13番まどぐち:2025年04月

2025年04月

2025年04月30日

JR東海ありがとう東海道新幹線700系団体専用列車

　JR東海は2020年3月のダイヤ改正前に引退する700系車両のうちC編成2本に引退記念装飾を掲出(1･16号車にヘッドマーク、1･5･9･15･16号車にサイドステッカー)しました。2020年2月12～28日の特定日には東京～新大阪間の『のぞみ号』で運転。2020年2月29日･3月1日には団体専用列車で運転しました。なお、2020年3月8日には東海道新幹線としての700系ラストランとなる臨時列車『のぞみ315号(｢ありがとう東海道新幹線700系｣のぞみ号)』の運転を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により運転中止となりました。当該列車の特急券購入者には後日、乗車記念品の配布が行われました。

　新幹線700系の団体専用列車については、JR東海ツアーズ、クラブツーリズム、JTB、阪急交通社、読売旅行の旅行商品として発売され、車内では700系引退記念グッズの販売、記念メダル･記念乗車証等のプレゼント、抽選により700系行先表示幕1カットのプレゼントといったイベントが行われました。
　団体専用列車の列車名は車内放送では『ありがとう東海道新幹線700系』、『特別なのぞみ号』と案内。乗車票の券面には2020年3月1日運行分は『のぞみ308号』となっていました。2020年2月29日運行分は『のそみ311号』となっていたようです。

【団体専用列車の時刻】
《2020年2月29日》
　東京駅8:53発→新大阪駅11:30着
　(途中停車駅：品川駅、新横浜駅、名古屋駅、京都駅)

《2020年3月1日》
　新大阪駅8:23発→名古屋9：16発→東京駅10：56着
　(途中停車駅：京都駅、名古屋駅、新横浜駅、品川駅)

※上記時刻のうち発時刻記載の駅は旅行商品の出発駅となります。
　なお、その他の途中停車駅での乗降も可能となっていました。

【団体専用列車に関するきっぷ等(2020年3月1日)】
《乗車票(往路)》

　団体専用列車(往路)の乗車票で、『新幹線グリーン用』と『乗車船用』の2枚あります。新大阪駅入場時、車内(東京第二運輸所)、東京駅出場時の3種類のスタンプが押されています。なお、東京第二運輸所と東京駅のスタンプのデザインはN700系でした。

《乗車票(復路)》

　復路は団体専用臨時列車ではない『のぞみ259号』利用。

《ワッペンシール、日程表》

　JR東海ツアーズの乗車する号車を示すワッペンシールと日程表です。

《ぷらっと整理票》

　『東海キオスク1,000円分利用券【東京駅】』です。

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【乗車記念品(2020年3月1日)】
《記念乗車証》

　記念乗車証でD型硬券です。

　硬券は立派な台紙に挟まれ、ビニールに包装された状態で配布されました。写真左は台紙の表面。写真右は台紙の裏面。

《記念ポストカード》

《記念メダル》

《記念弁当(JRCP『朝のおむすび弁当』記念掛紙付き)》

　車内で配布された記念弁当はJR東海パッセンジャーズ(JRCP)製の『朝のおむすび弁当』に記念掛紙を付けたものでした。写真左は記念の掛紙。写真右上は配布時の状態。

　中身は通常販売品と変わらず。

　写真左は『朝のおむすび弁当』の箱部分。通常販売品と変わりません。写真右は原材料名表示ラベル。

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【JRCP 車内販売(2020年3月1日)】
《ありがとう700系車内販売利用記念カード》

　ありがとう東海道新幹線700系団体専用列車内ではJRCPによる車内販売が実施されましたが、通常のワゴンサービスではなく、車販準備室における販売となっていました。記念グッズと弁当、飲料等の販売が同じ場所で行われていました。車内販売にて税込1,000円以上の購入者には『ありがとう700系車内販売利用記念カード』(全3種類)がプレゼントされましたが、結局、複数種類あるため多くの人が複数回に分けて購入してフルコンプを目指していました。

《ホットコーヒー(オールドビーンズブレンド)レギュラーサイズ》

　700系がデビューした1999年当時の車内販売コーヒーを復活させたもので、レギュラーサイズ(税込320円)のカップは700系をデザインしたものが使用されていました(全4種類)。団体専用列車だけでなく『のぞみ号』『ひかり号』『リニア･鉄道館』にて2020年2月1日から約1ヶ月間限定で発売。

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【写真･乗車記(2020年3月1日)】
《新大阪駅》

　発車直前に26番ホームへ行きましたが既にカオス状態。発車案内と側面のロゴのみ撮影。

　方向幕は『団体』となっていました。最近の車両ではLED化が進んでいますので今となっては貴重です。

《車内》

　発車5分前に車内へ入りましたが、既に車内販売目的の行列が出来ていました。前日の新大阪行･団体専用列車ではもの凄い行列だったようですが、さすがに2日目の運行とあって両日参加者もいるからか10～15mくらいの列で発売開始から15分程度で購入できました。
　写真はデッキ部に掲出された車内販売品(記念商品)のリストとJR東海ツアーズの記念掲示物。

　普通車の車内です。

　グリーン車の車内です。

　東京駅到着直前の表示。東海道新幹線では2020年3月13日をもって廃止される字幕ニュースも表示されていましたが、主に新型コロナウイルス関連のニュースが中心でした。

《東京駅》

　東京駅では11時13分に回送列車として発車するまでの間が撮影タイムとなりましたが、既に待ち構えていたツアー非参加者も加わり、まともな写真は予想通り撮れません。写真左は斜めですが『はやぶさ10号』として東京駅に到着したJR北海道H5系と700系団体専用列車。写真右は700系引退記念ヘッドマーク。

　写真左は700系引退記念サイドステッカー。写真右は回送の乗車位置表示。

　回送される700系。

※2020年3月03日掲載(復路乗車票･ぷらっと整理票以外)
※2025年4月30日更新(復路乗車票･ぷらっと整理票)

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　JR東海東海道新幹線

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　JR東海のぞみ号

madoguchi13ban at 22:12｜Permalink│Comments(0)│ │鉄道(JR) | 切符･乗車証･交通系IC等

小湊鉄道さと山号(定期列車)

【さと山号関連グッズ】
《2024年(令和6年)6月収集)》
〔さと山缶バッジ〕

　2種類(緑色、オレンジ色)のヘッドマークデザインがあります。各･税込300円。台紙は付かずビニールに包装されています。

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　小湊鉄道急行さと山号(団体列車)

madoguchi13ban at 19:45｜Permalink│Comments(0)│ │鉄道(2ｾｸ/JRﾘﾊﾞｲﾊﾞﾙ) | 記念ｸﾞｯｽﾞ(ｽﾄﾗｯﾌﾟ･模型等)

芝山鉄道京成電鉄東成田線乗入

【写真】
《2025年度第1回発行芝山鉄道線乗車記念証明書(2025(令和7)年4月1日配布開始)》

　デザインは京成東成田線京成成田駅に停車中の普通列車・芝山千代田行の運用に就く3500形電車。乗車記念証明書のデザインは京成電鉄本線や金町線など、芝山鉄道線から遠くの運用に就いている時の写真が多いので、意外と珍しいかも知れません。

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《芝山鉄道のメイン記事》
　芝山鉄道芝山鉄道線

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小湊鉄道､HMC東京房総里山スカイバス横断ツアー

　小湊鉄道は小湊鉄道線五井～里見間の鉄道開業100周年記念事業の一環として2025(令和7)年3月20日～12月7日の特定日(6･9月は非催行)、養老渓谷駅～大多喜駅間にて『房総里山スカイバス横断ツアー』を実施します。小湊鉄道催行のツアーで、スカイバス便については日の丸リムジングループであるHMC東京が同社の2階建バスにて運行。連絡バス便については小湊鉄道のバスによる運行となります。
　一部の便は上総中野駅にも停車しますので、本数の少ない小湊鉄道線(鉄道)の養老渓谷駅～同駅間、いすみ鉄道代行バス運行時間帯以外の同駅～大多喜駅間の移動に便利です。また、一部の便を除き道の駅たけゆらの里おおたきに停車し、長めの停車時間(最大40分)をとっている便がありますので、同駅で買物や食事も楽しめます。
　ツアー名や紙の乗車券に示される『房総～横断』『房総横断』から、このツアーバスは房総横断鉄道(小湊鉄道線、いすみ鉄道代行バス)を補完する目的で運行されているものと思われます。但し、ツアーバスの乗車には専用の乗車券が必要で、そのうち、モバイルチケット購入者については小湊鉄道線(鉄道)が全線利用可能ですが、それ以外の鉄道・鉄道代行バス利用には別途、鉄道・鉄道代行バスの乗車券が必要となります。

【乗車券】
《養老渓谷駅房総横断バス乗車券/バス限定(2025(令和7)年4月27日使用)》

　基本的にはQUICK RIDEアプリによる小湊鉄道線の鉄道区間も含んだモバイルチケットでの発売(大人3,000円、小人2,000円)となりますが、スカイバス･連絡バスのみ乗車用の紙券を養老渓谷駅窓口でも取り扱っており、大人･小人同額の2,000円にて発売しています。水色JPR地紋。

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【パンフレット等】
《養老渓谷⇔大多喜房総里山スカイバス横断ツアーチラシ(2025(令和7)年4月27日収集)》

　収集日に大多喜町観光本陣、養老渓谷駅、五井駅で配布されていた本ツアーチラシの表面と裏面です。なお、途中停留所のある道の駅たけゆらの里おおたきではこのチラシのカラ―コピー版が配布されていました。

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【写真】
《2025(令和7)年4月27日撮影》

　大多喜駅は大多喜町観光本陣前からの乗車となります。写真は同駅11:30発･養老渓谷駅行。

　この日はいすみ鉄道のキハ52 125 号車営業運転終了を記念して大多喜駅構内で『ありがとうキハ52 125 営業運転終了記念イベント』が開催されており、かなり賑っていたのですが、意外にもこのバスの存在に気づいている人は少なかったです。

　大多喜駅発車直後の同駅付近の風景。

　道の駅たけゆらの里おおたき到着直前と待機時に撮影。道の駅には40分停車。私は道の駅の駅弁を楽しみます。いすみ鉄道大多喜駅と同じくらいの賑わいで、こちらはライダーや家族連れが中心でした。

　道の駅たけゆらの里おおたき→養老渓谷駅間で撮影。左はいすみ鉄道代行バス(小湊鉄道担当便)とのすれ違い。右はいすみ鉄道の鉄橋。

　終点･養老渓谷駅に到着。

　スカイバス･連絡バスの乗車場所の看板。

　小湊鉄道線五井駅に掲出されていたポスターです。

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　いすみ鉄道列車代行バス
　いすみ鉄道臨時急行代行バス｢ありがとうキハ52 125号｣
　道の駅たけゆらの里おおたき
　一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会臨海副都心地域内無料巡回バス(東京ベイシャトル)

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2025年04月29日

東武鉄道スペーシアX1周年

　東武鉄道はスペーシアXの運行開始1周年を記念して、2024年(令和6年)7月よりSL大樹の記念ヘッドマーク掲出(同月13～15日)、出発式、カードラリー等の記念イベント開催、記念商品の発売を行いました。スペーシアX(N100系電車)へのヘッドマーク装着や車体への記念装飾は実施されませんが、同月上旬よりLED表示器(方向幕)にて1周年記念ロゴの動画が映し出される演出が実施されています(駅入線時の停車直前までは全面、駅停車時は半面に表示）。

【記念きっぷ】
《スペーシアX1周年記念乗車券(2024年(令和6年)7月15日発売)》

　台紙(写真左は裏面、右は表面)とB型硬券乗車券1枚のセットで1セット･1,000円。3,000セット限定発売。

　硬券乗車券です。

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【スペーシアX1周年記念商品】
《スペーシアX1周年記念ステッカー付ドリンク(2024年(令和6年)7月10日発売)》

　記念ステッカー付きのサントリー製の缶飲料で、ステッカーは缶から剥して保管できます。ドリンクはウーロン茶とレモンスカッシュの2種類ありますがステッカーは1種類です。1本・税込770円。東武鉄道の一部駅売店、東武百貨店池袋店『鉄道フェスティバル&駅弁大会』等で販売。

《栃木県産小麦粉100％使用鹿沼の麻炭フィナンシェ(2024年(令和6年)7月13日発売)》

　税込440円。パッケージと裏面の原材料表示です。

※2024年12月16日掲載(記念乗車券、ドリンク)
※2025年04月29日更新(フィナンシェ)

【関連記事】
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　東武鉄道スペーシアX
　東武鉄道 SL大樹

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小湊鉄道 TVアニメ『ウマ娘プリティーダービー Season 3』×小湊鉄道コラボキャンペーン

　小湊鉄道は2024(令和6)年4月19日～5月5日、TVアニメ『ウマ娘プリティーダービー Season 3』とのコラボキャンペーンを開催しました。キャンペーンオリジナルバージョンの1日乗車券やグッズの発売、スタンプラリーを実施。また、スタンプラリー開催にあわせて観光急行列車の馬立駅への臨時停車が実施されました。なお、2025(令和7)年5月1～6日には房総里山トロッコの1号車に等身大パネルの展示等が実施される予定です。

【記念乗車券】
《キャンペーンオリジナルバージョン1日乗車券(2024年(令和6年)4月19日発売)》

　大人用(1枚2,000円)のみ3種類発売されました。

【関連記事】
《運行路線、関連列車》
　小湊鉄道小湊鉄道線
　小湊鉄道キハ40形観光急行列車
　小湊鉄道房総里山トロッコ

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2025年04月28日

東武鉄道スペーシアX

【車内販売品(2025(令和7)年4月17日購入)】
《日光たまり味噌醤油味ポテトスティック》

　スペーシアX公式ホームページ記載の商品名は『日光たまり味噌醤油香る、ポテトスティック』。税込550円。スペーシアXの車内販売商品はパッケージデザインがきれいですが、保存に適したものが少ない中で珍しく容易に保存出来、かつ、スペーシアXがデザインされています。味が濃くて美味しく、車内でビールのおつまみとして食べるのも、土産物としてテイクアウトするにも最適。

《スペーシアX車内限定トチノキフィナンシェ～栃木県産小麦粉100％～》

　スペーシアX公式ホームページ記載の商品名は『トチノキフィナンシェ～栃木県産小麦粉100％～』。税込440円。程よい甘さのフィナンシェ。スペーシアXがデザインされており、スペーシアX1周年記念で期間限定車内販売された『鹿沼の麻炭フィナンシェ』(現在は終売)に続き『ポワンエリーニュ』が製造。

《本日のジェラート/ミルク》

　2種類あり、『いちごミルク』と交互で販売されているようです。この日、販売されていたものは『ミルク』味でした。税込470円。写真は商品外観。SL大樹やJR線の車内販売アイスクリームの様な紙製の蓋では無く、プラスチック製の蓋にステッカーを貼っています。

　中身と原材料表示です。

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【写真･乗車記(2023年(令和)5年7月26日撮影)】
《浅草駅》

　同駅に掲出されていた運行開始PRポスター。

《春日部駅》

　同駅に掲出されていたポスターは手作りのものが多数見られました。

　記念撮影用の大型パネル。

　更にアニメ『クレヨンしんちゃん』とコラボした掲示物が多数。

　同駅からスペーシアX7号に乗車。

　ほぼ満席で大人気です。主目的はカフェ利用ですが、運行開始当初のカフェ利用はコックピットラウンジ利用者が最優先。その他の座席利用者は下り方面は春日部駅発車直後、上り方面は下今市駅発車直後に『GOEN CAFE SPACIA X102』サイトに接続し、先着順の整理券を取得しなければなりません。私はネットの接続が遅く、整理券を取得できませんでした。上りのスペーシアX8号でリベンジを果たしますが、この列車、せっかくの豪華観光特急列車でありながらカフェでの購入権が無ければ車内で何も買うことができない点が最大のデメリットです。近鉄のしまかぜの様に誰でも利用可能な売店・カフェの運営、JR東日本のサフィール踊り子の様なワゴンによる車内販売を検討して頂きたいです。

《鬼怒川温泉駅》