横浜市交通局 振替輸送国鉄 水戸線

2005年11月04日

関東鉄道 水海道駅〜学園並木〜土浦駅西口路線

 茨城県内はTX(つくばエクスプレス)開業直前までTX関連のバス再編計画が表面に出てきませんでした。事前情報ではつくば市の都市計画資料『つくば総合都市交通体系調査報告書(第8章−2)』に、TX開業後の行政サイドのバス再編案として(下線の部分は同書を要約)、
真壁町・岩瀬町、下妻市、石下町、水海道市、牛久市、土浦市等の駅や
つくば市内の主要拠点を連絡する現行路線は存続、再編(TXへの接続)を検討

とありました。

【関東鉄道バス 硬券乗車券(水海道)】
関東鉄道バス硬券乗車券水海道 平成17年の日比谷鉄道フェスティバル会場で販売されていた関東鉄道バスのB型硬券乗車券。売っていたものの全てが昭和56年9月13日の日付になっていたのは、何かのイベントがらみの券なのか、それとも普通に売っていたのでしょうか?


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【水海道駅〜学園並木〜土浦駅西口路線の乗車記(平成17年7月31日)】
 常総線駅からTX沿線方面に向かうバスは(関東鉄道バス水海道営業所で頂いた路線図を見る限り)現状では水海道駅から萱丸を経由し土浦駅に向かう路線のみのようで、常総線駅を始発とする路線の中では唯一、TXと並行に近い線形ですが厳密には交差している、といった方が正しいかもしれません。今回はこのバスに乗車してみます。尚、水海道と土浦の各バス停にはTX開業に伴うダイヤ改正や路線の改廃に関する情報は見られませんでした。尚、上記のつくば市の都市計画資料には主要バス路線としてこの路線も記載されています。
 さて、水海道発車後しばらくは小貝川や田畑が見られます。萱丸バス停付近(水海道から15分ほど)でTXの高架橋、そして萱丸駅(仮称。開業後は『みどりの駅』となります)が現れます。ここから谷田部中央バス停付近までは商店の並ぶ狭い道を走りますが、しばらくすると片側2車線の広い通りになり、つくばの研究都市の雰囲気が感じられます。学園並木バス停(荒川沖駅とつくばセンターの中間に位置すると思います)を出てしばらくすると常磐線が見え、土浦市街を走ります。今日は日曜だからか乗客が少なく、水海道から5名乗車。うち2名が萱丸の手前で下車。谷田部付近で1名下車。茗渓学園で1名乗車するが土浦市街で下車。土浦市街で1名乗車し、終点土浦駅で3名下車といった利用状況です。しかし、前出のつくば市の資料には一日当たり1,010人の利用があるようです。
(※この路線は存続し、みどりの駅を経由することになりました。萱丸バス停の近くがみどりの駅なので大幅なルート変更は無いと思います。)
917b9040.JPG平成17年7月31日 関東鉄道バス水海道駅〜学園並木〜土浦駅西口路線・水海道駅にて






※平成17年08月19日掲載(本文、写真)
※平成17年11月04日更新(乗車券)

madoguchi13ban at 12:09│Comments(0) バス(2セク→3セク鉄道開業再編) | 切符・乗車証・交通系IC等

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