伊豆急行 特急「踊り子」運転開始30周年伊豆急行 ウイング踊り子号

2012年03月28日

西伊豆東海バス 西伊豆ライナー

 『西伊豆ライナー』は堂ヶ島〜松崎〜大沢温泉口〜蓮台寺駅〜伊豆急下田駅間に運行されている特急バスで、西伊豆東海バスと南伊豆東海バスが共同運行しています。平成17年5月21日訪問時に松崎バス停に掲示されていた路線図には『堂ヶ島〜松崎〜大沢温泉口〜蓮台寺駅〜伊豆急下田駅線』という起点・経由地・終点を示した線名がありますので、そちらが正式線名になるのかもしれません。
 なお、平成8年2月1日に伊豆急行線内の踊り子号・スーパービュー踊り子号が蓮台寺駅に停車し、この路線バスと接続するようになりました。同年12月には、この西伊豆方面への新しい観光ルートの総称が『西伊豆エクスプレスライン』と命名されました。当時は特急バスと各停便が運行されており、特急バスの名称に『西伊豆ライナー』が使用されていました。
 しかし、新たな観光ルートとして設定されたものの、西伊豆方面への乗換客は相変わらず土産物屋も充実している伊豆急下田駅の方が多かったのでしょう。平成21年3月ダイヤ改正から全特急列車が蓮台寺駅を通過することとなりました。これにより西伊豆エクスプレスラインの総称が使用されなくなったようです。
 その後は、全停留所に停車する特急バスに統一されています。

【西伊豆東海バス管内で発行された乗車券(平成17年5月21日収集)】
 西伊豆エクスプレスライン(当時)沿線の手売り乗車券発売箇所を廻りました。同線沿線の西伊豆東海バス管内における取り扱い券種は下記の通りで、券面は東海自動車となっていました。なお、西伊豆東海バスの発行分の補充券は黄色いマーカーで色づけされています。
 下田で発行された乗車券については、下記リンク記事『南伊豆東海バス 西伊豆ライナー』、堂ヶ島で発行された小型軟券乗車券については当ブログ記事『沼津登山東海バス、西伊豆東海バス 西海岸線(西伊豆特急バス)』を御参照下さい。

・共通乗車券(パンチ式補充券。券番は黒色・6桁)
  堂ヶ島、松崎
・第一種補充乗車券(片道乗車券。券番は赤色・左側5桁・右側3桁)
  堂ヶ島、松崎
・第二種補充乗車券(往復又は連続乗車券。券番は黒色・5桁)
  堂ヶ島、松崎
・小型軟券乗車券(B型より少し小さめ。駅名補充で料金印刷済。券番は赤色・6桁)
  堂ヶ島(160円〜)

 なお、上記乗車券の発売箇所はゴム印で記されますが、堂ヶ島で発売される第二種補充乗車券は発行箇所が『松崎』のゴム印(他券種は『堂ヶ島』)となっていました。
 B型より少し小さめの軟券乗車券については訪問時に確認出来たのが堂ヶ島(160円〜)で、たまたま同所でこの券が見えたので尋ねて購入したので、もしかすると他の駅・案内所にもあったのかもしれません。

《堂ヶ島》
東海バス西伊豆エクスプレスライン堂ヶ島共通券東海バス西伊豆エクスプレスライン堂ヶ島第一種






《松崎》
東海バス西伊豆エクスプレスライン松崎共通券東海バス西伊豆エクスプレスライン松崎第一種






東海バス西伊豆エクスプレスライン松崎第二種





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【乗車記・写真】
《平成17年5月21日乗車・撮影》
 松崎から堂ヶ島に移動後、切符収集で買いそびれがあった為に西海岸線を松崎→(各停便)→堂ヶ島→(特急便)→松崎→(各停便)→堂ヶ島と1.5往復しました。当初の予定では堂ヶ島15:10発の下田駅行き特急西伊豆ライナーに乗るつもりでしたが、切符収集と観光を優先した事から堂ヶ島16:10発の各停蓮台寺駅経由にしましたが、これが大正解でした。
東海バス西伊豆ライナー ちょうど松崎バス停にいた時15:16発(堂ヶ島15:10発で当初乗るつもりでいた)の特急西伊豆ライナーが入ってきたのですが、この前に乗車した西海岸線特急同様に一般型のバスが入ってきたのです。しかも行き先表示の下に手書きで『特急』と書かれたものが…(写真は松崎で撮影)




東海バス西伊豆エクスプレスライン各停東海バス西伊豆エクスプレスライン各停座席 一方で、その後堂ヶ島から乗車した各停便は豪華な観光タイプの車両で、これまで乗車してきた東海バスの中で一番新しく綺麗でリクライニングもします。(写真は堂ヶ島で撮影)


東海バス西伊豆ライナー案内板 堂ヶ島バス停の西伊豆ライナー乗り場の時刻表に『西伊豆ライナーには、定期乗車券及び区間指定回数乗車券では乗車できません』と記されており、地元の人の利用制限してまで、観光客向けに設定しているようですが、せっかくならこの路線も車両の運用も考えた方が良さそうです。
 この路線は松崎をでてすぐに山間部を走るだけなので、西海岸線ほど沿線風景を楽しむことは出来ません(西海岸線の修善寺〜土肥間で既に同じような風景を見ていたせいでもあります)が、のどかなローカルバス路線に乗っている気分にはなります。
 蓮台寺駅には定刻通り16:59に着きました。駅前の駐車場にバックで入ります。その4分後には特急踊り子112号東京行きが到着するのですが、松崎から乗車してきた凄く急いでいるような客が運転手に接続するか尋ねていました。「渋滞がなく時刻表通にいけば大丈夫ですが、必ずしも時間通りに着くという保証はできません」などの会話が交わされ、結局その客はバスに乗車し蓮台寺で下車したのですが、実際にこのバスが蓮台寺駅を発車した2分後には下田から蓮台寺方面に向けてその列車が走っていったので、まさに絶妙のタイミングでの接続です。
 下田に着いてから本日最後の収集活動をし、17:30発踊り子176号で下田を去りました。
 ここまでの間にまともな昼食を食べていなかったので伊豆急下田駅であじずじの駅弁を買いました。今までのバス路線よりもトンネルが多いですが、この路線も海沿いを走り雰囲気がよいので、この景色を見ながら駅弁を食べるのは旅の締めくくりにはピッタリです。途中で何度か4月にデビューしたばかりの伊豆急8000系電車(元東急車)を見かけますが、先日まで通勤で東横線を使っていた自分にもそれほど違和感がない程度に外見・内装が変えられており、海沿いの路線には腐食等の問題を考えれば実用的かもしれません。
 この路線も近年の近代化補助を受けている私鉄の常連ですが、東急の完全子会社化が行われるという状況で、伊豆では鉄道・バス共に厳しい状況です。現状では観光施設や道路がマイカーの方が便利に作られているように見え、それに対抗すべく『西伊豆エクスプレスライン』の開設に至ったと思われますが、公共交通に転移させるような方策はまだあるような気もします。
 西伊豆へのバス交通では蓮台寺接続の西伊豆エクスプレスラインが運行頻度や接続・移動時間を考えれば有利でしょうが、実際には修善寺からの各停便の利用者も多いので、東海バスでも西海岸線のバス路線自体が注目されるような事をして同線側も沿線活性化に繋がる事をした方が良いと思いました。
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《平成22年1月1日撮影》
20100101東海バス西伊豆ライナー 下田駅にて撮影。







※平成17年5月21日掲載(本文、乗車券、H17写真)
※平成24年3月27日更新(本文加筆、乗車券画像差し替え、H22写真)

【関連記事】
《共同運行会社》
 南伊豆東海バス 西伊豆ライナー

《伊豆急行線との総称・西伊豆エクスプレスラインについて》
 伊豆急行 (総称)西伊豆エクスプレスライン

《蓮台寺駅で接続していた特急列車》
 JR東日本 踊り子号
 伊豆急行 踊り子号(JR東日本所属車)
 JR東日本 スーパービュー踊り子号
 伊豆急行 スーパービュー踊り子号

madoguchi13ban at 02:35│Comments(0) バス(2セク/二次交通等) | 切符・乗車証・交通系IC等

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