2010年05月14日

社団法人名古屋市交通局協力会東山公園モノレール

　社団法人名古屋市交通局協力会では昭和39年から昭和49年まで、東山公園内で鉄道事業として東山公園モノレールの運行を行っていました。湘南モノレールと千葉都市モノレールで採用されているサフェージュ式です。
　現在では財団法人東山公園協会によりスカイビュートレインという遊戯施設扱いのモノレールが開業しています。路線延長は東山公園モノレールが約500mだったのに対し、スカイビュートレインはドッグボーン状の配線により約2㎞(一駅間は約1㎞)と長くなっています。

【植物園駅跡の保存車両(平成16年10月10日撮影)】

　写真左はスカイビュートレインから撮影したものだと思います。旧駅跡は売店になっています。ホーム上には入ることができません。姫路市の様に公開したり、グッズ販売を行って欲しいものです。
　写真右は売店裏側にて撮影。片側3つドアですが、現在、国内で運行されているサフェージュ式の路線では2つドアの車両が導入されています。昭和30年代の時点ではラッシュ時への対応として3つドアがベストだと考えられていたのでしょう。

【関連記事】
《代替遊戯施設》
　財団法人東山公園協会スカイビュートレイン

《名古屋市交通局のメイン記事》
　名古屋市交通局東山線

《他社のサフェージュ式モノレール》
　湘南モノレール江の島線
　千葉都市モノレール 1号線
　千葉都市モノレール 2号線

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