2005年09月
2005年09月26日
芝山鉄道延伸連絡協議会 空港シャトルバス
成田空港から芝山鉄道の延伸予定(希望)地を結ぶ「空港シャトルバス」は芝山鉄道の延伸を望んでいる自治体により構成される芝山鉄道延伸連絡協議会が千葉交通に委託し運行されています。ルートは成田空港(空港第2ビル)〜芝山千代田〜松尾五反田(JR総武線松尾駅まで歩10分位)〜横芝海のこどもの国前間で、以前は空港第1ビルにも発着していましたが平成16年6月の改正時に廃止され、経由しません。
平成16年8月8日に乗車しました。このバスに乗車する為にJR空港第2ビル駅で下車します。改札外は空港施設なので、出場時に免許証等の身分を証明できるものを提示しなければなりません。改札口近くのエスカレーターで上がってすぐの所にバスターミナルがありますが先述の理由から、乗換時間は余裕を持たねばなりません。バスはリクライニングシートで快適な小旅行が出来ます。
出発後、芝山鉄道芝山千代田駅付近までは空港敷地内を走行。同駅手前で二重のゲートから一般道に出ます。道路沿いは物流会社や埴輪が多数あります。海水浴シーズンで芝山町内から渋滞にはまり、通常50分程度が5分遅れで終点・横芝海のこどもの国前に到着。ただし同名の施設は昨年で営業終了しておりかなり寂しい終点となっています(外は晴天で暑いのに…)。この手前の停留所は海水浴客でかなり活気があり7名下車。他のバス停での乗降もあり、明らかに『成田空港利用目的以外』の地元の利用者がいます。終点までは私だけでした。
帰りは松尾五反田バス停で下車。総武本線松尾駅まで徒歩約10分で乗換です。しかし、同駅の列車本数が1時間に1本程度と、都区内で『黄色い総武線電車』を通勤で利用していた時の感覚だと大変です。しかも、電車が行ってすぐで、駅前に普通のコンビニがある場所でもないので、暑い中でただ電車を待ち続けるのでした。松尾五反田での接続は特に考えていないようです。
運賃は全区間300円で、途中で乗降する場合、区間によっては200円ですが、仮に芝山鉄道が延びた時にはこの格安運賃では運営不可能と思われます。
【乗車券】
《空港シャトルバス回数券\1,000(平成16年8月8日収集)》
さて、同路線の切符は1000円と2000円のセット回数券のみ。同線専用のものです。私は1000円のみ購入。見てみると「空港シャトルバス回数券¥1000」と「芝山鉄道延伸連絡協議会」の文字入りでした。
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【写真】
《横芝海のこどもの国前停留所(平成16年8月8日撮影)》

【関連記事】
《接続路線》
芝山鉄道 芝山鉄道線
平成16年8月8日に乗車しました。このバスに乗車する為にJR空港第2ビル駅で下車します。改札外は空港施設なので、出場時に免許証等の身分を証明できるものを提示しなければなりません。改札口近くのエスカレーターで上がってすぐの所にバスターミナルがありますが先述の理由から、乗換時間は余裕を持たねばなりません。バスはリクライニングシートで快適な小旅行が出来ます。
出発後、芝山鉄道芝山千代田駅付近までは空港敷地内を走行。同駅手前で二重のゲートから一般道に出ます。道路沿いは物流会社や埴輪が多数あります。海水浴シーズンで芝山町内から渋滞にはまり、通常50分程度が5分遅れで終点・横芝海のこどもの国前に到着。ただし同名の施設は昨年で営業終了しておりかなり寂しい終点となっています(外は晴天で暑いのに…)。この手前の停留所は海水浴客でかなり活気があり7名下車。他のバス停での乗降もあり、明らかに『成田空港利用目的以外』の地元の利用者がいます。終点までは私だけでした。
帰りは松尾五反田バス停で下車。総武本線松尾駅まで徒歩約10分で乗換です。しかし、同駅の列車本数が1時間に1本程度と、都区内で『黄色い総武線電車』を通勤で利用していた時の感覚だと大変です。しかも、電車が行ってすぐで、駅前に普通のコンビニがある場所でもないので、暑い中でただ電車を待ち続けるのでした。松尾五反田での接続は特に考えていないようです。
運賃は全区間300円で、途中で乗降する場合、区間によっては200円ですが、仮に芝山鉄道が延びた時にはこの格安運賃では運営不可能と思われます。
【乗車券】
《空港シャトルバス回数券\1,000(平成16年8月8日収集)》

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【写真】
《横芝海のこどもの国前停留所(平成16年8月8日撮影)》

【関連記事】
《接続路線》
芝山鉄道 芝山鉄道線
2005年09月17日
上電バス 信州の鎌倉線
上電バス信州の鎌倉線は「別所温泉〜塩田町(Aコース)」「大法寺〜別所温泉〜東塩田〜下之郷(Bコース:大法寺・生島足島神社コース)」の2系統あり、Bコースの東塩田〜下之郷間については、鉄道代替路線である上電バス西丸子線と同ルートを走っていました。この路線と西丸子線の両方が運行される日は観光シーズンの土曜日のみで、その日に限り東塩田〜下之郷間のバスの本数が増えることになります。しかし、平成16年6月5日に別所温泉駅から下之郷駅まで乗車しましたが、私を含めて3〜4名くらいしか客がいませんでした。一方で、塩田町で見かけたAコースのバスは、マイクロバスの席が埋まる程度(15名くらい)の乗客がいました。そのような利用状況からか、現在ではBコースは休止となっています。
【信州の鎌倉線フリー乗車券】
平成16年6月5日に信州の鎌倉線車内で販売していた『信州の鎌倉線フリー乗車券』(大人用のみ500円)で、ピンク地紋(模様)の中に白く上電バスの影文字があります。この切符はA・Bコースの両系統使えますが、券面に「別所温泉⇔塩田町」と書いてあります。しかし、それがフリー切符らしくなく良い感じです。
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【平成16年6月5日に下之郷駅にて撮影した信州の鎌倉線Bコース】

【信州の鎌倉線フリー乗車券】

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【平成16年6月5日に下之郷駅にて撮影した信州の鎌倉線Bコース】
2005年09月04日
東武バスセントラル・東武バスイースト TX周辺の改編路線
【東武バスセントラル・東武バスイースト 改編後新路線図のバスカード】
今回のTX開業による改編での新路線図をデザインにした共通バスカード(売価5000円の券のみ)が東武バスセントラル・東武バスイーストそれぞれで発売しています。各券とも上部に『平成17.8.24 つくばエクスプレス開通』と書いてあります。
路線が一色で表現されており各系統の起終点が分かりませんが、カードの面積に各社の新路線全体を収めたので系統別の色分けまでは出来なかったようです。TX新駅との簡単な位置関係の把握は出来ます。
東武バスセントラルの券は八潮車庫で、東武バスイーストの券は柏駅前案内所で購入しました。
路線が一色で表現されており各系統の起終点が分かりませんが、カードの面積に各社の新路線全体を収めたので系統別の色分けまでは出来なかったようです。TX新駅との簡単な位置関係の把握は出来ます。
東武バスセントラルの券は八潮車庫で、東武バスイーストの券は柏駅前案内所で購入しました。
2005年09月02日
関東鉄道 常磐高速バス南守谷線・水海道線・岩井線
常磐高速バスのうち、関東鉄道(バス)とJRバス関東が運行している南守谷線、水海道線、岩井線もTX開業に伴い再編が行われる予定です。
【乗車券】
《関東鉄道常総線水海道駅》
常磐高速バス常総ルートの普通乗車券を取り扱っている関東鉄道常総線の駅は水海道のみでした。写真は同駅で購入した『常磐高速バス 守谷・水海道・岩井線 共通乗車券1200円』で、A型硬券水色BJR地紋。金額は水海道駅から東京駅までの運賃に相当します。他の常総線駅は常総線新守谷駅で回数券のみ扱っているようです。
《関東鉄道バス水海道営業所》
関東鉄道バス水海道営業所で、先述の乗車券と『常磐高速バス乗車券 小絹十字路〜新守谷駅→東京駅 1000円』がありました。A型硬券黄色BJR地紋で、発行箇所の記載は『関鉄水海道(営)発行』となっています。
【乗車券】
《関東鉄道常総線水海道駅》

《関東鉄道バス水海道営業所》

2005年09月01日
関東鉄道、阪東自動車 守谷線
守谷線は関東鉄道バスと阪東自動車(東武グループ)の共同運行路線バスで、常磐線の北柏駅〜パークシティ守谷間を結んでいます。尚、以前は関東鉄道バスと東武バスの共同運行でしたが、東武バス担当分が阪東自動車に移管して現在に至っています。TX開業で一時廃止予定路線とされたものの住民等の要望で存続する事が決まった路線ですがTX開業時には運行本数が大幅に減便される事が決まりました。その後の状況によっては存廃問題が出てくる気がします。
※関東鉄道バス・阪東自動車の北柏駅〜パークシティ守谷間の路線名ですが、
阪東自動車公式ホームページでは向山経由・戸頭団地西経由をあわせて
・守谷線(【定期券・回数券について】)
・北柏守谷線(時刻表)
という2種類の表記が使われています。
後述の共通回数券では
・北柏駅〜パークシティ守谷線
・北柏駅〜戸頭団地西〜パークシティ守谷線
という表記が使用されています。
【共通回数券】

320円券のセット(ピンク関東鉄道地紋)と430円券のセット(黄色関東鉄道地紋)が各3000円であります。地紋は関東鉄道ですが両社名が入っています。
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【守谷線向山経由乗車記(平成17年7月24日)】
北柏駅ですが、常磐線は各駅停車しか停まりません。同線各駅停車は北千住から東京メトロ千代田線に乗り入れる変則的な運行形態なので、時間と運賃を気にする方にとっては都心へのアクセスが凄く不便な気がします。それでも、北柏駅バス停(南口のバスロータリーで守谷線の起点)には10名ほどが並んでおり、更に、次の北柏駅入口バス停(こちらは北口の前にある)からも10名ほど乗車してきます。
しかし、乗客の半数以上が千葉県内で降りてしまいます。残る8名の乗客を乗せ古谷バス停を出ると新大利根橋(有料橋)経由で利根川を渡ります。
橋を渡り終えて茨城県に入り、料金所を出てすぐに戸頭南バス停があり、ここで4名下車。守谷線はここから向山経由と戸頭団地経由に分かれますが、今回は行きも帰りも向山経由便に乗車しました。戸頭南バス停を出てしばらくすると関東鉄道常総線の踏切をわたります。踏切の数百メートルくらい先に常総線南守谷駅が見えますが付近にバス停が無く乗換は考慮されていません。守谷線は常磐線への接続を主目的としているからでしょう。その様な路線だけに対都心部のアクセスルートとしてTXの並行路線とみなされ廃止計画が打ち出されたのだと思います。
さて、パークシティ守谷入口バス停から停留所間隔が短くなり大型民間分譲地のパークシティ守谷地区の各バス停にこまめに停車します。終点パークシティ守谷には北柏駅から30分で到着。同バス停には、未だに『東武バス』とあります。バス停周辺はきれいに住宅が並んでいます。恐らく今から20年くらい前には何もなかったのでは?
同バス停に着く直前(500mくらい手前)にファミリーマートがあったのを思い出し、そこまで戻りトイレ休憩。そこで守谷線専用の共通回数券(先述)を委託販売しています。バスの車内でも売っているはずです。
帰りのバスは関東鉄道バス。北柏駅行きのバスも15名くらい乗客がいましたし、その折り返しのパークシティ守谷行きバスを待っていた客は北柏駅バス停だけで15名いました。
【守谷線戸頭団地西経由乗車記(平成17年8月7日乗車)】
北柏駅に18時39分着。ちょうど駅前のバスターミナルに関東鉄道バス戸頭団地経由パークシティ守谷行きが入ってきたので乗車します。18時40分に発車しましたが本来は22分発なので18分遅れです。今回は北柏駅入口バス停から乗車の2名を含み11名乗車していますが、柏市内で1名下車。戸頭団地西周辺のこの系統のみの区間では3名下車でした。終点パークシティ守谷には26分で到着。帰りは同バス停19時30発の阪東自動車担当便に乗車しますが、なかなか来ません。19時45分頃に北柏からの戸頭団地西経由便と向山経由便が続いて到着。戸頭団地西経由便の折り返しが19時30発になるのでした。結局19時47分に発車します。行きにパークシティ守谷入口バス停付近の関東鉄道常総線踏切手前で大渋滞しているところを見かけましたが、その影響でしょうか?パークシティ守谷方面から戸頭団地西に向かう場合、その踏切で左折するのですが、例の渋滞は左折車線側で発生していたからです。前回、向山経由便では遅延が無かったので、戸頭団地西経由便はダイヤ設定に無理があるのかもしれません。
尚、柏市のTX関連のバス再編計画図(最終検討案)では同線の戸頭団地西経由便が地図上から姿を消していたので、この系統のみ廃止される、と思っていたのですが向山経由便とともに存続します。
※平成17年8月18日掲載(本文、乗車記、写真)
※平成17年9月01日更新(共通回数券)
※関東鉄道バス・阪東自動車の北柏駅〜パークシティ守谷間の路線名ですが、
阪東自動車公式ホームページでは向山経由・戸頭団地西経由をあわせて
・守谷線(【定期券・回数券について】)
・北柏守谷線(時刻表)
という2種類の表記が使われています。
後述の共通回数券では
・北柏駅〜パークシティ守谷線
・北柏駅〜戸頭団地西〜パークシティ守谷線
という表記が使用されています。
【共通回数券】

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【守谷線向山経由乗車記(平成17年7月24日)】
橋を渡り終えて茨城県に入り、料金所を出てすぐに戸頭南バス停があり、ここで4名下車。守谷線はここから向山経由と戸頭団地経由に分かれますが、今回は行きも帰りも向山経由便に乗車しました。戸頭南バス停を出てしばらくすると関東鉄道常総線の踏切をわたります。踏切の数百メートルくらい先に常総線南守谷駅が見えますが付近にバス停が無く乗換は考慮されていません。守谷線は常磐線への接続を主目的としているからでしょう。その様な路線だけに対都心部のアクセスルートとしてTXの並行路線とみなされ廃止計画が打ち出されたのだと思います。

同バス停に着く直前(500mくらい手前)にファミリーマートがあったのを思い出し、そこまで戻りトイレ休憩。そこで守谷線専用の共通回数券(先述)を委託販売しています。バスの車内でも売っているはずです。
【守谷線戸頭団地西経由乗車記(平成17年8月7日乗車)】
北柏駅に18時39分着。ちょうど駅前のバスターミナルに関東鉄道バス戸頭団地経由パークシティ守谷行きが入ってきたので乗車します。18時40分に発車しましたが本来は22分発なので18分遅れです。今回は北柏駅入口バス停から乗車の2名を含み11名乗車していますが、柏市内で1名下車。戸頭団地西周辺のこの系統のみの区間では3名下車でした。終点パークシティ守谷には26分で到着。帰りは同バス停19時30発の阪東自動車担当便に乗車しますが、なかなか来ません。19時45分頃に北柏からの戸頭団地西経由便と向山経由便が続いて到着。戸頭団地西経由便の折り返しが19時30発になるのでした。結局19時47分に発車します。行きにパークシティ守谷入口バス停付近の関東鉄道常総線踏切手前で大渋滞しているところを見かけましたが、その影響でしょうか?パークシティ守谷方面から戸頭団地西に向かう場合、その踏切で左折するのですが、例の渋滞は左折車線側で発生していたからです。前回、向山経由便では遅延が無かったので、戸頭団地西経由便はダイヤ設定に無理があるのかもしれません。
尚、柏市のTX関連のバス再編計画図(最終検討案)では同線の戸頭団地西経由便が地図上から姿を消していたので、この系統のみ廃止される、と思っていたのですが向山経由便とともに存続します。
※平成17年8月18日掲載(本文、乗車記、写真)
※平成17年9月01日更新(共通回数券)