2026年05月15日
肥薩おれんじ鉄道 おれんじ食堂
かつて、新八代〜八代〜川内間に観光快速列車『海風』『潮彩』を運行していましたが、沿線から県庁所在地方面への利便性を向上させたJR鹿児島本線直通快速列車『スーパーおれんじ号』『オーシャンライナーさつま号』に変わりました。これらの直通快速列車については沿線住民の利便性向上が主目的の様です。観光列車としての機能も持ち合わせる様に観光アテンダント(おれんじレディ)の乗務が行われていた時期もありましたが、平成24年4月にアテンダント業務が休止されています。
平成25年3月24日からは鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道線の新八代〜八代〜川内に観光列車『おれんじ食堂』の運行を開始しました(おれんじ食堂1〜3号の1.5往復。なお、運行日によってはおれんじ食堂3号が出水止まりとなる)。列車のデザイン担当はJR九州各線の列車なども担当されている水戸岡鋭治氏。JR九州の同氏デザインの観光列車は乗車すること自体が目的となる様に従来の車両を改造してますが、肥薩おれんじ鉄道においても従来の車両を改造。列車そのものが2両編成の食堂車となっており、弁当タイプではない本格的な食事が出来る様になっている点が画期的です。
『1号車(ダイニング・カー)』が運賃・指定席料金・食事・飲物・『食のエンターテインメント』(一部の停車駅で開催される『駅マルシェ』という食と特産品のイベントで名物と交換など)がセットになっている旅行商品扱い(当該列車の全区間乗車が前提)。『2号車(リビング・カー)』が別途指定席券を購入して乗車する形態。全車指定席で落ち着いて移動できます。
食事の内容についてはおれんじ食堂1〜3号の各列車毎に提供される内容が異なります。また、季節によってメニューを変えており、手間は掛かりそうですがリピーター確保に効果的と思われます。1号と2号の一部停車駅で開催される『食のエンターテインメント』では地元の特産品が提供(1号車利用者)または別途料金で購入(2号車利用者)できます。
肥薩おれんじ鉄道が運行している普通列車の多くと同様に新八代駅に乗り入れていますが、肥薩おれんじ鉄道と並行している区間以外の九州新幹線沿線などから観光客を取り込むためでしょう。同じ乗り入れ列車でも利用者層がスーパーおれんじ号、オーシャンライナーさつま号では自社沿線外に向かい、こちらが自社沿線内に向かってくるという性質の異なる乗り入れです。
私は平成25年8月29日におれんじ食堂1〜3号の各列車に乗車(乗車車両・区間は、1号が1号車で全区間。2号が2号車で出水→八代。3号が2号車で八代→新水俣)。当日のおれんじ食堂3号は出水止まりの列車でした。その日にした理由は、ちょうど食事約1ヶ月前のおれんじ食堂予約センターの予約状況で各列車に空席があったのがその日だけだったため。しかし、実際に乗車してみると1号の1号車は半数以下・2号車はほぼ満員、2号は1号車・2号車ともほぼ満員、3号は1号車がゼロ・2号車に乗客1人(私)のみといった状況でした(あくまで私が乗車した区間においての状況です)。予約開始当初は契約旅行代理店やJR九州発売分とは別の予約枠になっているようですので、意外と直前に予約を取ることもできそうです。
ところで、運行開始からゴールデンウィークまでの利用率が7割と報道されており(朝日新聞・平成25年5月20日)、実際に私が乗車した日の全体でみても(平日にも関わらず)6〜7割程度と高めの利用率でしたが、(いくら出水止まりとはいえ)おれんじ食堂3号の乗客が自分だけという状況には先程まで乗車していたおれんじ食堂1・2号とギャップがあり過ぎて驚きました。乗務員の方のお話だと『3号は川内行きか出水行きかで(乗客の)予約状況が大きく変わる』との事です。おれんじ食堂3号から見える八代海が時間的に一番きれいだったのに勿体ないです。
出水行きの予約が少ない理由のひとつは食事が提供される区間が大きく影響していると思います。おれんじ食堂予約センターに事前に確認したところ、『3号の食事提供区間は水俣駅から先』と聞いていましたので、出水止まりのおれんじ食堂3号だと時刻表通りで水俣駅18:21発→出水駅18:36着と15分しか食事が出来ないことになります(実際には更に準備に時間が掛かると思われます)。予約センターの方も『食事できる時間が少ないですが…』と話されていたものの、食事の予約を受け付けているのであればそれを覚悟の上で予約しました。しかし、実際には一人だけの予約だったからか予約センターから聞いていた内容と異なるイレギュラーな対応(想定外でしたが食事後に九州新幹線で博多方面に向かう私にとっては非常に有難い対応)となり、八代駅(17:20発)の時点で既に食事の車内積み込みが完了。乗車直後に乗務員の方から『お食事の準備を致しましょうか?』との事で、早速お願いし、新水俣駅到着(18:15)前には食事が終わりました。他の方のブログ等を拝見したところ川内行き(川内駅20:00着)の乗車記が中心で、予約センターで聞いた通り水俣駅から食事が提供されています。各列車とも食事のボリュームがありますが、特に3号についてはディナー向けで他の列車よりもボリュームがあります。肥薩おれんじ鉄道では、出水止まり3号は主に『同駅の車庫まで回送するついでに営業』というスタンスなのかも知れませんが、食事も景色も最高なので出水止まり3号の有効活用策として、提供区間を変更(八代駅出発後から提供。終点・出水駅で長時間停車など)し、ゆっくり食事をされる方が時間を気にせず落ち着いて食事ができる環境づくりとそのPR・詳細な情報提供を行うと全体の利用率が向上するのではないかと思いました。
また、先述の予約枠の関係で肥薩おれんじ食堂予約センターで直接予約して乗車したい方が発売当初満席になっている影響により乗車を諦めているケースもあると思われ、予約枠の適正化で利用者数が向上するのではないかと思います。なお、おれんじ食堂予約センターで予約する場合は、電話で希望する列車・区間などを伝える必要がありますが、鉄道旅行慣れしていない人にとっては列車名を示す『号』と車両名を示す『号車』が紛らわしく区別がつきにくいのではないかと思いました。
一方で、3月の運行開始から改善されている点もあるようです。他の方のブログ等に掲載されている写真では(おれんじ食堂のロゴにもなっている)ナイフやフォークを使った食事もあった様ですが、今回、おれんじ食堂1〜3号の全列車で食事をした際には各列車のデザートと3号のパエリア以外は『基本的に箸で食べる』様になっていました。この列車は海や名所の付近では比較的ゆっくり走行し、それ以外の区間では時速85キロ程度で快速列車らしい走りをします。食事をするのに最適な走りは事前の試運転でチェック済みの様ですが、スプーンやフォークなど重みのある金属製食器はカーブに差し掛かるとカントの低い側に動いていました(基本的には食器の置かれるマットが滑り止めになっていますが、さらにその上に補助的なものとしてゴム製の滑り止めを使用して対応していますし、乗務員の方も食器の配置に細心の注意を払っているようでした)。おそらくナイフやフォークなど比較的重みのある食器の使用を極力避けて、テーブルからの落下を防いでいるのではないかと思います。なお、本来ナイフとフォークを使う食事(今回は2号の黒豚ヒレカツがそれに該当)には食べやすいように事前に切れ目が入っていました。
感想ですが合計6時間もおれんじ食堂に乗車しましたが、座席はリクライニングしないものの各号車とも座り心地が良いので長時間乗車でも全く疲れませんでした。とにかく車窓が素晴らしい路線なので、食事・観光案内の車内放送・車窓に集中していて疲れを全く感じないのかもしれません。今回は色々な時間帯の列車に乗車していますから、同じ場所でも見える景色の違いが印象に残りました。料金設定については運転士以外の乗務員の方が4〜5名乗務しており、きめ細やかなサービスを行っている点や、その他のおれんじ食堂に関わる方々が大勢いらっしゃること、食事運搬の手間など考慮すれば高くはないと思います。季節によって食事の内容が変わり、そして見える景色も変わるでしょうから、違う季節に再訪問してみたいと思います。
【バウチャー券・クーポン・オプション(旅行商品)】
《本社発行 肥薩おれんじ鉄道線1日フリー乗車券(平成25年8月29日乗車分)》
2号車(リビング・カー)の肥薩おれんじ鉄道線区間についてはバウチャー券以外に別途、乗車券が必要となります。写真は旅行商品とあわせて手配したオプションの肥薩おれんじ鉄道線1日フリー乗車券ですが、駅発売分と同じ券を使用。発行箇所は手書きで『本社』と記入されています。
《おれんじ食堂予約センター発行 バウチャー券(平成25年8月29日乗車分)》
おれんじ食堂の予約は�肥薩おれんじ鉄道おれんじ食堂予約センターで電話予約、�肥薩おれんじ鉄道線の各有人駅(肥後田浦駅を除く)、�JR九州の主要駅窓口および旅行センター、�JTB等の契約旅行代理店(ツアー形式)のいずれかになります。
写真はおれんじ食堂予約センターで電話予約→肥薩おれんじ鉄道の銀行口座に入金→入金確認後におれんじ食堂予約センターから郵送されてきた『バウチャー券』。今回は1日でおれんじ食堂1号〜3号の全列車に乗車。列車によって『1号車(ダイニング・カー)』と『2号車(リビング・カー)』と商品形態を変えて選択していますが、1枚にまとめられています。A4サイズの用紙に肥薩おれんじ鉄道のマスコットキャラクター『おれんじーず』が描かれています。券面左下の注意書きから同鉄道主催のその他の旅行商品にも対応しているのかもしれません。旅行終了まで実質的にこの券が1号乗車券・1〜3号指定席券の役割をしていた様です。
《おれんじ食堂グルメクーポン(おれんじ食堂1号)(平成25年8月29日)》
最初の乗車駅である新八代駅は乗入れているJR九州鹿児島本線の駅ですが、先述のバウチャー券の提示で入場。ホームで待機していたおれんじ食堂乗務員の方がその内容を確認後に渡して下さる駅マルシェ用のグルメクーポンです。それ以外の券類は特に渡されませんでした。

写真左はグルメクーポン用の封筒で『Orange Restaurant』の文字が印刷済。その上に手書きで指定席番号が記入されていました。
写真右以下3点はおれんじ食堂1号のグルメクーポンで駅マルシェ対象の3駅分(佐敷、水俣、阿久根)が入っています。立派な券ですが、交換される名物(食品)が1号車の人数分既に作られているため、必ず交換となり手元には残りません(偽造防止のため斜線を入れています)。


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【指定席券(2号車用)】
《有人駅(肥後田浦駅を除く)発行 指定席券(平成25年8月29日収集)》

肥後田浦駅を除く有人駅で発行される指定席券です。区間・日付・時刻・列車名・料金・発行箇所は補充式。現行ではおれんじ食堂専用ですが、今後、指定席付きの他の列車が登場しても対応できます。おれんじ食堂の指定席料金は小人700円・大人1,400円ですが、料金部分の記載内容に違いがあるだけです。私は趣味目的で八代駅と川内駅で購入していますが特に違いはありません。
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【記念券・記念切手】
《おれんじ食堂運行記念入場券セット(平成25年3月24日)》

台紙にB型硬券入場券10枚をセット。税込1,600円。
写真左は台紙外側表面。右は台紙外側裏面で券番が印刷されています。

写真は台紙内側で、硬券入場券がビニールケースに差し込まれています。入場券は新八代駅を除く停車駅9駅と絶景おすすめポイントとして薩摩高城駅のもので構成されています。
《肥薩おれんじ鉄道開業10周年オリジナルフレーム切手(平成26年1月20日発売)》
日本郵便株式会社九州支社が2,000セット限定発売したオリジナルフレーム切手で、80円切手×10枚とイベント型兼用車両おれんじちゃんのペーパークラフト(ポストカード)1枚付きで売価1,500円。フレーム切手の図柄は、バックシート部分におれんじ食堂の大きな写真を配置し、切手部分に肥薩おれんじ鉄道の車両(おれんじ食堂1種類も含む)と沿線の名所の写真を使用。
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【乗車記念品(料金に含まれる)・記念スタンプ(平成25年8月29日収集)】
《記念乗車証》
乗車時に車内で記念乗車証が配布されます。1号車と2号車で異なるデザインとなっています。
〔1号車〕

写真左は表面。右は裏面。
〔2号車〕

写真左は表面。右は裏面。
《乗車記念パンフレット》

乗車時に車内で配布されるパンフレットです(1号車・2号車とも同じものが配布)。後述の駅配布分パンフレットと表紙デザインは同じですが、こちらはA5サイズ・ステープラ留めの8頁。既に乗車している人を対象としているので沿線案内、駅マルシェの詳細(停車時間など)を記載し、記念スタンプ押印欄もあります。写真は1頁目と8頁目。
《乗車記念スタンプ》
車内に設置されているスタンプです。先述の乗車記念パンフレットに押すことができます。
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【乗車記念グッズ】
おれんじ食堂車内では下記の商品以外に『おれんじ食堂ポストカード(2枚組)』(税込300円)、『おれんじ食堂オリジナル酒杯』と先述の記念入場券が販売されていました。酒杯以外は肥薩おれんじ鉄道webショップ「おれんじ本舗」の通信販売でも購入可能となっています(ポストカードも購入しましたがその商品特性から掲載致しません)。
《おれんじ食堂オリジナルノート(おれんじノート)》
税込600円。水戸岡鋭治氏のイラストです。
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【パンフレット(駅配布分)】

平成25年8月29日に一部の駅で配布されていたパンフレットでA4サイズ4頁。列車そのものの紹介が中心。写真は1頁目と4頁目。
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【各列車のお食事(平成25年8月29日)】
《農園レストラン三蔵 昼御膳(おれんじ食堂1号)》
食事の配膳前に座席に和紙で出来た『お品書き』(写真)が置かれます。昼御膳はおかずがたくさん詰め込まれています。和食形式で肥薩おれんじ鉄道沿線の肉・魚・野菜を満遍なく食べたい方向けの内容。食事は出水駅から提供されます。

『阿久根産とんこつ煮』は、『芦北牛のやわらか煮』の下に隠れています。おかずは冷めているものの肉料理が肉厚でありながらとても柔らかいです。『阿久根産たか海老』は皮ごといただけます。『津奈木産じゃこと阿久根産マツイカの炊き込み御飯』は温かい状態。スープは冷製。
写真右はデザート。
《薩摩八重ファーム(黒豚みかく亭) 黒豚膳(おれんじ食堂2号)》
黒豚膳の『お品書き』です。名前の通り黒豚を食べたい方向けの内容で、様々な調理法の黒豚が楽しめます。食事は川内駅から提供されるようです(私は川内駅で乗り遅れて出水駅から乗車しました)。

写真左は最初に配膳される特製オードブルバスケット。新聞紙風の包装紙に包まれているのは『薩摩八重ファーム産黒豚のカツサンド』。左写真下に写っている『プチシュー』は塩分の効いたクリームチーズとブルーベリージャムのコントラストが最高。『夏野菜スティック』は左写真上のソースでいただきます。個人的には黒豚味噌マヨネーズとレモンドレッシングをミックスしたソースが気に入りました。
写真右はメインディッシュの『黒豚のヒレカツ トマトソース』。ヒレカツの上には濃厚なトマトソース。その上はゴーヤの素揚げですが、黒豚の脂のまろやかさとトマトの酸味、ゴーヤの苦みがマッチしています。

写真左は『うなぎのお茶漬け』。調製元ホームページによると鹿児島薩摩川内のうなぎだそうです。肉厚なうなぎを使用。そこからでた油でスープ表面が輝いています。
写真右はデザート。
《鶴の屋 夕御膳(おれんじ食堂3号)》
夕御膳の『お品書き』です。本格的ディナーを楽しみたい方、魚介類がお好きな方向けの内容で、昼御膳・黒豚膳よりもボリュームがあります。食事は基本的に水俣駅から提供されます。

写真左は『前菜三種盛り』。今回はアルコールを一切飲みませんでしたが『長島産白身魚のベーコン』とお酒が合いそう。
写真右は『芦北・水俣で採れたしらすをかけたフレッシュサラダ』。しらすが関東の食卓や飲食店のものより大きい。

写真左は『パエリア』(お品書きとは異なりますが配膳の順番通りで掲載しています)。出来たて同様にアツアツの状態で出てきた時には本格的過ぎて驚きましたが、このおれんじ食堂3号は私一人だけの乗車だったため、乗務員の方のお話では『いつもと違う小さめの鍋で準備した』との事。
写真右は『天草の海老と白身魚の焼きフラン 甘いとうもろこしとマッシュポテト』。パエリアは水俣産レモンを絞ってさっぱりしているのに対して、アメリケーヌソースで濃厚な味わい。
写真はデザート『季節のフルーツを入れたセミブレッド』。ベリーソースが右に寄っているのはカントによるもの。
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【おれんじ1〜3号共通のドリンク・お菓子(駅マルシェを除く)(平成25年8月29日)】
《こしき海洋深層水 竜宮伝説500mlペットボトル(硬度100)》
ウェルカムドリンクとして布おしぼりとあわせて配布された海洋深層水(1号車・2号車とも)。ペットボトルの裏側しか撮影していません。
《コーヒー》
ご乗車中は自由に飲むことが可能です(おれんじ食堂ホームページにも記載あり)。また、食事を注文した方には食後の頃合いを見て提供されていました。
《フレッシュジュース》
1号車(ダイニング・カー)乗車時に乗務員の方が運んできてくれました。おかわりも可能でした。
《クッキー》

1号車カウンターと2号車連結部付近に置かれており、自由にいただけました(写真は1号車)。
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【車内ドリンクメニュー(別途料金)(平成25年8月29日)】

事前に予約した食事、各種料金に含まれるドリンク類以外に、車内のドリンクメニュー(写真左)でアルコール、ソフトドリンクが注文できます。私は既におれんじ食堂で3食目の食事中だったのでアルコールはやめてノンアルコールカクテル『地中海レモン』(300円)を注文しました。正体はSUNTORYの『のんある気分』ですが、氷の入ったグラスに注ぐだけで雰囲気がグッと良くなります。
なお、メニュー右下には『オリジナルのカクテルやお好みに合わせたカクテル等お作り致します。』と記載されていますので、次回以降、時間・体力・胃袋に余裕がある時に注文してみたいと思います。
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【食のエンターテインメント(おれんじ食堂1号)(平成25年8月29日)】
《八代駅(積み込み)》

八代産はちべえトマトで作られたゼリー『爽!トマトジュレ』。八代市の�彦一製菓が製造。写真左はラベル。写真右上は台紙。写真右下は提供時の状態(全体)。
オレンジジュースをミックスしており、トマトの酸味を活かしながらも程よい甘さ。
《日奈久温泉駅(積み込み)》
名産『日奈久ちくわ』です。
《佐敷駅(駅マルシェ)》
おれんじ食堂1号は2番線に停車。このホームで駅マルシェを開催します。

提供される佐敷名物は『カレーパン&サーターアンダギー(1個)』。グルメクーポン(先述)と引き換えです。写真左は受け取り時の状態。写真右はカレーパン。芦北牛を使用したルーたっぷりのカレーパンです。

こちらの写真3点はおれんじ食堂2号停車時の駅マルシェ開催時に撮影したもの。旅行商品形式で乗車していなくてもカレーパン(単品380円)とサーターアンダギー(5個入350円)を購入することは可能です。但し数量限定なのでお早めに(この列車の場合、すぐに売り切れていました)。

《津奈木駅(積み込み)》

『晩柑おれんじジュース・おれんじ食堂』はつなぎ町物産館グリーンゲイトの製造。肥薩おれんじ鉄道との共同企画で柑橘系ジュースを製造しているようで、180mlはおれんじ食堂のパック利用者限定で配布されているようです。写真左はラベル。写真右は提供時の状態(全体)。
《水俣駅(駅マルシェ)》
おれんじ食堂1号は1番線に停車。このホームで駅マルシェを開催します。

提供される名物は『スイーツのまち水俣 お菓子の詰合せ』。グルメクーポンと交換。道の駅みなまた観光物産館まつぼっくり厳選の水俣市内のお菓子のようです。写真左は台紙。写真右は提供時の状態(全体)。
以下はその中身の写真です。特にお気に入りのお菓子は上村金蝶園『どら焼』(あんこぎっしり)、とくとみ製菓『亀サブレ』(生地に練りこまれたピーナッツクリームが美味)、同じくとくとみ製菓『マドレーヌ』(柑橘類の産地らしく甘夏入り)。










《阿久根駅(駅マルシェ)》
おれんじ食堂1号は1番線に停車。ホーム上の駅マルシェの様子。マルシェスタッフの方以外に阿久根市長も参加され、おれんじ食堂を歓迎して下さりました。

提供される名物は詰合せ。グルメクーポンと交換。写真左は台紙。阿久根市出身の漫画家・はまさきちい先生の作品。写真右は提供時の状態(全体)。

詰合せの中身『薩摩の黒酢炊き』。阿久根産きびなごと鹿児島県産黒酢を使用。

詰合せの中身で日嗣屋の『ぼんたん最中』。名前の通りぼんたんの餡が入っています。

グルメクーポンとは別に配布された泰平食品の『ぼんたん漬』です。
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【食事・食のエンターテインメント以外の写真(全て平成25年8月29日撮影)】
《車内》

列車内に設置されている記念撮影ボードと次駅案内。次案内のアナログ感が面白いです。
各方面への先頭部分には子供用の椅子が設置されており、前面展望が楽しめます。
〔1号車(ダイニング・カー)〕

写真左はサービスカウンター。ここで食事が盛りつけられます。
写真右上はカウンター(左)とテーブル席(右)。カウンター側が海側となっています。テーブル席のテーブルは折りたたみ式になっていますが、写真では全て開いた状態です。
川内寄りにあるカウンター席です。予約内容ではここに座ることになっていましたが、乗務員の方から『テーブル席が空いています』とお勧めされ、そちらに移動しました。その様な心配りがうれしいです。
〔2号車(リビング・カー)〕

写真左はソファ席(左)とテーブル席(右)。テーブル席側が海側となっています。
写真右はソファ席。隣のソファ席との間に簡単な仕切りがあり、前面には薄手のカーテンが付いている2人掛け半個室となっています。テーブルは折りたたみ式で、写真は畳んだ状態。
私はおれんじ食堂2・3号とも同じテーブル席でした。景色が間近見られる点は申し分ないですが、自分が邪魔になってソファ席の方から景色が見えにくいのではないかと気になってしまいました(おれんじ食堂3号は乗客が私だけなので気になりませんでしたが)。1号車の方が前後の席で被りにくくて良いのではないかと思います。

写真左は2号車川内寄りにある1人掛けの席。上部に座席番号(B-11)がありますが、テーブルは小さめ。食事には向いてなさそうです。
写真右上は2号車新八代寄りにあるトイレと、その入口付近にある伝統工芸品・おれんじ食堂グッズなどを展示しているショーケースです。
伝統工芸品が展示されているショーケースです。トイレ入口手前にこのケースやのれんが配置され、座席から見た清潔感が高まっていると思います。
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《車両外観と車窓》
〔おれんじ食堂1号〕
左は新八代駅出発前のおれんじ食堂1号・川内行き。私は出発3分前に阿蘇くまもと空港からの高速バスで到着したばかりですが、既に多くの乗客が記念撮影していました。ホーム上が賑わう列車を運行開始したことは肥薩おれんじ鉄道にとってプラスとなるのは間違いないでしょう。車体・車内とも水戸岡デザイン。
八代→肥後高田間で球磨川を渡ります。列車から上流側を見る。

日奈久温泉駅を出発後、肥後二見駅から肥後田浦駅付近まで八代海に沿って走行。
左はおれんじ食堂のドアに施されたロゴを含めて撮影。既に多くのブログ等で紹介されている撮影方法を真似てみましたが、乗客の多くがこれを実践していました。
本当に海に近い。肥薩おれんじ鉄道への転換前は鹿児島本線の特急つばめ号もここを走行していました。

これもおれんじ食堂車内から撮影したもの。
津奈木駅付近にある重盤岩(ちょうはんがん)。天皇陛下の御誕生を記念した国旗が掲げられています(写真の右側頂上)。写真左側にはつなぎ美術館のモノレール(スロープカー)の軌道が見えます。
熊本県と鹿児島県の県境にある境川。おれんじ食堂は2号車が熊本県側、1号車が鹿児島県側となる位置で停止します。写真は停止中に1号車から撮影。

左は出水駅停車中。右は同駅発車直後。車庫前では肥薩おれんじ鉄道職員の方々がオレンジ色の手袋を付けて手を振っています。

折口駅から薩摩高城駅付近(阿久根駅前後)の多くが東シナ海沿いを走行します。
写真左は牛ノ浜駅付近。
写真右は西方駅付近にある人形岩(大きな岩の間にある小さな岩)。
〔おれんじ食堂2号〕

折返しでおれんじ食堂2号・新八代行きとなります。川内駅出発前。

側面の行先表示器は『出入口』と『快速 新八代 行き』を交互に表示。
出水駅到着。同列車の川内→出水間は乗車していません。仕事の電話をしていたりの理由で乗り遅れたので…九州新幹線で追いかけ。

おれんじ食堂2号乗車時に一時、雨が降っていましたが八代駅到着前には止みました。
写真左右は肥後高田→八代間の球磨川を渡る前後に撮影。虹が映っていますが、乗務員の方の案内放送によると『おれんじ食堂運行開始から初めての虹』だそうです。
八代駅出発直前。ここからJR九州鹿児島本線に乗り入れ。私は指定席券を新八代まで購入していましたが、八代駅構内をぶらぶらしてみたくなり、ここで下車しました。
〔おれんじ食堂3号〕
八代駅に到着するおれんじ食堂3号・出水行き。

先述のおれんじ食堂1号でも撮影した肥後二見駅から肥後田浦駅付近までの八代海。
写真左・右上・右下とも17:39に撮影しましたが、見る角度を変えると空・海の色が全然違います(肥後二見駅付近)。


左は17:46に撮影(上田浦駅付近)。
右は17:53に撮影(肥後田浦駅付近)。
※2013年09月09日掲載(本文、切符クーポン全般、乗証、スタンプ、パンフ、ノート、食事、エンタ、写真)
※2014年04月18日更新(フレーム切手)
※2026年05月14日更新(本社発行1日フリー乗車券)
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《肥薩おれんじ鉄道→JR九州鹿児島本線乗入関連記事》
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いすみ鉄道 カレー列車(キハレストラン号)
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いすみ鉄道 和菓子列車(キハレストラン号)
いすみ鉄道 スイーツ・ワイン列車(ムーミン列車代走)
平成25年3月24日からは鹿児島本線・肥薩おれんじ鉄道線の新八代〜八代〜川内に観光列車『おれんじ食堂』の運行を開始しました(おれんじ食堂1〜3号の1.5往復。なお、運行日によってはおれんじ食堂3号が出水止まりとなる)。列車のデザイン担当はJR九州各線の列車なども担当されている水戸岡鋭治氏。JR九州の同氏デザインの観光列車は乗車すること自体が目的となる様に従来の車両を改造してますが、肥薩おれんじ鉄道においても従来の車両を改造。列車そのものが2両編成の食堂車となっており、弁当タイプではない本格的な食事が出来る様になっている点が画期的です。
『1号車(ダイニング・カー)』が運賃・指定席料金・食事・飲物・『食のエンターテインメント』(一部の停車駅で開催される『駅マルシェ』という食と特産品のイベントで名物と交換など)がセットになっている旅行商品扱い(当該列車の全区間乗車が前提)。『2号車(リビング・カー)』が別途指定席券を購入して乗車する形態。全車指定席で落ち着いて移動できます。
食事の内容についてはおれんじ食堂1〜3号の各列車毎に提供される内容が異なります。また、季節によってメニューを変えており、手間は掛かりそうですがリピーター確保に効果的と思われます。1号と2号の一部停車駅で開催される『食のエンターテインメント』では地元の特産品が提供(1号車利用者)または別途料金で購入(2号車利用者)できます。
肥薩おれんじ鉄道が運行している普通列車の多くと同様に新八代駅に乗り入れていますが、肥薩おれんじ鉄道と並行している区間以外の九州新幹線沿線などから観光客を取り込むためでしょう。同じ乗り入れ列車でも利用者層がスーパーおれんじ号、オーシャンライナーさつま号では自社沿線外に向かい、こちらが自社沿線内に向かってくるという性質の異なる乗り入れです。
私は平成25年8月29日におれんじ食堂1〜3号の各列車に乗車(乗車車両・区間は、1号が1号車で全区間。2号が2号車で出水→八代。3号が2号車で八代→新水俣)。当日のおれんじ食堂3号は出水止まりの列車でした。その日にした理由は、ちょうど食事約1ヶ月前のおれんじ食堂予約センターの予約状況で各列車に空席があったのがその日だけだったため。しかし、実際に乗車してみると1号の1号車は半数以下・2号車はほぼ満員、2号は1号車・2号車ともほぼ満員、3号は1号車がゼロ・2号車に乗客1人(私)のみといった状況でした(あくまで私が乗車した区間においての状況です)。予約開始当初は契約旅行代理店やJR九州発売分とは別の予約枠になっているようですので、意外と直前に予約を取ることもできそうです。
ところで、運行開始からゴールデンウィークまでの利用率が7割と報道されており(朝日新聞・平成25年5月20日)、実際に私が乗車した日の全体でみても(平日にも関わらず)6〜7割程度と高めの利用率でしたが、(いくら出水止まりとはいえ)おれんじ食堂3号の乗客が自分だけという状況には先程まで乗車していたおれんじ食堂1・2号とギャップがあり過ぎて驚きました。乗務員の方のお話だと『3号は川内行きか出水行きかで(乗客の)予約状況が大きく変わる』との事です。おれんじ食堂3号から見える八代海が時間的に一番きれいだったのに勿体ないです。
出水行きの予約が少ない理由のひとつは食事が提供される区間が大きく影響していると思います。おれんじ食堂予約センターに事前に確認したところ、『3号の食事提供区間は水俣駅から先』と聞いていましたので、出水止まりのおれんじ食堂3号だと時刻表通りで水俣駅18:21発→出水駅18:36着と15分しか食事が出来ないことになります(実際には更に準備に時間が掛かると思われます)。予約センターの方も『食事できる時間が少ないですが…』と話されていたものの、食事の予約を受け付けているのであればそれを覚悟の上で予約しました。しかし、実際には一人だけの予約だったからか予約センターから聞いていた内容と異なるイレギュラーな対応(想定外でしたが食事後に九州新幹線で博多方面に向かう私にとっては非常に有難い対応)となり、八代駅(17:20発)の時点で既に食事の車内積み込みが完了。乗車直後に乗務員の方から『お食事の準備を致しましょうか?』との事で、早速お願いし、新水俣駅到着(18:15)前には食事が終わりました。他の方のブログ等を拝見したところ川内行き(川内駅20:00着)の乗車記が中心で、予約センターで聞いた通り水俣駅から食事が提供されています。各列車とも食事のボリュームがありますが、特に3号についてはディナー向けで他の列車よりもボリュームがあります。肥薩おれんじ鉄道では、出水止まり3号は主に『同駅の車庫まで回送するついでに営業』というスタンスなのかも知れませんが、食事も景色も最高なので出水止まり3号の有効活用策として、提供区間を変更(八代駅出発後から提供。終点・出水駅で長時間停車など)し、ゆっくり食事をされる方が時間を気にせず落ち着いて食事ができる環境づくりとそのPR・詳細な情報提供を行うと全体の利用率が向上するのではないかと思いました。
また、先述の予約枠の関係で肥薩おれんじ食堂予約センターで直接予約して乗車したい方が発売当初満席になっている影響により乗車を諦めているケースもあると思われ、予約枠の適正化で利用者数が向上するのではないかと思います。なお、おれんじ食堂予約センターで予約する場合は、電話で希望する列車・区間などを伝える必要がありますが、鉄道旅行慣れしていない人にとっては列車名を示す『号』と車両名を示す『号車』が紛らわしく区別がつきにくいのではないかと思いました。
一方で、3月の運行開始から改善されている点もあるようです。他の方のブログ等に掲載されている写真では(おれんじ食堂のロゴにもなっている)ナイフやフォークを使った食事もあった様ですが、今回、おれんじ食堂1〜3号の全列車で食事をした際には各列車のデザートと3号のパエリア以外は『基本的に箸で食べる』様になっていました。この列車は海や名所の付近では比較的ゆっくり走行し、それ以外の区間では時速85キロ程度で快速列車らしい走りをします。食事をするのに最適な走りは事前の試運転でチェック済みの様ですが、スプーンやフォークなど重みのある金属製食器はカーブに差し掛かるとカントの低い側に動いていました(基本的には食器の置かれるマットが滑り止めになっていますが、さらにその上に補助的なものとしてゴム製の滑り止めを使用して対応していますし、乗務員の方も食器の配置に細心の注意を払っているようでした)。おそらくナイフやフォークなど比較的重みのある食器の使用を極力避けて、テーブルからの落下を防いでいるのではないかと思います。なお、本来ナイフとフォークを使う食事(今回は2号の黒豚ヒレカツがそれに該当)には食べやすいように事前に切れ目が入っていました。
感想ですが合計6時間もおれんじ食堂に乗車しましたが、座席はリクライニングしないものの各号車とも座り心地が良いので長時間乗車でも全く疲れませんでした。とにかく車窓が素晴らしい路線なので、食事・観光案内の車内放送・車窓に集中していて疲れを全く感じないのかもしれません。今回は色々な時間帯の列車に乗車していますから、同じ場所でも見える景色の違いが印象に残りました。料金設定については運転士以外の乗務員の方が4〜5名乗務しており、きめ細やかなサービスを行っている点や、その他のおれんじ食堂に関わる方々が大勢いらっしゃること、食事運搬の手間など考慮すれば高くはないと思います。季節によって食事の内容が変わり、そして見える景色も変わるでしょうから、違う季節に再訪問してみたいと思います。
【バウチャー券・クーポン・オプション(旅行商品)】
《本社発行 肥薩おれんじ鉄道線1日フリー乗車券(平成25年8月29日乗車分)》
2号車(リビング・カー)の肥薩おれんじ鉄道線区間についてはバウチャー券以外に別途、乗車券が必要となります。写真は旅行商品とあわせて手配したオプションの肥薩おれんじ鉄道線1日フリー乗車券ですが、駅発売分と同じ券を使用。発行箇所は手書きで『本社』と記入されています。《おれんじ食堂予約センター発行 バウチャー券(平成25年8月29日乗車分)》
おれんじ食堂の予約は�肥薩おれんじ鉄道おれんじ食堂予約センターで電話予約、�肥薩おれんじ鉄道線の各有人駅(肥後田浦駅を除く)、�JR九州の主要駅窓口および旅行センター、�JTB等の契約旅行代理店(ツアー形式)のいずれかになります。写真はおれんじ食堂予約センターで電話予約→肥薩おれんじ鉄道の銀行口座に入金→入金確認後におれんじ食堂予約センターから郵送されてきた『バウチャー券』。今回は1日でおれんじ食堂1号〜3号の全列車に乗車。列車によって『1号車(ダイニング・カー)』と『2号車(リビング・カー)』と商品形態を変えて選択していますが、1枚にまとめられています。A4サイズの用紙に肥薩おれんじ鉄道のマスコットキャラクター『おれんじーず』が描かれています。券面左下の注意書きから同鉄道主催のその他の旅行商品にも対応しているのかもしれません。旅行終了まで実質的にこの券が1号乗車券・1〜3号指定席券の役割をしていた様です。
《おれんじ食堂グルメクーポン(おれんじ食堂1号)(平成25年8月29日)》
最初の乗車駅である新八代駅は乗入れているJR九州鹿児島本線の駅ですが、先述のバウチャー券の提示で入場。ホームで待機していたおれんじ食堂乗務員の方がその内容を確認後に渡して下さる駅マルシェ用のグルメクーポンです。それ以外の券類は特に渡されませんでした。

写真左はグルメクーポン用の封筒で『Orange Restaurant』の文字が印刷済。その上に手書きで指定席番号が記入されていました。写真右以下3点はおれんじ食堂1号のグルメクーポンで駅マルシェ対象の3駅分(佐敷、水俣、阿久根)が入っています。立派な券ですが、交換される名物(食品)が1号車の人数分既に作られているため、必ず交換となり手元には残りません(偽造防止のため斜線を入れています)。


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【指定席券(2号車用)】
《有人駅(肥後田浦駅を除く)発行 指定席券(平成25年8月29日収集)》

肥後田浦駅を除く有人駅で発行される指定席券です。区間・日付・時刻・列車名・料金・発行箇所は補充式。現行ではおれんじ食堂専用ですが、今後、指定席付きの他の列車が登場しても対応できます。おれんじ食堂の指定席料金は小人700円・大人1,400円ですが、料金部分の記載内容に違いがあるだけです。私は趣味目的で八代駅と川内駅で購入していますが特に違いはありません。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【記念券・記念切手】
《おれんじ食堂運行記念入場券セット(平成25年3月24日)》

台紙にB型硬券入場券10枚をセット。税込1,600円。写真左は台紙外側表面。右は台紙外側裏面で券番が印刷されています。

写真は台紙内側で、硬券入場券がビニールケースに差し込まれています。入場券は新八代駅を除く停車駅9駅と絶景おすすめポイントとして薩摩高城駅のもので構成されています。《肥薩おれんじ鉄道開業10周年オリジナルフレーム切手(平成26年1月20日発売)》
日本郵便株式会社九州支社が2,000セット限定発売したオリジナルフレーム切手で、80円切手×10枚とイベント型兼用車両おれんじちゃんのペーパークラフト(ポストカード)1枚付きで売価1,500円。フレーム切手の図柄は、バックシート部分におれんじ食堂の大きな写真を配置し、切手部分に肥薩おれんじ鉄道の車両(おれんじ食堂1種類も含む)と沿線の名所の写真を使用。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【乗車記念品(料金に含まれる)・記念スタンプ(平成25年8月29日収集)】
《記念乗車証》
乗車時に車内で記念乗車証が配布されます。1号車と2号車で異なるデザインとなっています。
〔1号車〕

写真左は表面。右は裏面。〔2号車〕

写真左は表面。右は裏面。《乗車記念パンフレット》

乗車時に車内で配布されるパンフレットです(1号車・2号車とも同じものが配布)。後述の駅配布分パンフレットと表紙デザインは同じですが、こちらはA5サイズ・ステープラ留めの8頁。既に乗車している人を対象としているので沿線案内、駅マルシェの詳細(停車時間など)を記載し、記念スタンプ押印欄もあります。写真は1頁目と8頁目。《乗車記念スタンプ》
車内に設置されているスタンプです。先述の乗車記念パンフレットに押すことができます。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【乗車記念グッズ】
おれんじ食堂車内では下記の商品以外に『おれんじ食堂ポストカード(2枚組)』(税込300円)、『おれんじ食堂オリジナル酒杯』と先述の記念入場券が販売されていました。酒杯以外は肥薩おれんじ鉄道webショップ「おれんじ本舗」の通信販売でも購入可能となっています(ポストカードも購入しましたがその商品特性から掲載致しません)。
《おれんじ食堂オリジナルノート(おれんじノート)》
税込600円。水戸岡鋭治氏のイラストです。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【パンフレット(駅配布分)】

平成25年8月29日に一部の駅で配布されていたパンフレットでA4サイズ4頁。列車そのものの紹介が中心。写真は1頁目と4頁目。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【各列車のお食事(平成25年8月29日)】
《農園レストラン三蔵 昼御膳(おれんじ食堂1号)》
食事の配膳前に座席に和紙で出来た『お品書き』(写真)が置かれます。昼御膳はおかずがたくさん詰め込まれています。和食形式で肥薩おれんじ鉄道沿線の肉・魚・野菜を満遍なく食べたい方向けの内容。食事は出水駅から提供されます。
『阿久根産とんこつ煮』は、『芦北牛のやわらか煮』の下に隠れています。おかずは冷めているものの肉料理が肉厚でありながらとても柔らかいです。『阿久根産たか海老』は皮ごといただけます。『津奈木産じゃこと阿久根産マツイカの炊き込み御飯』は温かい状態。スープは冷製。写真右はデザート。
《薩摩八重ファーム(黒豚みかく亭) 黒豚膳(おれんじ食堂2号)》
黒豚膳の『お品書き』です。名前の通り黒豚を食べたい方向けの内容で、様々な調理法の黒豚が楽しめます。食事は川内駅から提供されるようです(私は川内駅で乗り遅れて出水駅から乗車しました)。
写真左は最初に配膳される特製オードブルバスケット。新聞紙風の包装紙に包まれているのは『薩摩八重ファーム産黒豚のカツサンド』。左写真下に写っている『プチシュー』は塩分の効いたクリームチーズとブルーベリージャムのコントラストが最高。『夏野菜スティック』は左写真上のソースでいただきます。個人的には黒豚味噌マヨネーズとレモンドレッシングをミックスしたソースが気に入りました。写真右はメインディッシュの『黒豚のヒレカツ トマトソース』。ヒレカツの上には濃厚なトマトソース。その上はゴーヤの素揚げですが、黒豚の脂のまろやかさとトマトの酸味、ゴーヤの苦みがマッチしています。

写真左は『うなぎのお茶漬け』。調製元ホームページによると鹿児島薩摩川内のうなぎだそうです。肉厚なうなぎを使用。そこからでた油でスープ表面が輝いています。写真右はデザート。
《鶴の屋 夕御膳(おれんじ食堂3号)》
夕御膳の『お品書き』です。本格的ディナーを楽しみたい方、魚介類がお好きな方向けの内容で、昼御膳・黒豚膳よりもボリュームがあります。食事は基本的に水俣駅から提供されます。
写真左は『前菜三種盛り』。今回はアルコールを一切飲みませんでしたが『長島産白身魚のベーコン』とお酒が合いそう。写真右は『芦北・水俣で採れたしらすをかけたフレッシュサラダ』。しらすが関東の食卓や飲食店のものより大きい。

写真左は『パエリア』(お品書きとは異なりますが配膳の順番通りで掲載しています)。出来たて同様にアツアツの状態で出てきた時には本格的過ぎて驚きましたが、このおれんじ食堂3号は私一人だけの乗車だったため、乗務員の方のお話では『いつもと違う小さめの鍋で準備した』との事。写真右は『天草の海老と白身魚の焼きフラン 甘いとうもろこしとマッシュポテト』。パエリアは水俣産レモンを絞ってさっぱりしているのに対して、アメリケーヌソースで濃厚な味わい。
写真はデザート『季節のフルーツを入れたセミブレッド』。ベリーソースが右に寄っているのはカントによるもの。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【おれんじ1〜3号共通のドリンク・お菓子(駅マルシェを除く)(平成25年8月29日)】
《こしき海洋深層水 竜宮伝説500mlペットボトル(硬度100)》
ウェルカムドリンクとして布おしぼりとあわせて配布された海洋深層水(1号車・2号車とも)。ペットボトルの裏側しか撮影していません。《コーヒー》
ご乗車中は自由に飲むことが可能です(おれんじ食堂ホームページにも記載あり)。また、食事を注文した方には食後の頃合いを見て提供されていました。《フレッシュジュース》
1号車(ダイニング・カー)乗車時に乗務員の方が運んできてくれました。おかわりも可能でした。《クッキー》

1号車カウンターと2号車連結部付近に置かれており、自由にいただけました(写真は1号車)。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【車内ドリンクメニュー(別途料金)(平成25年8月29日)】

事前に予約した食事、各種料金に含まれるドリンク類以外に、車内のドリンクメニュー(写真左)でアルコール、ソフトドリンクが注文できます。私は既におれんじ食堂で3食目の食事中だったのでアルコールはやめてノンアルコールカクテル『地中海レモン』(300円)を注文しました。正体はSUNTORYの『のんある気分』ですが、氷の入ったグラスに注ぐだけで雰囲気がグッと良くなります。なお、メニュー右下には『オリジナルのカクテルやお好みに合わせたカクテル等お作り致します。』と記載されていますので、次回以降、時間・体力・胃袋に余裕がある時に注文してみたいと思います。
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【食のエンターテインメント(おれんじ食堂1号)(平成25年8月29日)】
《八代駅(積み込み)》

オレンジジュースをミックスしており、トマトの酸味を活かしながらも程よい甘さ。《日奈久温泉駅(積み込み)》
名産『日奈久ちくわ』です。《佐敷駅(駅マルシェ)》
おれんじ食堂1号は2番線に停車。このホームで駅マルシェを開催します。
提供される佐敷名物は『カレーパン&サーターアンダギー(1個)』。グルメクーポン(先述)と引き換えです。写真左は受け取り時の状態。写真右はカレーパン。芦北牛を使用したルーたっぷりのカレーパンです。
こちらの写真3点はおれんじ食堂2号停車時の駅マルシェ開催時に撮影したもの。旅行商品形式で乗車していなくてもカレーパン(単品380円)とサーターアンダギー(5個入350円)を購入することは可能です。但し数量限定なのでお早めに(この列車の場合、すぐに売り切れていました)。
《津奈木駅(積み込み)》
『晩柑おれんじジュース・おれんじ食堂』はつなぎ町物産館グリーンゲイトの製造。肥薩おれんじ鉄道との共同企画で柑橘系ジュースを製造しているようで、180mlはおれんじ食堂のパック利用者限定で配布されているようです。写真左はラベル。写真右は提供時の状態(全体)。《水俣駅(駅マルシェ)》
おれんじ食堂1号は1番線に停車。このホームで駅マルシェを開催します。
提供される名物は『スイーツのまち水俣 お菓子の詰合せ』。グルメクーポンと交換。道の駅みなまた観光物産館まつぼっくり厳選の水俣市内のお菓子のようです。写真左は台紙。写真右は提供時の状態(全体)。以下はその中身の写真です。特にお気に入りのお菓子は上村金蝶園『どら焼』(あんこぎっしり)、とくとみ製菓『亀サブレ』(生地に練りこまれたピーナッツクリームが美味)、同じくとくとみ製菓『マドレーヌ』(柑橘類の産地らしく甘夏入り)。










《阿久根駅(駅マルシェ)》
おれんじ食堂1号は1番線に停車。ホーム上の駅マルシェの様子。マルシェスタッフの方以外に阿久根市長も参加され、おれんじ食堂を歓迎して下さりました。
提供される名物は詰合せ。グルメクーポンと交換。写真左は台紙。阿久根市出身の漫画家・はまさきちい先生の作品。写真右は提供時の状態(全体)。
詰合せの中身『薩摩の黒酢炊き』。阿久根産きびなごと鹿児島県産黒酢を使用。
詰合せの中身で日嗣屋の『ぼんたん最中』。名前の通りぼんたんの餡が入っています。
グルメクーポンとは別に配布された泰平食品の『ぼんたん漬』です。======================================
【食事・食のエンターテインメント以外の写真(全て平成25年8月29日撮影)】
《車内》

列車内に設置されている記念撮影ボードと次駅案内。次案内のアナログ感が面白いです。
各方面への先頭部分には子供用の椅子が設置されており、前面展望が楽しめます。〔1号車(ダイニング・カー)〕

写真左はサービスカウンター。ここで食事が盛りつけられます。写真右上はカウンター(左)とテーブル席(右)。カウンター側が海側となっています。テーブル席のテーブルは折りたたみ式になっていますが、写真では全て開いた状態です。
川内寄りにあるカウンター席です。予約内容ではここに座ることになっていましたが、乗務員の方から『テーブル席が空いています』とお勧めされ、そちらに移動しました。その様な心配りがうれしいです。〔2号車(リビング・カー)〕

写真左はソファ席(左)とテーブル席(右)。テーブル席側が海側となっています。写真右はソファ席。隣のソファ席との間に簡単な仕切りがあり、前面には薄手のカーテンが付いている2人掛け半個室となっています。テーブルは折りたたみ式で、写真は畳んだ状態。
私はおれんじ食堂2・3号とも同じテーブル席でした。景色が間近見られる点は申し分ないですが、自分が邪魔になってソファ席の方から景色が見えにくいのではないかと気になってしまいました(おれんじ食堂3号は乗客が私だけなので気になりませんでしたが)。1号車の方が前後の席で被りにくくて良いのではないかと思います。

写真左は2号車川内寄りにある1人掛けの席。上部に座席番号(B-11)がありますが、テーブルは小さめ。食事には向いてなさそうです。写真右上は2号車新八代寄りにあるトイレと、その入口付近にある伝統工芸品・おれんじ食堂グッズなどを展示しているショーケースです。
伝統工芸品が展示されているショーケースです。トイレ入口手前にこのケースやのれんが配置され、座席から見た清潔感が高まっていると思います。― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
《車両外観と車窓》
〔おれんじ食堂1号〕
左は新八代駅出発前のおれんじ食堂1号・川内行き。私は出発3分前に阿蘇くまもと空港からの高速バスで到着したばかりですが、既に多くの乗客が記念撮影していました。ホーム上が賑わう列車を運行開始したことは肥薩おれんじ鉄道にとってプラスとなるのは間違いないでしょう。車体・車内とも水戸岡デザイン。
八代→肥後高田間で球磨川を渡ります。列車から上流側を見る。
日奈久温泉駅を出発後、肥後二見駅から肥後田浦駅付近まで八代海に沿って走行。左はおれんじ食堂のドアに施されたロゴを含めて撮影。既に多くのブログ等で紹介されている撮影方法を真似てみましたが、乗客の多くがこれを実践していました。
本当に海に近い。肥薩おれんじ鉄道への転換前は鹿児島本線の特急つばめ号もここを走行していました。
これもおれんじ食堂車内から撮影したもの。
津奈木駅付近にある重盤岩(ちょうはんがん)。天皇陛下の御誕生を記念した国旗が掲げられています(写真の右側頂上)。写真左側にはつなぎ美術館のモノレール(スロープカー)の軌道が見えます。
熊本県と鹿児島県の県境にある境川。おれんじ食堂は2号車が熊本県側、1号車が鹿児島県側となる位置で停止します。写真は停止中に1号車から撮影。
左は出水駅停車中。右は同駅発車直後。車庫前では肥薩おれんじ鉄道職員の方々がオレンジ色の手袋を付けて手を振っています。
折口駅から薩摩高城駅付近(阿久根駅前後)の多くが東シナ海沿いを走行します。写真左は牛ノ浜駅付近。
写真右は西方駅付近にある人形岩(大きな岩の間にある小さな岩)。
〔おれんじ食堂2号〕

折返しでおれんじ食堂2号・新八代行きとなります。川内駅出発前。
側面の行先表示器は『出入口』と『快速 新八代 行き』を交互に表示。
出水駅到着。同列車の川内→出水間は乗車していません。仕事の電話をしていたりの理由で乗り遅れたので…九州新幹線で追いかけ。
おれんじ食堂2号乗車時に一時、雨が降っていましたが八代駅到着前には止みました。写真左右は肥後高田→八代間の球磨川を渡る前後に撮影。虹が映っていますが、乗務員の方の案内放送によると『おれんじ食堂運行開始から初めての虹』だそうです。
八代駅出発直前。ここからJR九州鹿児島本線に乗り入れ。私は指定席券を新八代まで購入していましたが、八代駅構内をぶらぶらしてみたくなり、ここで下車しました。〔おれんじ食堂3号〕
八代駅に到着するおれんじ食堂3号・出水行き。
先述のおれんじ食堂1号でも撮影した肥後二見駅から肥後田浦駅付近までの八代海。写真左・右上・右下とも17:39に撮影しましたが、見る角度を変えると空・海の色が全然違います(肥後二見駅付近)。


左は17:46に撮影(上田浦駅付近)。右は17:53に撮影(肥後田浦駅付近)。
※2013年09月09日掲載(本文、切符クーポン全般、乗証、スタンプ、パンフ、ノート、食事、エンタ、写真)
※2014年04月18日更新(フレーム切手)
※2026年05月14日更新(本社発行1日フリー乗車券)
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肥薩おれんじ鉄道 スーパーおれんじ号
JR九州 おれんじ食堂
《おれんじ食堂を参考に運行開始されたいすみ鉄道レストラン・キハ》
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いすみ鉄道 和菓子列車(キハレストラン号)
いすみ鉄道 スイーツ・ワイン列車(ムーミン列車代走)
