2023年09月23日
近畿日本鉄道 内部線
近鉄養老線・伊賀線が分社化される前あたりに、内部線・八王子線の存廃に関する報道がされていたと思いますが、しばらくその様な話題もなく大丈夫そうに見えていました。しかし、平成24年6月15日朝日新聞にて近鉄が四日市市に対して赤字補填(運営費補助)を求め、四日市市議会が存続策を検討する特別委員会を6月下旬に設置する報道がされました。過去にも存廃問題が発生したからか四日市市では車両更新費に対する補助(同市が更新費の1/6である約2億5千万円を負担)が決定していましたが、毎年約3億円の赤字が発生しているとの事です。
神戸電鉄粟生線の様に既に沿線自治体により施設整備費用等の補助が行われていながらも毎年10億円以上の赤字が発生し、本年5月には大幅減便せざるを得ない状況に陥ってしまっている路線もありますので、近鉄側は割と早くSOSを出したのではないかと思います。
かなり以前にも乗車していますが、徹底した合理化で無人化が進み、有人駅は近鉄四日市と内部の2駅のみとなっています(八王子線区間内は全て無人)。また、多くの車両は車体に広告がラッピングされており、以前の落ち着いた雰囲気からイメージチェンジしましたが、広告収入も今の内部線・八王子線には必要なものといえます。
【硬券・補充券(平成18年8月15日収集)】
《入場券》
〔近鉄四日市駅(内部線)〕 〔内部駅〕

さて、内部線内の有人2駅で収集できたものは硬券入場券のみで、補充券はありませんでした。近鉄四日市駅(内部線)の窓口番号は『(○囲み)10』。
〔近鉄四日市駅(名古屋線南改札口)〕
おまけで名古屋線近鉄四日市駅(南改札口窓口)の硬券入場券の画像も載せておきますが表面の金額・時間・裏面の券番のフォントが内部線近鉄四日市駅と異なるものでした(北改札口は訪問していません)。名古屋線南改札口の窓口番号は『(○囲み)05』。
《補充券》

なお、内部線訪問後に名古屋線近鉄四日市駅(内部線乗換側にある南改札口窓口)で補充券に関して尋ねたところ補片と補往もありましたので、内部線の区間で発券していただきました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【パンフレット等】
《内部・八王子線260系車両リーフレット復刻版(令和5年1月発行)》
近鉄車両エンジニアリング株式会社が発売元の復刻版リーフレットでB5サイズ・4ページ。裏面(4ページ目)に復刻版・発売元の記載有り。税込330円。
同社では主に近鉄特急のカタログを復刻していますが、珍しくナローゲージ車両を題材にした商品です。
======================================
【写真(平成18年8月15日撮影)】
《近鉄四日市駅》

名古屋線の高架下に内部線ホームがあります。
《日永駅》

《内部駅》

内部線の終点で有人駅です。
※2006年8月22日掲載(本文、硬券・補充券)
※2012年6月19日更新(本文加筆、写真)
※2023年9月23日更新(復刻版260系リーフレット)
【関連記事】
《近畿日本鉄道のメイン記事、関連路線》
近畿日本鉄道 大阪線
近畿日本鉄道 八王子線
《第三セクター化後》
四日市あすなろう鉄道 内部線
神戸電鉄粟生線の様に既に沿線自治体により施設整備費用等の補助が行われていながらも毎年10億円以上の赤字が発生し、本年5月には大幅減便せざるを得ない状況に陥ってしまっている路線もありますので、近鉄側は割と早くSOSを出したのではないかと思います。
かなり以前にも乗車していますが、徹底した合理化で無人化が進み、有人駅は近鉄四日市と内部の2駅のみとなっています(八王子線区間内は全て無人)。また、多くの車両は車体に広告がラッピングされており、以前の落ち着いた雰囲気からイメージチェンジしましたが、広告収入も今の内部線・八王子線には必要なものといえます。
【硬券・補充券(平成18年8月15日収集)】
《入場券》
〔近鉄四日市駅(内部線)〕 〔内部駅〕

さて、内部線内の有人2駅で収集できたものは硬券入場券のみで、補充券はありませんでした。近鉄四日市駅(内部線)の窓口番号は『(○囲み)10』。〔近鉄四日市駅(名古屋線南改札口)〕
おまけで名古屋線近鉄四日市駅(南改札口窓口)の硬券入場券の画像も載せておきますが表面の金額・時間・裏面の券番のフォントが内部線近鉄四日市駅と異なるものでした(北改札口は訪問していません)。名古屋線南改札口の窓口番号は『(○囲み)05』。《補充券》

なお、内部線訪問後に名古屋線近鉄四日市駅(内部線乗換側にある南改札口窓口)で補充券に関して尋ねたところ補片と補往もありましたので、内部線の区間で発券していただきました。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【パンフレット等】
《内部・八王子線260系車両リーフレット復刻版(令和5年1月発行)》
近鉄車両エンジニアリング株式会社が発売元の復刻版リーフレットでB5サイズ・4ページ。裏面(4ページ目)に復刻版・発売元の記載有り。税込330円。同社では主に近鉄特急のカタログを復刻していますが、珍しくナローゲージ車両を題材にした商品です。
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【写真(平成18年8月15日撮影)】
《近鉄四日市駅》

名古屋線の高架下に内部線ホームがあります。《日永駅》

《内部駅》

内部線の終点で有人駅です。※2006年8月22日掲載(本文、硬券・補充券)
※2012年6月19日更新(本文加筆、写真)
※2023年9月23日更新(復刻版260系リーフレット)
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近畿日本鉄道 大阪線
近畿日本鉄道 八王子線
《第三セクター化後》
四日市あすなろう鉄道 内部線
この記事へのコメント
2. Posted by 地下鉄好き 2006年08月24日 23:18
Tatsumi様、こんばんは。
今回購入した2枚ともミスは無かったです。
それにしても、今回訪問した他路線でも『新印刷券』が結構ありました。
今回購入した2枚ともミスは無かったです。
それにしても、今回訪問した他路線でも『新印刷券』が結構ありました。
1. Posted by Tatsumi 2006年08月23日 23:14
近鉄四日市の硬券入場券は、「日」の活字が天地ひっくり返っているミス券でしたが、直っていましたか?
しかし、新印刷券が増殖していますね。
しかし、新印刷券が増殖していますね。
