2017年10月06日
東武バス日光 日光鬼怒川線
東武バス日光・日光鬼怒川線(東照宮・大猷院・二荒山神社前〜東武日光駅〜鬼怒川温泉駅)は、2017年8月10日の東武鉄道鬼怒川線下今市〜鬼怒川温泉間で運行開始したSL大樹の二次交通として開業しました。SL大樹運転日のみの運転となります。使用車両は基本的に、本路線の開業にあわせて登場した日光軌道タイプ特別車両(廃止された東武鉄道日光軌道線の車両を模した車両)が使用されます。
東武グループでは、2006年3月のJR東日本・東武鉄道直通特急(日光号・きぬがわ号)運行開始時から、その二次交通として日光・鬼怒川エクスプレス号の運行(下記リンク記事参照。東武ダイヤルバス→日光交通が運行)を開始しています。日光市内でタクシーに乗車した際に運転手の方から聞いたのですが、日光・鬼怒川エクスプレス号の開業により、元々、日光東照宮→鬼怒川温泉間に存在していたタクシー需要を奪うほどの影響があったそうです。東武バス日光が日光鬼怒川線の運行を開始することによって日光・鬼怒川エクスプレス号が廃止されるものと思っていましたが、2017年8月10日以降も運行は継続されます。
最近では東武鉄道が東武日光〜鬼怒川温泉間を直通する普通列車・快速列車の運転本数を増やしています。更にこの路線バスが開業することにより、東武グループ間でも競合関係が生じることになりますか、特にSL大樹の補完的な役割(SL大樹が満席時の同方向への需要、SL大樹および日光鬼怒川線の片道ずつ利用)を期待されていると思います。
【乗車券】
《"大判"世界遺産めぐり手形(新型特別車両・2017年8月10日発売開始)》

商品名は東武バス株式会社のリリース通り。日光軌道タイプ特別車両デザインのペーパークラフト記念乗車券。同様の大判・ペーパークラフトタイプの記念乗車券は、世界遺産めぐり循環バスへの特殊車両導入記念時にも販売されています(下記リンク記事『東武バス日光 世界遺産めぐり循環バス』に掲載しています。実際に使用するきっぷとしては大きく使いづらいのですが、記念品としては面白いです。
発売箇所は東武日光駅ツーリストセンター。なお、リリースでは大人用500円券が限定1,000枚発売となっていましたが、小児の判子を押して250円でも販売されていました。また、この記念乗車券では世界遺産めぐり循環バス以外に、東武日光駅〜鬼怒川温泉駅間を除く日光鬼怒川線の乗車が可能です。
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【パンフレット等】
《東武バス日光 日光鬼怒川線&日光軌道タイプ特別車両(運行開始PRパンフレット)》

運行開始PRパンフレットで、写真左が表面、右は裏面。鬼怒川温泉駅で配布されていました。
《東武バス日光 2017年度春〜秋時刻表》
日光軌道タイプ特別車両が表紙の時刻表。
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【写真・乗車記(2017年8月12日)】
《東照宮・大猷院・二荒山神社前停留所》

世界遺産めぐり循環バスと同じ停留所です。
16時40発・鬼怒川温泉行きの最終便を利用しました。同停留所から鬼怒川温泉駅まで乗り通した人数は私を含めて2名のみ。他の方もマニアのようでした。
《車内》

座席の色や、床面のデザインは極力、軌道車両に近づけています。前方に設置された停留所案内モニターには、この車両のイラストが登場します。

窓面には日光軌道線やSL大樹の写真が展示されています。



《鬼怒川温泉駅》

13:50着の便です。5名ほどの乗客が下車しました。面白い車両ですが、運行開始3日目にしては利用者が少ないと思います。ただ、SL大樹の運行時刻とほぼ同時刻・同方向に運行されているため、現時点ではSL見物に人が集中し過ぎているだけかも知れません。
【関連記事】
《接続列車、日光軌道線》
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東武鉄道 日光軌道線
《その他東武グループの二次交通等》
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東武バス日光 世界遺産めぐり循環バス
東武商事 日光・鬼怒川エクスプレス号(東武ダイヤルバス運行)
東武ステーションサービス 日光・鬼怒川エクスプレス号(日光交通運行)
東武グループでは、2006年3月のJR東日本・東武鉄道直通特急(日光号・きぬがわ号)運行開始時から、その二次交通として日光・鬼怒川エクスプレス号の運行(下記リンク記事参照。東武ダイヤルバス→日光交通が運行)を開始しています。日光市内でタクシーに乗車した際に運転手の方から聞いたのですが、日光・鬼怒川エクスプレス号の開業により、元々、日光東照宮→鬼怒川温泉間に存在していたタクシー需要を奪うほどの影響があったそうです。東武バス日光が日光鬼怒川線の運行を開始することによって日光・鬼怒川エクスプレス号が廃止されるものと思っていましたが、2017年8月10日以降も運行は継続されます。
最近では東武鉄道が東武日光〜鬼怒川温泉間を直通する普通列車・快速列車の運転本数を増やしています。更にこの路線バスが開業することにより、東武グループ間でも競合関係が生じることになりますか、特にSL大樹の補完的な役割(SL大樹が満席時の同方向への需要、SL大樹および日光鬼怒川線の片道ずつ利用)を期待されていると思います。
【乗車券】
《"大判"世界遺産めぐり手形(新型特別車両・2017年8月10日発売開始)》

商品名は東武バス株式会社のリリース通り。日光軌道タイプ特別車両デザインのペーパークラフト記念乗車券。同様の大判・ペーパークラフトタイプの記念乗車券は、世界遺産めぐり循環バスへの特殊車両導入記念時にも販売されています(下記リンク記事『東武バス日光 世界遺産めぐり循環バス』に掲載しています。実際に使用するきっぷとしては大きく使いづらいのですが、記念品としては面白いです。発売箇所は東武日光駅ツーリストセンター。なお、リリースでは大人用500円券が限定1,000枚発売となっていましたが、小児の判子を押して250円でも販売されていました。また、この記念乗車券では世界遺産めぐり循環バス以外に、東武日光駅〜鬼怒川温泉駅間を除く日光鬼怒川線の乗車が可能です。
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【パンフレット等】
《東武バス日光 日光鬼怒川線&日光軌道タイプ特別車両(運行開始PRパンフレット)》

運行開始PRパンフレットで、写真左が表面、右は裏面。鬼怒川温泉駅で配布されていました。《東武バス日光 2017年度春〜秋時刻表》
日光軌道タイプ特別車両が表紙の時刻表。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【写真・乗車記(2017年8月12日)】
《東照宮・大猷院・二荒山神社前停留所》

世界遺産めぐり循環バスと同じ停留所です。
16時40発・鬼怒川温泉行きの最終便を利用しました。同停留所から鬼怒川温泉駅まで乗り通した人数は私を含めて2名のみ。他の方もマニアのようでした。《車内》

座席の色や、床面のデザインは極力、軌道車両に近づけています。前方に設置された停留所案内モニターには、この車両のイラストが登場します。
窓面には日光軌道線やSL大樹の写真が展示されています。


《鬼怒川温泉駅》

13:50着の便です。5名ほどの乗客が下車しました。面白い車両ですが、運行開始3日目にしては利用者が少ないと思います。ただ、SL大樹の運行時刻とほぼ同時刻・同方向に運行されているため、現時点ではSL見物に人が集中し過ぎているだけかも知れません。【関連記事】
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東武バス日光 世界遺産めぐり循環バス
東武商事 日光・鬼怒川エクスプレス号(東武ダイヤルバス運行)
東武ステーションサービス 日光・鬼怒川エクスプレス号(日光交通運行)
