13番まどぐち:2012年02月

2012年02月

2012年02月27日

長野電鉄志賀リレー号(平成24年2月25日)

【急行志賀＆長電志賀リレー号(平成24年2月25日運転)の長野電鉄線内配布品】
《懐かしの急行｢志賀｣湯田中駅へようこそ! 山ノ内町ポストカード(湯田中駅)》

　急行志賀＆長電志賀リレー号ツアー客の湯田中駅到着直後に山ノ内町が配布していたポストカード。裏面に急行志賀の歴史と『長野電鉄屋代線は平成24年3月31日をもって廃線となります。』と記載されていることから、今回のツアーに合わせてわざわざ作成したもののようです。上部に急行志賀号現役時代の写真を使用。

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【写真】
《志賀リレー号など(特記なきものは平成24年2月25日撮影)》
〔屋代駅〕

　しなの鉄道との接続駅である屋代駅には、長野電鉄、しなの鉄道等が出資する長電テクニカルサービスの工場があり、両社の車両点検がここで行われています。信越本線(一部)の第三セクター化にあたり、保守点検業者にJRではなく長野電鉄をパートナーとして選んだわけです。写真左のみ平成21年8月10日撮影。
　現在では軽井沢側から直接長野電鉄側に入れず、しなの鉄道篠ノ井側から分岐している線路の1本(写真右の『一たん停止』標識の右側の線路)が長電テクニカルサービス屋代工場に繋がっており、そこを介せばしなの鉄道と長野電鉄の線路が繋っていることになります。しかし、保安装置の違いから直通はできません。

　長野電鉄屋代線屋代駅ではホームの長さが足りず停車中の車両写真が取れないため、側面の方向幕のみ撮影。
　2100系は車両によって電光掲示式と幕式の2種類を使用。『特急湯田中』と表示されていますが、急行志賀リレー号信州中野行きです。幕に急行･信州中野の組み合わせでの表示ができないために代用したのでしょう。なお、長野電鉄線内における車内放送では『臨時団体貸切列車急行志賀リレー号信州中野行き』と案内されました。
　2100系の乗り心地は非常に良いのですが、屋代線内では電圧降下の影響か時々車内照明が消えていました。

〔松代駅〕

　同駅で約40分停車。
　屋代線廃止前に営団日比谷線時代を再現した3500系O6編成と交換(写真右)。

〔小布施駅〕

　屋代線の終点である須坂駅には現在使用されていない5番線に停車しましたが、すぐに出発。小布施駅に長時間停車しました。
　なお、同駅では志賀リレー号の乗客に小布施文化観光協会から
・小布施観光案内帖(B6サイズ32頁の冊子)
・北斎館招待券
・おぶせミュージアム中島千波館招待券
・髙井鴻山記念館招待券
が配布されました(写真は省略します)。

　デッキ部分の電光掲示板を撮影。スノーモンキーのロゴ入りです。
　上部には平成23年に改造されたことを示す東急車輛のプレートと長電テクニカルサービスのステッカーが掲示されています。

〔信州中野駅〕

　2100系による急行志賀リレー号はここで終点。到着後すぐに方向幕の表示を無地のものに切り替え。
　写真右は2100系側面の山ノ内町のラッピング。

　ここから13時20分発の定期列車(各停湯田中行き)に乗り換え。本日のツアーに合わせて2000系D編成を使用。
　写真は同駅改札上部に掲示されている電光掲示板。

〔湯田中駅〕

　湯田中駅到着直後に撮影。D編成はかつて使用されていたりんご塗装を再現しています。ツアーに合わせて急行志賀が走っていた時代を再現するためにこの編成が選ばれたのでしょう。

　湯田中駅では山ノ内町による歓迎イベント、県内私鉄各社のグッズ販売が旧駅舎で開催されており、この列車到着にあわせて旧駅舎側から出られるようになっていました。その旧駅舎には急行志賀の写真が掲示されていました(ショーウィンドーの柱に隠れてしまう配置である点が残念です)。ツアーの参加証明書、山ノ内町ポストカードに使用されている写真と同じものです。

　旧駅舎改札では山ノ内町長による急行券への入鋏(希望者のみ)とシガ公(山ノ内町のご当地キャラクター。4種類あるうちの1つ)、アルクマによる歓迎が行われました。

　山ノ内町からはポストカード以外にボールペンやアップルサイダーノフトマール(ホットアップルジュース)が配布されました。
　ノフトマールは山ノ内町の方言『のふとまる』(温まる)を英語風にしたもの。山ノ内町産りんごジュースを100%使用しており、道の駅北信州やまのうちの人気メニュー。

　折り返しまでには約1時間あるので、旧駅舎に隣接する湯田中駅前温泉楓の湯で入湯(写真は線路終端部側から撮影。手前側が旧駅舎。奥が楓の湯)。オープン当初は町営でしたが道の駅北信州やまのうちと共に指定管理者制度を導入し山ノ内町総合開発公社が管理しています。入湯料300円と良心的。

　帰りはもと小田急電鉄ロマンスカーHiSEである1000系ゆけむり(定期列車)に長野まで乗車しツアー終了となりました。

※平成23年2月04日掲載(屋代駅長電テクニカルサービス写真)
※平成24年2月27日更新(改題、志賀リレー号H240225ポストカード･写真)

【関連記事】
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《関連列車》
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　長野電鉄志賀リレー号(平成25年3月31日)
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　長野電鉄 169系S52編成と長電2100系とゆけむりの旅
　長野電鉄ゆけむり
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　しなの鉄道志賀号(臨時列車)
　しなの鉄道リバイバル志賀号

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2012年02月25日

JR東日本奥久慈風っこ号

　奥久慈風っこ号は、水郡線水戸～常陸大子間に風っこを使用して運転された臨時列車です。

【指定席券】
《上菅谷駅MEM発行奥久慈風っこ号(平成19年8月26日乗車分)》

　日立電鉄線の代替バス乗車後、常陸太田から上菅谷まで水郡線普通列車で移動してきたところ、ちょっと待てば奥久慈風っこ号に乗車できることが分かりました。同駅ですんなり指定券が購入でき、乗客がそれほど多くなかったため、ゆったりと移動できました。特に記念品の販売･配布はありませんでした。

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【記念オレンジカード】
《袋田の滝と奥久慈風っこ号(イメージ)(平成14年)》

　平成14年4月1日～6月30日に実施された漫遊空間いばらきデスティネーションキャンペーンを記念したオレンジカード。

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【パンフレット】
《奥久慈風っこ号パンフレット(平成19年版)》

　乗車時に水戸周辺で入手したものではなく、後日、都内(渋谷だったか？)のJR駅で入手したもの。珍しい臨時列車だった割には収集の面白みがない列車でした。しかし、このパンフレットには列車時刻が掲載され、表面左下に常陸大子駅周辺で使用できる『特典券』が付いているという実用的なものでした。それでありながら、きれいな写真入りである点で良いパンフレットでした。
　裏面にはこの列車を使用した都内･水戸駅発の『びゅう旅行商品』の案内にもなっています。コースは大子ブルワリーでの昼食コースと奥久慈名物シャモ弁当コースの2コースありますが、シャモ弁当は常陸大子駅弁です。

※平成24年 2月14日掲載(奥久慈風っこ号指定席券･パンフレット)
※平成24年 2月25日更新(奥久慈風っこ号オレンジカード)

【関連記事】
《運行路線》
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2012年02月24日

JR東日本あさかぜ号

　平成17年ダイヤ改正をもって廃止された寝台特急あさかぜ号はJR西日本所属の客車による運行でしたが、以前はJR東日本所属の客車でも運行されていました。

【シャワーカード】
《あさかぜシャワールーム御利用カード(1･4号)》　

　予め号数が記載されており、その号数からJR東日本所属車での購入分だと思います。
　入手時期は忘れましたが、恐らく平成一桁台(平成3～5年頃)のものと思います。実はこのカードを購入した列車には乗車しておらず、乗らないのにわざわざ東京駅までこれを購入しに行き、車掌から購入したものです。
　どうしてもカードを入手したくなった理由は、その前に実施された高校の修学旅行にありました。九州方面が目的地で、往路は東京→博多間を新幹線の修学旅行用列車利用で移動しました。しかし、復路は博多→岡山間が山陽新幹線。岡山→東京間があさかぜ号か瀬戸号という戻り方をしました。不思議に思い先生に聞いてみると、修学旅行は96時間以内という決まりがあったそうで、時間ぎりぎりに収めるには寝台特急利用で東京駅解散というスケジュールを組まなければならなかったそうです。
　乗車後は、人生初の寝台特急乗車という事で車内を探検してみたかったのですが、女子生徒の寝ている車両への男子生徒立入禁止や車内販売での購入禁止といった高校側が作ったルールで車内移動に大幅な制限がかけられていました。それならば見ていないところで車内販売で何か買ったり、カードの様な記念品の購入でもしてやるかと思い、車内販売員や車掌が来たときに尋ねたものの、既に教員側から「高校生にモノを売らないで欲しい」と周知済。最悪の状況でした。物販が出来ない多数の高校生はJRや車販運営会社にとって大迷惑だったのではないかと思います。
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【記念弁当】
《大船軒東海道線開業120周年記念弁当第3弾(平成19年7月20～24日発売)》

　7月21日におそらく横浜駅で購入。デザインはEF65-500電気機関車が牽引する寝台特急あさかぜ号で、国鉄時代の写真を使用しているようです。
　ご飯の上には鶏そぼろや鮭フレークなど。未だ大船軒記念弁当のグレードがそれほど高くなかった時代のもの。掛紙メインの記念弁当。

※平成22年1月23日掲載(シャワーカード)
※平成24年2月24日更新(大船軒東海道線開業120周年記念弁当第3弾)

【関連記事】
《国鉄時代、他社リバイバル》
　国鉄あさかぜ号
　大井川鐵道はやぶさ号･あさかぜ号

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2012年02月22日

JR東海トロッコファミリー号

【記念オレンジカード】
《三河東郷～大海を行くトロッコファミリー号(平成12年7月調製)》

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【写真】
《トロッコファミリー号(豊橋駅･平成17年5月5日撮影)》

　右が同列車用の客車･オハフ17形。同列車は機関車の運用が難しくなり平成18年に運転終了となりました。

※平成17年05月05日掲載(トロッコファミリー号写真)
※平成24年02月22日更新(トロッコファミリー号オレカ)

【関連記事】
《運行路線》
　JR東海飯田線

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2012年02月20日

JR四国 SL牛鬼号

　平成9年12月に運行されたSL牛鬼号(土佐大正間～宇和島)は、JR西日本のC56160蒸気機関車による牽引でした。

【しまんとグリーンライン｢SL牛鬼号｣運転記念オレンジカード】

【関連記事】
《関連列車》
　JR西日本 SLやまぐち号

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2012年02月18日

JR東日本 SL内房100周年記念号

【記念券･SL単体またはSL･DL共通の乗車証明書】
《SL内房100周年記念号記念入場券(平成24年2月10～12日発売)》

　千葉みなと、蘇我、姉ヶ崎、木更津の4駅各2枚ずつのD型硬券入場券8枚セット。写真左が台紙。右はビニールに入った状態の硬券。

《千葉支社 SL･DL内房100周年記念号記念乗車証明書(平成24年2月10～12日)》

　DLでは木更津駅発車後すぐに配布開始。

《JR東日本千葉支社木更津運輸区発行
　SLDL内房線100周年記念号ご乗車記念証(平成24年2月12日)》

　私は往路のDL内房100周年記念号の3号車に乗車していました。客車内では号車毎に千葉県内の車掌区が旅客案内を分担しており、3号車は成田車掌区が担当していました。
　車内で配布された乗車証明書については千葉支社発行のものがおそらく各号車共通で配布され、それ以外に車掌区毎に手作りの乗車証明書を用意していました。

　これについては記念品の配布後に車内で実施された抽選イベントで当たったもので、水色のJNR･こくてつ地紋で作成されたD型硬券。表面に表示されている矢印は千葉みなとから木更津に向かっているのでSL内房100周年記念号専用のものにも見えますが、列車名はSL･DLともに印刷されているので往復とも共通かも知れません。裏面はSL内房100周年記念号のヘッドマークデザイン。3号車内では主に成田エクスプレスを担当されている車掌区らしくN'EXグッズもプレゼント対象に含まれていましたが、他区の乗車証明書もいくつか含まれており、木更津運輸区以外のものはプリンタ製の手作り感のあるものでした。
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【乗車証明書以外の乗車記念品】
《JR東日本 SL･DL内房100周年記念号ばんそうこう(平成24年2月12日)》

　変わった配布品としては乗車記念品としてばんそうこうがありました。写真はばんそうこうのケース(左が表、右が裏)。

　ばんそうこう自体は5枚綴りで入っていました。

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【記念駅弁】
《千葉みなと駅弁万葉軒 2012･2･12限定 SL内房100周年記念弁当(平成24年2月12日)》

　発泡スチロール製経木に掛紙(写真左)を黄色いゴムでとめています。容器内には写真右のお品書も入っていました。

　千葉駅弁業者による調整。通常販売品でも地元産食材を多く取り入れていますが、特にまぐろカツや海老真丈といった魚介系おかずが豊富です。

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【記念菓子】
《SL内房100周年記念号石炭おかき(平成24年2月12日購入)》

　税込400円。ビニール袋に貼られているシールには特に『SL内房100周年記念号』の文字はありません。千葉みなと、木更津のNEWDAYSと姉ヶ崎駅改札内特設グッズ販売コーナーで発売。木更津のNEWDAYSでは改札内･外ともに2月12日の8時台で既に完売していましたが、その他の発売箇所では余裕がありました。

　製造者は鴨川市の株式会社長登屋。

《ほていや SL内房100周年記念号どら焼(平成24年2月12日購入)》

　1個130円。6個セット箱入り840円。木更津のNEWDAYSと姉ヶ崎駅改札内特設グッズ販売コーナーで発売。6個セットの箱には写真右のシールが貼られています。

　製造者は香取市の株式会社ほていや。

　単品は写真左のビニール入りの状態で販売されていました。

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【SL内房100周年記念号関連のパンフレット】
《旅の手帖(平成24年2月収集)》

《千葉みなと駅他 SL内房100周年記念号記念入場券チラシ(平成24年2月)》

　千葉みなと駅構内に掲示されていたSL運転記念入場券発売のお知らせポスターと同じ内容のチラシが同駅や稲毛海岸駅で配布されていました。

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【写真】
《SL･DL内房100周年記念号(京葉線千葉みなと駅･平成24年2月12日撮影)》