2020年05月07日

あいの風とやま鉄道あいの風ライナー

　北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、JR西日本から分離された北陸本線倶利伽羅～市振間は、富山県の第三セクター･あいの風とやま鉄道に転換されました。北陸本線時代には大阪と北陸を結ぶ『雷鳥』、『サンダーバード』、名古屋と北陸を結ぶ『しらさぎ』、新潟県と北陸を結ぶ『北越』『はくたか』等の特急列車が運行されていました。転換後にはあいの風とやま鉄道線内で運転される特急列車が無くなりましたが、金沢～泊間に『あいの風ライナー』の運行を開始しました。あいの風とやま鉄道所属の521系電車が使用されます。
　金沢～倶利伽羅間はIRいしかわ鉄道に乗り入れますが、同鉄道内での停車駅は金沢駅のみとなります。JRから第三セクター化された並行在来線で、同様にライナーを運行しているしなの鉄道線のしなのサンセット号、しなのサンライズ号も、乗り入れ先のJR東日本信越本線の停車駅が長野駅のみとなっており、会社の分界点は通過します。

【ライナー券】
《高岡駅発行あいの風ライナー5号ライナー券(2016年11月7日分)》

　2016年6月5日から、乗車日の属する週の前週日曜日から発売する様になりました。金沢駅以外のあいの風ライナー停車駅で発売しています。写真は高岡駅で購入したライナー券で、機械発券のレシート状の券です。

《運転管理センター発行あいの風ライナー3号ライナー券(2018年5月10日分)》

　IRいしかわ鉄道金沢駅ではライナー券の発売が行われていません。同駅から乗車する場合は車掌から購入することとなります。写真は車掌が発行した券で運転管理センター発行となっています。

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【写真】
《高岡駅のポスター(2016年11月5日)》