にRSEの写真が使用されています。内側のエリアマップは伊豆半島まで記載されています。箱根登山鉄道の小田原〜箱根湯本間とJR御殿場線あさぎり号乗り入れ区間(松田〜沼津間)も小田急線と同じ青く太いラインで記載。更に沼津で接続していた『東海バス特急「スーパーロマンス号」路線』も東海バス西海岸線各停便とは別に緑色のラインで記載されています。
《伊豆のフリーパスチラシ(平成23年5月発行)》
あさぎり号の特急券とセットで発売されていた西伊豆フリーパス、中伊豆フリーパスを中心としたフリーパスのチラシ。あさぎり号関連のフリーパスは平成24年3月のダイヤ改正前に発売終了となりましたが、駅によってはその改正直前までに在庫一掃目的なのかチラシがたくさん並べられているところを見かけました。
======================================
【写真】
《新宿駅(平成18年10月8日撮影)》
当時は未だ『車内販売があります』と表示されていました。
《沼津駅》
左は平成21年5月17日、右は平成22年1月2日撮影。
《20000形車内(平成17年5月21日撮影)》
あさぎり号のグリーン車。
《松田駅(平成26年11月29日撮影)》
松田駅を出発したあさぎり2号・新宿行。
《ロマンスカーミュージアム 館内展示のあさぎり号関連車両(令和4年3月11日撮影)》
〔3000形・SE車〕
先頭車2両と中間車1両が展示されており、改造車については『あさぎり』のヘッドマークや同列車に関連したサボが掲出されています。
写真左は3000形の車内です。写真右は原型復元車で『乙女』のヘッドマークを装着しています。
〔20000形・RSE車〕
20000形は先頭車1両と中間車1両を展示。写真は先頭車(普通車)の外観と車内。
写真左は中間車(スーパーシート/グリーン車)の車内・客席部分。写真右・左下・右下は同車デッキ部分の車内販売スペース。
※2005年05月28日掲載(車内写真)
※2007年09月14日更新(H6硬券)
※2011年12月23日更新(沼津直通運転10周年記念パスネット)
※2011年12月24日更新(乗車記念・御殿場線直通40周年記念カード、テレカ)
※2012年04月02日更新(補充券、H22・H24硬券、ブルーリボン賞、Bトレ、時刻表
、伊豆のフリーパスチラシ、写真新宿・沼津追加)
※2013年08月31日更新(RSEおにぎり)
※2014年03月09日更新(機械券特急券、でんしゃドリル、沿線案内)
※2014年03月23日更新(機械券特急券・グリーン券1219)
※2014年12月01日更新(H26硬券、60000形写真)
※2016年02月18日更新(おだきゅうキッズ60000形MSEカード)
※2018年03月16日更新(機械券特急券・グリーン券1220、生誕60周年ピンバッジ)
※2019年05月28日更新(3000形SEアクリルキーホルダー)
※2022年03月19日更新(ロマンスカーミュージアム入館チケット・館内写真)
※2024年07月22日更新(御殿場線乗入35周年カード、沼津相互直通記念乗車券)
※2024年08月06日更新('97現役ロマンスカー大集合カード)
【関連記事】
《運行路線》
小田急電鉄 小田原線
JR東海 御殿場線
《その他関連列車・イベント等》
小田急電鉄 芙蓉号、銀嶺号、長尾号、朝霧号
小田急電鉄 ふじさん号
小田急電鉄 MSE5周年記念ツアー
小田急電鉄 富士山トレインごてんば号
小田急電鉄 御殿場桜まつり号
小田急電鉄 さようなら3000形走行会
小田急電鉄 The Last Greeting 〜想いは、引き継がれる。〜
小田急電鉄 えのしま号
国鉄 ごてんば号
JR東海 あさぎり号
JR東海 ふじさん号
JR東海 御殿場線80周年371号
JR東海 富士山トレインごてんば号(373系)
JR東海 富士山トレインごてんば号(小田急電鉄60000形)
JR東海 御殿場桜まつり号
JR東海 さわやかウォーキング号(東海道本線、御殿場線)
《二次交通》
沼津登山東海バス 西海岸線(西伊豆特急バス)
西伊豆東海バス 西海岸線(西伊豆特急バス)
《20000形譲渡後》
富士急行 フジサン特急