2011年06月
2011年06月30日
JR東日本 SLホエール号
真岡鐵道所属のC11325号機牽引により石巻線小牛田〜女川間に『SLホエール号』が
運行されました。JR東日本線内で運行されるC11325号機牽引の列車としては遅く登場しています。『仙台・宮城デスティネーションキャンペーン』にあわせて登場しましたが、平成19〜22年と4年連続で運行されています。
【指定席券・NRE領収書】
《料金補充券(渡波駅 平成21年10月10日購入分)》
SLホエール号の料金補充券による指定席券を購入しました。石巻線内の主要駅では今でも料金補充券による指定席券が購入できる駅がありますが、訪問日はSLホエール号運行日で割と混んでおり、また、同列車の空席も午前中は満席になっている状態でした。女川駅では折り返しまで時間があるため、渡波駅まで移動し復路の指定席券を狙ってみたところ、空席があったため、購入できました。
《SLホエール号指定席券(平成21年)》
高田馬場駅で購入した下り小牛田→石巻間の指定席券。これ以外の他の区間では、風っこ花回廊号で知り合った村山市在住のH様にお世話になり全区間を乗車できました。有難うございました。
《NRE領収書(平成21年・SLホエール号)》
後述の駅弁『あなご一本寿司』を車内で購入した時の領収書です。左下に列車名が入っています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【乗車証明書等】
《SLホエール号乗車証明書(仙台支社・平成21年版)》
車内で配布された仙台支社発行の乗車証明書。下り用(左)と上り用(右)。
《SLホエール号乗車記念しおり(仙台支社小牛田運輸区・平成21年版)》
下り車内でのみ配布された仙台支社小牛田運輸区作成の乗車記念しおり。表(写真左)は黒を基調とした落ち着いたデザイン。裏(写真右)は横サボをイメージしたデザインです。実際に10日運行分に取り付けられていたものとはデザインが異なりますが、しっかり右下に『2009.10.10』の日付が入っており、運行日毎に作り分けているのでしょう。手づくり感のあるうれしい乗車記念品です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【記念駅弁・車内販売駅弁等の食品】
《NRE SLホエール号車内販売弁当『あなご一本寿司』(平成21年10月10日購入)》
SLホエール号の車内販売はNREが行っていました。そこで販売されていた『あなご一本寿司』は、同社が仙台駅で販売している駅弁でもあります。
石巻港で水揚げされた穴子とまぐろコラーゲンで炊いた宮城県産ひとめぼれを使用しており、SLホエール号車内で販売するのに相応しい駅弁だったと思います。同社は仙台駅弁業者としては後発で、他の先発業者2社の牛たんやはらこめしのパクリやコンクールの採用など、自社としてのオリジナリティが薄い商品ばかりだと思っていましたが、これはシンプルですが凄く良い商品だと思います。
《特別列車SLホエール号おながわ特製弁当(女川弁当組合作成・平成21年10月10日版)》
女川駅前で下りSLホエール号到着に合わせて1,000円で発売された弁当。運行日によって掛紙のデザインを変えているそうです。鉄道マニアには先述のあなご一本寿司よりもこちらの方に人気が集中していました。
転売用でしょうか?ひとりで2〜3個買っているマニアが多数いましたが、普通の駅弁に比べて1.5倍程度の量は有ります。サンマや帆立、ほや等の特産品を多数使用しています。
《SLホエール号運転記念鯨大和煮缶(木の屋石巻水産・平成21年)》
石巻駅構内の記念グッズコーナーで販売されていた運転記念の鯨大和煮缶のラベルです。
鯨大和煮缶と写真(左と右は1つを2方向から撮影したもの)の缶のSLホエール号貯金箱が各1個ずつセットで確か税込700円だったと思います。製造者は株式会社木の屋石巻水産。
私は宮城県生まれなので池袋の宮城ふるさとプラザ(アンテナショップ)をよく利用するのですが、同社の『カレイの縁側醤油煮込み』を買ってご飯にかけて食べるのが大好きでした。脂が溶け込んだまろやかな味と缶詰ならではの圧力で柔かくなった骨の食感がクセになるのですが、『コラーゲン入り』という点で妻も気に入っていた商品でした。同社ホームページによると東日本大震災により会社、工場ともに被災されたとの事です。現在は残った缶詰の販売を各地で行うなど、復興に向けて取り組まれています。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【駅停車時の配布品】
《涌谷駅停車時(平成21年・SLホエール号)》
遠田郡美里町の株式会社村上屋の『小牛田銘菓薄皮まんじゅう』。平成24年のSL石巻線100周年号の小牛田→涌谷間乗車時にも美里町の配布物に入っていました。
《石巻駅停車時(平成21年・SLホエール号)》
『ゴールド牡蠣飴』。
======================================
【写真】
《SLホエール号(平成21年10月10日撮影)》
〔小牛田駅〕
〔石巻駅〕
〔渡波駅〕
〔沢田駅〜浦宿駅間〕
〔女川駅〕
※平成21年11月 3日掲載(料金補充券)
※平成22年 2月 9日更新(SLホエール号指定席券・NRE領収書・乗証・駅弁・写真)
※平成23年 6月30日更新(本文一部修正。運転記念鯨大和煮缶追加)
【関連記事】
《運行路線》
JR東日本 石巻線
《関連列車》
JR東日本 SL石巻線100周年号
真岡鐵道 SLもおか号
運行されました。JR東日本線内で運行されるC11325号機牽引の列車としては遅く登場しています。『仙台・宮城デスティネーションキャンペーン』にあわせて登場しましたが、平成19〜22年と4年連続で運行されています。
【指定席券・NRE領収書】
《料金補充券(渡波駅 平成21年10月10日購入分)》
SLホエール号の料金補充券による指定席券を購入しました。石巻線内の主要駅では今でも料金補充券による指定席券が購入できる駅がありますが、訪問日はSLホエール号運行日で割と混んでおり、また、同列車の空席も午前中は満席になっている状態でした。女川駅では折り返しまで時間があるため、渡波駅まで移動し復路の指定席券を狙ってみたところ、空席があったため、購入できました。
《SLホエール号指定席券(平成21年)》
高田馬場駅で購入した下り小牛田→石巻間の指定席券。これ以外の他の区間では、風っこ花回廊号で知り合った村山市在住のH様にお世話になり全区間を乗車できました。有難うございました。
《NRE領収書(平成21年・SLホエール号)》
後述の駅弁『あなご一本寿司』を車内で購入した時の領収書です。左下に列車名が入っています。
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【乗車証明書等】
《SLホエール号乗車証明書(仙台支社・平成21年版)》
車内で配布された仙台支社発行の乗車証明書。下り用(左)と上り用(右)。
《SLホエール号乗車記念しおり(仙台支社小牛田運輸区・平成21年版)》
下り車内でのみ配布された仙台支社小牛田運輸区作成の乗車記念しおり。表(写真左)は黒を基調とした落ち着いたデザイン。裏(写真右)は横サボをイメージしたデザインです。実際に10日運行分に取り付けられていたものとはデザインが異なりますが、しっかり右下に『2009.10.10』の日付が入っており、運行日毎に作り分けているのでしょう。手づくり感のあるうれしい乗車記念品です。
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【記念駅弁・車内販売駅弁等の食品】
《NRE SLホエール号車内販売弁当『あなご一本寿司』(平成21年10月10日購入)》
SLホエール号の車内販売はNREが行っていました。そこで販売されていた『あなご一本寿司』は、同社が仙台駅で販売している駅弁でもあります。
石巻港で水揚げされた穴子とまぐろコラーゲンで炊いた宮城県産ひとめぼれを使用しており、SLホエール号車内で販売するのに相応しい駅弁だったと思います。同社は仙台駅弁業者としては後発で、他の先発業者2社の牛たんやはらこめしのパクリやコンクールの採用など、自社としてのオリジナリティが薄い商品ばかりだと思っていましたが、これはシンプルですが凄く良い商品だと思います。
《特別列車SLホエール号おながわ特製弁当(女川弁当組合作成・平成21年10月10日版)》
女川駅前で下りSLホエール号到着に合わせて1,000円で発売された弁当。運行日によって掛紙のデザインを変えているそうです。鉄道マニアには先述のあなご一本寿司よりもこちらの方に人気が集中していました。
転売用でしょうか?ひとりで2〜3個買っているマニアが多数いましたが、普通の駅弁に比べて1.5倍程度の量は有ります。サンマや帆立、ほや等の特産品を多数使用しています。
《SLホエール号運転記念鯨大和煮缶(木の屋石巻水産・平成21年)》
石巻駅構内の記念グッズコーナーで販売されていた運転記念の鯨大和煮缶のラベルです。
鯨大和煮缶と写真(左と右は1つを2方向から撮影したもの)の缶のSLホエール号貯金箱が各1個ずつセットで確か税込700円だったと思います。製造者は株式会社木の屋石巻水産。
私は宮城県生まれなので池袋の宮城ふるさとプラザ(アンテナショップ)をよく利用するのですが、同社の『カレイの縁側醤油煮込み』を買ってご飯にかけて食べるのが大好きでした。脂が溶け込んだまろやかな味と缶詰ならではの圧力で柔かくなった骨の食感がクセになるのですが、『コラーゲン入り』という点で妻も気に入っていた商品でした。同社ホームページによると東日本大震災により会社、工場ともに被災されたとの事です。現在は残った缶詰の販売を各地で行うなど、復興に向けて取り組まれています。
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【駅停車時の配布品】
《涌谷駅停車時(平成21年・SLホエール号)》
遠田郡美里町の株式会社村上屋の『小牛田銘菓薄皮まんじゅう』。平成24年のSL石巻線100周年号の小牛田→涌谷間乗車時にも美里町の配布物に入っていました。
《石巻駅停車時(平成21年・SLホエール号)》
『ゴールド牡蠣飴』。
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【写真】
《SLホエール号(平成21年10月10日撮影)》
〔小牛田駅〕
〔石巻駅〕
〔渡波駅〕
〔沢田駅〜浦宿駅間〕
〔女川駅〕
※平成21年11月 3日掲載(料金補充券)
※平成22年 2月 9日更新(SLホエール号指定席券・NRE領収書・乗証・駅弁・写真)
※平成23年 6月30日更新(本文一部修正。運転記念鯨大和煮缶追加)
【関連記事】
《運行路線》
JR東日本 石巻線
《関連列車》
JR東日本 SL石巻線100周年号
真岡鐵道 SLもおか号
小樽交通記念館
小樽市総合博物館(平成19年7月に小樽市博物館施設を再編し開館)の前身は、第三セクター・株式会社小樽交通記念館が運営する小樽交通記念館(平成8年4月20日開館)でした。同館では更にその前身である北海道鉄道記念館(国鉄が昭和38年に開館)時代からの準鉄道記念物『しづか号』などの貴重な車両を旧国鉄手宮線手宮駅構内に静態保存・展示。更にしづか号と同じポーター社製のアイアンホース号を導入し動態保存するようになり、博物館としての魅力を大幅にアップさせました。それでも経営が厳しく、平成18年3月に閉館されました。私が訪問した時(平成10年代前半)は冬期のためアイアンホース号は運休。展示用ホームと同じ高さまで積もった雪で、線路が全く見えません。私が入館していた時間帯の来館者数は、私を含め4人だけでした。
【小樽交通記念館96.4.20オープン記念オレンジカード】
小樽交通記念館オープン当時に発売されていたと思われるJR北海道調製のフリーオレンジカード500円券です。図柄はしづか号とアイアンホース号。
カードの残額表示の数字(0,100,500)と図柄が逆になってしまっています。
【小樽交通記念館オリジナルオレンジカード(平成10年代前半)】
小樽交通記念館で購入したオリジナルオレンジカード。フリーオレンジカード500円券を1枚1,000円で販売していたものだと思います。写真のしづか号図柄が2種類がありました。
※平成21年9月12日掲載(本文、オリジナルオレカ)
※平成23年6月30日更新(オープン記念オレカ)
【関連記事】
《前身施設、後身施設》
JR北海道 北海道鉄道記念館
小樽市総合博物館 アイアンホース号
【小樽交通記念館96.4.20オープン記念オレンジカード】
小樽交通記念館オープン当時に発売されていたと思われるJR北海道調製のフリーオレンジカード500円券です。図柄はしづか号とアイアンホース号。
カードの残額表示の数字(0,100,500)と図柄が逆になってしまっています。
【小樽交通記念館オリジナルオレンジカード(平成10年代前半)】
小樽交通記念館で購入したオリジナルオレンジカード。フリーオレンジカード500円券を1枚1,000円で販売していたものだと思います。写真のしづか号図柄が2種類がありました。
※平成21年9月12日掲載(本文、オリジナルオレカ)
※平成23年6月30日更新(オープン記念オレカ)
【関連記事】
《前身施設、後身施設》
JR北海道 北海道鉄道記念館
小樽市総合博物館 アイアンホース号
JR北海道 天北線
第2次特定地方交通線だったJR北海道天北線(音威子府〜浜頓別〜南稚内)は平成元年にバス転換されました。
【思い出お〜い天北線オレンジカード】
写真はJR北海道旭川支社発行の『列車を待つ』図柄。
【関連記事】
《関連列車》
小湊鉄道 天北号
【思い出お〜い天北線オレンジカード】
写真はJR北海道旭川支社発行の『列車を待つ』図柄。
【関連記事】
《関連列車》
小湊鉄道 天北号
2011年06月29日
郵政省 鉄道郵便
【記念切手・記念官製はがき・記念カバー】
《郵便創業100周年記念切手(昭和46年)》
昭和46年4月に日本の郵便事業が創業100周年を迎え、3種類の記念切手が発売されました。図柄は、前年に実施されたコンクールにて郵政大臣賞を受賞した作品を再構成したもの(原画は児童による作品だった)で、うち1種類は鉄道郵便が図案化されています。写真の初日カバーでは一番下に貼り付けられている切手がそれで、鉄道郵便車内での作業風景が描かれています。
《第7回全国切手展官製はがき鉄道郵便図柄(昭和47年)》
昭和47年に開催された第7回全国切手展記念の官製はがきで、鉄道郵便の図柄のものです。記念官製はがきと小型印にこれ以外の種類があるのか分かりません。
《さようなら鉄道郵便記念切手(昭和62年)》
昭和61年10月に廃止された鉄道郵便を記念して、昭和62年3月に2種類の記念切手が発行されました。明治初期の鉄道郵便車と郵便現業絵巻が図案化されています。この切手を使用した初日カバーを掲載します。
〔北九州局、東小倉輸送局〕
北九州局の『さようなら鉄道郵便事業展』小型印が使用されています。通常の消印には東小倉輸送局(鉄道郵便局の後身。現在は廃止)が使用されています。
〔東京中央局〕
『さようなら鉄道郵便』小型印が使用されています。こちらは記念切手発売に合わせて使用されていたもの。
〔松山局〕
東京中央局と同じく『さようなら鉄道郵便』小型印を使用。
《廃止二十周年記念郷愁の鉄道郵便車Pスタンプ(平成18年9月発売)》
鉄道郵便の廃止20周年を記念して、鉄道郵便車の現役時代および『ふるさと鉄道保存協会』がのと鉄道能登線甲駅で保存していた時代のオユ10-2565(現在は能登中島駅で保存)の写真を使用したPスタンプが発売されました。
写真は台紙の表面と裏面。
Pスタンプの部分です。
販売元はリニモ開業記念(※当ブログ『愛知高速交通 (愛称)リニモ』を御参照下さい)や名鉄600V区間廃止記念など、東海地方の鉄道に関するPスタンプを中心に販売していた有限会社フォーユー。現在は大友産業株式会社と合併し、同社の歴史事業部が主に歴史関連のPスタンプを販売しています。廃止○周年記念ネタとして鉄道郵便をチョイスする渋いセンスが好きです。再び鉄道関連のPスタンプを販売して欲しいものです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【記念オレンジカード】
《拝啓 昭和六十一年秋終 敬具 オレンジカード(500円券)》
タイトルから鉄道郵便廃止時に発行されたものと思われます。500円券なので鉄道郵便関係者向けのフリーオレンジカードでしょう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【逓信総合博物館『鉄道と郵便』特別展(平成22年6月28日~平成22年7月25日)】
大手町の逓信総合博物館(ていぱーく)にて開催されていた「鉄道と郵便」特別展は、主に鉄道郵便について取り上げた珍しい企画でした。特別展部分のスペースはそれほど広くないのですが、鉄郵印や鉄道記念行事に関連した小型印の実物、鉄道郵便局員が使用していた道具、鉄道に関する記念切手の原画など展示品は充実していました。
《招待券と記念スタンプ》
逓信総合博物館の入館券は券売機発行の味気ないものですが、郵便局窓口では写真左の『招待券』を配布していました。写真や図を多用しており、無料なのになかなかの出来です。
特別展会場では記念スタンプ(写真右)の押印が出来ました。鉄郵印を模していますが、それより若干大き目です。その他の特別展で配布されていたグッズとして、手づくりの鉄道郵便車ペーパークラフトがありました。
実は招待券の存在とその裏面に記念スタンプの押印欄があることを現地に掲示されている招待券の見本を見て初めて知りました。その時は通常の入館券を購入して入場していたのですが、専用の台紙(招待券)があるならばそちらに押したくなるものです。後日、招待券を郵便局で入手してから改めて訪問し押し直しました。
《ていぱーくイベント情報(2010 Vol.4)》
鉄道と郵便展の概要を記載。
《展示品の写真(一部)》
実際に鉄道郵便局で使用されていた備品等が展示されていました。写真は発着時刻等掲示版。
写真左は東京鉄道郵便局の看板、局長印など。
写真右は鉄道郵便局員が使用した日附印箱。
各種記念日付印。
今までに発売された鉄道関連図柄記念切手の原画も展示されていました。写真は『さようなら鉄道郵便記念切手(後述)』の原画。
※平成21年05月31日掲載(郵便100年、さようなら鉄道郵便北九州局)
※平成21年12月20日更新(第7回全国切手展)
※平成22年07月26日更新(特別展招待券・記念スタンプ)
※平成22年07月30日更新(特別展写真、廃止20周年、さようなら鉄道郵便東京中央局・松山局)
※平成23年06月29日更新(オレンジカード)
【関連記事】
《鉄道郵便(路線毎)》
郵政省 仙台鉄道郵便局盛大線
郵政省 仙台鉄道郵便局花巻盛岡線
逓信省 鉄道郵便(山陽鉄道)
《関連列車》
JR東日本 懐かしの115系〜クモユニ143系乗車体験付〜号
《郵便創業100周年記念切手(昭和46年)》
昭和46年4月に日本の郵便事業が創業100周年を迎え、3種類の記念切手が発売されました。図柄は、前年に実施されたコンクールにて郵政大臣賞を受賞した作品を再構成したもの(原画は児童による作品だった)で、うち1種類は鉄道郵便が図案化されています。写真の初日カバーでは一番下に貼り付けられている切手がそれで、鉄道郵便車内での作業風景が描かれています。
《第7回全国切手展官製はがき鉄道郵便図柄(昭和47年)》
昭和47年に開催された第7回全国切手展記念の官製はがきで、鉄道郵便の図柄のものです。記念官製はがきと小型印にこれ以外の種類があるのか分かりません。
《さようなら鉄道郵便記念切手(昭和62年)》
昭和61年10月に廃止された鉄道郵便を記念して、昭和62年3月に2種類の記念切手が発行されました。明治初期の鉄道郵便車と郵便現業絵巻が図案化されています。この切手を使用した初日カバーを掲載します。
〔北九州局、東小倉輸送局〕
北九州局の『さようなら鉄道郵便事業展』小型印が使用されています。通常の消印には東小倉輸送局(鉄道郵便局の後身。現在は廃止)が使用されています。
〔東京中央局〕
『さようなら鉄道郵便』小型印が使用されています。こちらは記念切手発売に合わせて使用されていたもの。
〔松山局〕
東京中央局と同じく『さようなら鉄道郵便』小型印を使用。
《廃止二十周年記念郷愁の鉄道郵便車Pスタンプ(平成18年9月発売)》
鉄道郵便の廃止20周年を記念して、鉄道郵便車の現役時代および『ふるさと鉄道保存協会』がのと鉄道能登線甲駅で保存していた時代のオユ10-2565(現在は能登中島駅で保存)の写真を使用したPスタンプが発売されました。
写真は台紙の表面と裏面。
Pスタンプの部分です。
販売元はリニモ開業記念(※当ブログ『愛知高速交通 (愛称)リニモ』を御参照下さい)や名鉄600V区間廃止記念など、東海地方の鉄道に関するPスタンプを中心に販売していた有限会社フォーユー。現在は大友産業株式会社と合併し、同社の歴史事業部が主に歴史関連のPスタンプを販売しています。廃止○周年記念ネタとして鉄道郵便をチョイスする渋いセンスが好きです。再び鉄道関連のPスタンプを販売して欲しいものです。
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【記念オレンジカード】
《拝啓 昭和六十一年秋終 敬具 オレンジカード(500円券)》
タイトルから鉄道郵便廃止時に発行されたものと思われます。500円券なので鉄道郵便関係者向けのフリーオレンジカードでしょう。
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【逓信総合博物館『鉄道と郵便』特別展(平成22年6月28日~平成22年7月25日)】
大手町の逓信総合博物館(ていぱーく)にて開催されていた「鉄道と郵便」特別展は、主に鉄道郵便について取り上げた珍しい企画でした。特別展部分のスペースはそれほど広くないのですが、鉄郵印や鉄道記念行事に関連した小型印の実物、鉄道郵便局員が使用していた道具、鉄道に関する記念切手の原画など展示品は充実していました。
《招待券と記念スタンプ》
逓信総合博物館の入館券は券売機発行の味気ないものですが、郵便局窓口では写真左の『招待券』を配布していました。写真や図を多用しており、無料なのになかなかの出来です。
特別展会場では記念スタンプ(写真右)の押印が出来ました。鉄郵印を模していますが、それより若干大き目です。その他の特別展で配布されていたグッズとして、手づくりの鉄道郵便車ペーパークラフトがありました。
実は招待券の存在とその裏面に記念スタンプの押印欄があることを現地に掲示されている招待券の見本を見て初めて知りました。その時は通常の入館券を購入して入場していたのですが、専用の台紙(招待券)があるならばそちらに押したくなるものです。後日、招待券を郵便局で入手してから改めて訪問し押し直しました。
《ていぱーくイベント情報(2010 Vol.4)》
鉄道と郵便展の概要を記載。
《展示品の写真(一部)》
実際に鉄道郵便局で使用されていた備品等が展示されていました。写真は発着時刻等掲示版。
写真左は東京鉄道郵便局の看板、局長印など。
写真右は鉄道郵便局員が使用した日附印箱。
各種記念日付印。
今までに発売された鉄道関連図柄記念切手の原画も展示されていました。写真は『さようなら鉄道郵便記念切手(後述)』の原画。
※平成21年05月31日掲載(郵便100年、さようなら鉄道郵便北九州局)
※平成21年12月20日更新(第7回全国切手展)
※平成22年07月26日更新(特別展招待券・記念スタンプ)
※平成22年07月30日更新(特別展写真、廃止20周年、さようなら鉄道郵便東京中央局・松山局)
※平成23年06月29日更新(オレンジカード)
【関連記事】
《鉄道郵便(路線毎)》
郵政省 仙台鉄道郵便局盛大線
郵政省 仙台鉄道郵便局花巻盛岡線
逓信省 鉄道郵便(山陽鉄道)
《関連列車》
JR東日本 懐かしの115系〜クモユニ143系乗車体験付〜号
北海道ちほく高原鉄道 SL銀河号
【記念スタンプ】
《ふるさと銀河線SL銀河号乗車記念スタンプ台紙(平成13年)》
JR北海道所有のSLと旧型客車を使用し、ふるさと銀河線内で運行されたSL銀河号の記念スタンプ台紙です。
【関連記事】
《関連路線・列車》
北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線
JR北海道 SL銀河号
《JR東日本が運行する同名列車》
JR東日本 SL銀河
《ふるさと銀河線SL銀河号乗車記念スタンプ台紙(平成13年)》
JR北海道所有のSLと旧型客車を使用し、ふるさと銀河線内で運行されたSL銀河号の記念スタンプ台紙です。
【関連記事】
《関連路線・列車》
北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線
JR北海道 SL銀河号
《JR東日本が運行する同名列車》
JR東日本 SL銀河
十勝バス 帯広陸別線
平成18年4月に廃止となった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線代替バスのうち、帯広〜池田〜陸別間は十勝バスの帯広陸別線となりました。元々、足寄周辺に運行していた足寄線を再編するかたちでの開業です。
【乗車券(帯広駅バスターミナルにて平成18年5月4日収集)】
さて、訪問当時の十勝バス帯広陸別線沿線での乗車券販売所は帯広駅バスターミナル、本別案内所、足寄案内所、陸別案内所となります。そのうち本別案内所と陸別案内所については訪問日に営業していた(電話確認)のですが、これらの案内所では回数券・定期券以外に帯広への往復乗車券しか扱っていないとの事でした。また、足寄案内所は訪問日には営業していなかったようです(電話に出ず)。帯広駅バスターミナルで尋ねてみましたが『今日は休みだと思います』との事で、帯広でのみの収集にしました。
《(B型硬券料金補充式)帯広から高島ゆき 870円》
※再編前の足寄線のものをそのまま使用しているようです。
※再編後の新券についての詳細は尋ねていません。
《(B型軟券)バス乗車券 170円》
※各線共通の発停留所・発行箇所の入らない金額式の軟券。
写真は綴りの最上部も付いているもので、そこにナンバー
(スタンプ)が押されています。
《(軟券・片道乗車券)帯広駅前→高島 (小児)440円》
※着停留所名・料金補充式
※帯広陸別線として最安の区間のものをお願いし、
発券していただきました。
======================================
【写真(池田駅前停留所にて平成18年5月4日撮影)】
帯広陸別線専用塗装車です。ふるさと銀河線のイメージを承継し『Star Line』のロゴと星のマークが入っています。
※平成18年5月04日掲載(本文、乗車券)
※平成23年6月29日更新(写真)
【関連記事】
《バス転換前》
JR北海道 池北線
北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線
《その他の十勝バス各線》
十勝バス 広尾線
十勝バス 上士幌線
十勝バス 糠平線
十勝バス ノースライナーみくに号
十勝バス 定期観光バス田中義剛の花畑牧場とワイン城めぐり
【乗車券(帯広駅バスターミナルにて平成18年5月4日収集)】
さて、訪問当時の十勝バス帯広陸別線沿線での乗車券販売所は帯広駅バスターミナル、本別案内所、足寄案内所、陸別案内所となります。そのうち本別案内所と陸別案内所については訪問日に営業していた(電話確認)のですが、これらの案内所では回数券・定期券以外に帯広への往復乗車券しか扱っていないとの事でした。また、足寄案内所は訪問日には営業していなかったようです(電話に出ず)。帯広駅バスターミナルで尋ねてみましたが『今日は休みだと思います』との事で、帯広でのみの収集にしました。
《(B型硬券料金補充式)帯広から高島ゆき 870円》
※再編前の足寄線のものをそのまま使用しているようです。
※再編後の新券についての詳細は尋ねていません。
《(B型軟券)バス乗車券 170円》
※各線共通の発停留所・発行箇所の入らない金額式の軟券。
写真は綴りの最上部も付いているもので、そこにナンバー
(スタンプ)が押されています。
《(軟券・片道乗車券)帯広駅前→高島 (小児)440円》
※着停留所名・料金補充式
※帯広陸別線として最安の区間のものをお願いし、
発券していただきました。
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【写真(池田駅前停留所にて平成18年5月4日撮影)】
帯広陸別線専用塗装車です。ふるさと銀河線のイメージを承継し『Star Line』のロゴと星のマークが入っています。
※平成18年5月04日掲載(本文、乗車券)
※平成23年6月29日更新(写真)
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《バス転換前》
JR北海道 池北線
北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線
《その他の十勝バス各線》
十勝バス 広尾線
十勝バス 上士幌線
十勝バス 糠平線
十勝バス ノースライナーみくに号
十勝バス 定期観光バス田中義剛の花畑牧場とワイン城めぐり
JR北海道 池北線
第2次特定地方交通線だったJR北海道池北線は、平成元年に第三セクター・北海道ちほく高原鉄道に転換され、ふるさと銀河線という線名になりました。しかし、平成18年4月に廃止(バス転換)されています。
【記念オレンジカード】
《思い出お〜い池北線オレンジカード》
JR北海道旭川支社発行の『No.3 ひまわり』。
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《転換後》
北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線
十勝バス 帯広陸別線
【記念オレンジカード】
《思い出お〜い池北線オレンジカード》
JR北海道旭川支社発行の『No.3 ひまわり』。
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《転換後》
北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線
十勝バス 帯広陸別線