2006年01月

2006年01月31日

飛騨森林都市企画 チャオ御岳スノーリゾート

 飛騨森林都市企画はJR東海も出資している第三セクターで、チャオ御岳スノーリゾートを運営しています。平成10年オープンと割と新しく、ゴンドラ1路線(フライングチャオ)とリフト3路線(第1〜第3デュオリフト)で構成されています。ウィンターシーズンはスキー場、グリーンシーズンは観光用と、天元台、富士見パノラマリゾートといった今まで紹介した所と同様の営業スタイルです。尚、コース最上部に行く場合は、必ずフライングチャオに乗車しなければならず(当然、板を外さなければならない)、そこが少し面倒なところであります。
 富士見パノラマリゾートは小学3年生以下が無料でしたが、ここは小学生以下が無料と大胆な事をしています。しかし、後発のスキー場だからか、エスカレータが設置してあり便利で、レストランのメニュー・案内板・ロゴマーク等、場内全体が洒落た雰囲気で好感が持てます。

【リフト券(平成18年1月29日使用または収集)】
 さて、切符について簡単に述べます。グリーンシーズンのフライングチャオの乗車券は売店で販売しているそうですが、どのような券かは分かりませんでした。
《1日券(ICカード)》
チャオ御岳スノーリゾートICカード表チャオ御岳スノーリゾートICカード裏 写真は私が実際に使用した1日券(通常料金大人4500円+1000円分の食事券を割引券利用で4800円)です。料金プラス預かり金1000円分で、それは使用後に返却されます。定期券サイズで厚みは4〜5mmくらい。券の左下部に『KASHIYAMA』とあり、カードのメーカーだと思います。フロントで尋ねたところ、後述の1回券以外はこのカードになるそうです。因みに食事券は商品券風の紙券でしたが、使用しており写真がありません。

《大人1回券》
チャオ大人1回券 このスキー場で唯一の手売り券が大人1回券(350円。子供は無料の為、ありません)ですが、紙ではなく磁気式のプリペイドカードです。カード裏面に文章は見られませんが、プリペイドカードの特徴でグレー色をしています。1乗車につき、リフトは1枚、ゴンドラは3枚必要となります。
 表面は同スキー場のロゴマークが大きく描かれており、良い記念になります。

【関連記事】
《接続する路線バス》
 おんたけ交通 チャオ御岳・濁河温泉線

《その他のJR系・旧JTB系索道》
 ガーラ湯沢 GALA湯沢スキー場ゴンドラ・リフト・ロープウェイ
 西吾妻ロープウェイ 天元台ロープウェイ
 ライジングサンホテルズアンドリゾーツ 黒姫高原スノーパーク(第1クワッド)

madoguchi13ban at 20:07|PermalinkComments(2) 索道(3セク・公社等) | 切符・乗車証・交通系IC等

2006年01月26日

財団法人神戸市都市整備公社 有馬線

 神戸市都市整備公社六甲有馬ロープウェイ(表六甲〜六甲山頂カンツリー〜有馬間)のうち、六甲山頂カンツリー〜有馬間が有馬線です。こちらは表六甲線休止後も存続しています。尚、平成16年12月18日の表六甲線休止後、有馬線の各駅はリニューアルし、駅名も改称しています。
  (改称前)        (改称後)
  六甲山頂カンツリー → 六甲山頂
  有馬        → 有馬温泉

【乗車券】
 表六甲線休止前後の平成16年11月21日と平成16年12月27日に訪問しています。少々古い情報なので、現在はもう少し変化があるかも知れません。
 購入した乗車券はすべて各駅の最安片道券のみ。記念券様式で、有馬線区間発の図柄は有馬温泉の写真のようです。例外として六甲山上カンツリー駅発売の小児用有馬行のみ天狗岩の写真が入ったものでしたが、有馬線区間のみの運賃より高額の運賃から訂正して使用しているので、おそらく表六甲線区間からの乗車券を転用している様です。

 着駅名が印刷済み、発駅は日付一体のスタンプ。六甲山頂カンツリー駅着の切符部分は上半分が黄色くなっており、表六甲線と同様でした。尚、リニューアル後(駅名改称後)は六甲山頂駅着の切符部分は上半分が黄色くなっていません(大人用新券のみ)。又、発行駅名を示すスタンプは押さず、入鋏時に丸いスタンプを押す方式になっていました。

《平成16年11月21日・駅名改称前の収集》
〔六甲山頂カンツリー駅〕スタンプは□
 ・有馬行(小児)490円(※運賃改正印有。元640円。天狗岩図柄)
 ・有馬行(大人)980円
  ※小児用には『途中下車一回限り有効』の文字が入っていますが、
   先述の通り高額運賃(=複数駅にまたがる区間用)訂正の券で、
   この文が残っているだけです。
神戸市都市開発公社有馬線1有馬行小児改正印神戸市都市開発公社有馬線2有馬行大人




〔有馬駅〕スタンプは五角形
 ・六甲山頂カンツリー行(小児)490円(※券面は440円・改正印無し)
 ・六甲山頂カンツリー行(大人)980円
神戸市都市開発公社有馬線3六甲山頂カンツリー行小児神戸市都市開発公社有馬線4六甲山頂カンツリー行大人




神戸市都市開発公社有馬線5表六甲行大人 実際に使用した有馬駅から表六甲までの大人片道乗車券も紹介します。
 ・表六甲行(大人)1460円


 ※『途中下車一回限り有効』の文字が入っています。こちらは途中下車できました。

《平成16年12月27日・駅名改称後の収集》
〔有馬温泉駅〕
 ・六甲山頂行(大人)980円
神戸市都市開発公社有馬線6六甲山頂行大人 訪問日時点での新券はこれだけ。他の券種は先述の券をそのまま使用。新券の図柄にも「日本最長5000m」の文字入り。一応、表六甲線が「休止」扱いだからでしょう。表六甲線休止で途中駅がなくなってしまったのに『途中下車一回限り有効』の文字が入っています。一体どこで…

【関連記事】
《神戸市都市整備公社のその他路線》
 財団法人神戸市都市整備公社 (愛称)まやビューライン
 財団法人神戸市都市整備公社 表六甲線
 財団法人神戸市都市整備公社 新神戸ロープウェイ

《六甲摩耶鉄道の接続路線》
 六甲摩耶鉄道 六甲ケーブル
 六甲摩耶鉄道 六甲山上バス

madoguchi13ban at 22:59|PermalinkComments(0) 索道(3セク・公社等) | 切符・乗車証・交通系IC等

2006年01月18日

土佐電気鉄道 安芸線

 土佐電気鉄道安芸線は、モータリゼーションの進展と国鉄阿佐線建設用地転用のため昭和49年に廃止されました。結局、阿佐線は第三セクター・土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(愛称。正式線名は阿佐線)として平成14年に開業しています。

【硬券乗車券】
 同社が販売していた廃札で、これの存在自体は15年位前に知り、同社に郵送で申し込んだのですが郵便事故か何かで届かず(普通郵便はそういうことが多くあるので注意が必要ですね)諦めてからそのままでしたが、2年位前に気になって聞いたところ未だあったので入手したのであります。
 入手した15枚の中で一番古そうな券(西分より土佐住吉ゆき往復20圓)だけB型硬券で、その他はA型硬券です。しかし、A型硬券の大半が一見、往復券の様に見えるものですが、片道券が2枚分並んでいる変わった様式のものでした。

《御免駅》
土佐電気安芸線硬券01御免駅





《野市駅》
土佐電気安芸線硬券02野市駅





《赤岡駅》
土佐電気安芸線硬券03赤岡駅20円土佐電気安芸線硬券04赤岡駅40円





土佐電気安芸線硬券05赤岡駅50円土佐電気安芸線硬券06赤岡駅70円





《手結駅》
土佐電気安芸線硬券07手結駅





《西分駅》
土佐電気安芸線硬券08西分駅土佐住吉往復土佐電気安芸線硬券09西分駅鴨部






《和食駅》
土佐電気安芸線硬券10和食駅10円土佐電気安芸線硬券11和食駅25円





土佐電気安芸線硬券12和食駅40円土佐電気安芸線硬券13和食駅50円





土佐電気安芸線硬券14和食駅70円野市土佐電気安芸線硬券15和食駅70円安芸






【関連記事】
《関連路線》
 土佐くろしお鉄道 (愛称)ごめん・なはり線

madoguchi13ban at 00:19|PermalinkComments(0) 鉄道(2セク→並行路線代替) | 切符・乗車証・交通系IC等

2006年01月11日

JR東日本 うみねこ号

【記念オレンジカード】
《八戸線開業110周年記念オレンジカード(平成16年)》

オレカ八戸線110周年記念 八戸線開業110周年と三陸鉄道開業20周年を記念して、同社八戸線『うみねこ号』と三陸鉄道北リアス線『くろしお号』をデザインしたオレンジカードを2枚1組台紙付き1セット2000円で発売しました。写真は八戸線開業110周年記念オレンジカード。



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《運行路線》

 JR東日本 八戸線

madoguchi13ban at 00:16|PermalinkComments(0) 鉄道(JR) | 切符・乗車証・交通系IC等