2011年02月26日
JR東日本 内陸線直通マタギ号
平成21年9月19〜22日に、秋田内陸縦貫鉄道急行もりよし号車両であるAN8900形を使用した臨時快速『マタギ号』(JR東日本発行のパンフレット・掲示物等の一部には『内陸線直通マタギ号』と表記)が秋田〜鷹ノ巣(鷹巣)〜阿仁合間に運行されました。
【JR東日本「マタギ号」で行く秋田内陸線の旅(びゅう旅行商品)】
《パンフレット》

全車自由席ですが、JR東日本秋田支社では奥羽本線の主要駅発でこの列車を使用したびゅう旅行商品を発売。『安の滝トレッキングコース』『ゆったり温泉コース(2コース)』『森吉山ゴンドラコース』の計4コースありました。秋田支社の旅行商品ですが、首都圏のびゅうプラザでの購入も可能でした。
パンフレットは渋谷駅びゅうプラザで秋田支社から取り寄せていただき入手できたものです。
《乗車票など》

びゅう旅行商品『ゆったり温泉コース(打当温泉)』の会員券(写真左)とご案内書(写真右)。

JR奥羽本線区間の乗車票。列車名は入りません。この旅行商品の最安は東能代駅発のものでした。

秋田内陸線区間はバウチャー券(乗車用)での乗車となりました。券面には「マタギ号」の列車名が入ります。
バウチャー券(入場用)。打当温泉コースではこの券でクマ牧場と打当温泉に入場できました。打当温泉では昼食も付きました。
《安の滝トレッキングコース・森吉山ゴンドラコース用のツアー弁当》
〔秋田駅弁 泉秋軒 山菜わっぱめし(平成21年9月22日に秋田駅で購入)〕

安の滝トレッキングコースと森吉山ゴンドラコースの食事は『弁当』となっていたので、どの様な弁当が出るのかびゅう予約センター(秋田)に尋ねたところ、『秋田駅で売られている山菜の弁当』との事。秋田駅で探したところ泉秋軒の『山菜わっぱめし(800円)』(写真:左は掛紙。右は中身)がそれに該当するようです。
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【写真(平成21年9月22日撮影)】
《阿仁合駅からの『ゆったり温泉コース(打当温泉コース)』》
〔打当温泉マタギの湯の送迎バス〕

打当(うっとう)温泉コースは、阿仁合駅から『打当温泉マタギの湯』の送迎バスに乗車し、最初の目的地『マタギの里熊牧場』に向かいます。この送迎バスの車両は、通常では阿仁マタギ駅〜打当温泉マタギの湯〜マタギの里熊牧場間の送迎に使用されているようですが、マタギ号旅行商品利用者向けに阿仁合駅発着で運行されました。
バスの側面に描かれたイラストを見て、妻と『釣りキチ三平?』などと話をしていたら、運転手の方が『釣りキチ三平の作者に描いていただいたんですよ』との事。名前は『かけるくん』。作者・矢口高雄氏は秋田県出身で、最近では秋田内陸縦貫鉄道と同じ秋田県の第三セクター鉄道である由利高原鉄道に釣りキチ三平のラッピング車輌が登場して話題になりました。秋田内陸縦貫鉄道でも『かけるくん号』とか運行して、両社共同でPRすれば話題になるのでは?
〔マタギの里熊牧場〕

打当温泉マタギの湯から1キロ程度山奥に入ったところにあります。規模はそれほど大きくありませんが、人間と同じく個性豊かな熊が多くいます。

入口で熊のエサを購入し、エサやりをして見てください。熊が立ち上がり、手を振ったり、叩いたりしているしぐさが見どころです。
入口前の軽食販売所では、この地域名物の馬肉の煮物(写真右)や鮎の塩焼きを販売しています。両方食べていますが、特に馬肉は脂が乗っており、とろけるような食感が特徴です。
〔打当温泉マタギの湯〕

阿仁マタギ駅から2キロ程度山奥側にあります。先述のマタギの里熊牧場や道の駅阿仁など、北秋田市内の観光施設の指定管理者である第三セクター・マタギの里観光開発株式会社による運営です。実はこのツアー直後の平成21年9月30日に開催された北秋田市議会全員協議会において、今回のびゅう旅行商品・ゆったり温泉コースのもう一方の目的地である森吉山荘を運営している財団法人北秋田市森吉観光公社の解散について協議が行われ、北秋田市長がマタギの里観光開発株式会社への経営統合について説明しています。

今回のびゅう旅行商品4コース中では、(訪問日に見た限りでは)最も客が少なかったのが森吉山荘コースで、他のコースが送迎バスまたは観光バスに15名以上に対し、(言い方が悪いですが)ボロい送迎用ワゴンで足りる人数しかいない状況でした。私は森吉山荘に行ったことがないので打当温泉マタギの湯と比較はできませんが、地元の秋田県民が大半と思われる今回のツアー参加者の多くに選ばれていないという事実を北秋田市は把握しておかなければならないと思います。
今回、私が選ばなかったコースでは『森吉山ゴンドラコース』に興味がありました。できれば温泉とゴンドラの両方を廻れれば最高ですが、北秋田市の観光地は非常に広範囲に分散しているために1日で複数箇所を廻りにくく、秋田駅を基準に北秋田市内の日帰り観光に必要な所要時間を考えれば、びゅう旅行商品の旅程はベストだったと思います。私の場合は、同日中に東京に戻る事を考え、復路の阿仁合駅からマタギ号は利用せず、別に乗車券を購入し角館方面に向かいました(秋田駅から東京行秋田新幹線乗り換えよりも2時間短縮できるため)が、秋田県外からの利用者増を考えるのであれば、秋田内陸線を通り抜ける途中にもう少し多く北秋田市内を廻れる旅行商品や周遊バスがあれば良いと思いました。

一方で、打当温泉コースは打当温泉マタギの湯到着後、すぐに昼食となりました。写真左は、山菜や『鱒のなまや(味噌やにんにく和えたもの)』。それから、少量の『どぶろく』。温泉入浴前には適量です。写真右は、『だまっこ鍋』。具材はきりたんぽに似ていますが、だまっこは焼かれておらず白い玉状のものでした。これらを食べている途中で更に岩魚の塩焼きも出てきました。食べることに夢中すぎて写真を撮り忘れていました。弁当付きのコースと同様に800円相当の昼食だと思っていたので、この料理の良さには驚きました。
《安の滝トレッキングコース》
〔第一観光バス〕

打当温泉コース参加者が昼食を食べ終えて相当時間が経ってから安の滝トレッキングコース参加者が打当温泉マタギの湯に到着しました。このコースと森吉山ゴンドラコースは、阿仁合駅から第一観光バスによる移動でした。
※平成21年10月19日掲載
※平成23年02月26日更新(秋田駅弁山菜わっぱめし)
【関連記事】
《運行路線》
JR東日本 奥羽本線
秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線
《秋田内陸縦貫鉄道所属車による奥羽本線直通列車》
秋田内陸縦貫鉄道 マタギ号
秋田内陸縦貫鉄道 さくら号
【JR東日本「マタギ号」で行く秋田内陸線の旅(びゅう旅行商品)】
《パンフレット》

全車自由席ですが、JR東日本秋田支社では奥羽本線の主要駅発でこの列車を使用したびゅう旅行商品を発売。『安の滝トレッキングコース』『ゆったり温泉コース(2コース)』『森吉山ゴンドラコース』の計4コースありました。秋田支社の旅行商品ですが、首都圏のびゅうプラザでの購入も可能でした。パンフレットは渋谷駅びゅうプラザで秋田支社から取り寄せていただき入手できたものです。
《乗車票など》


JR奥羽本線区間の乗車票。列車名は入りません。この旅行商品の最安は東能代駅発のものでした。
秋田内陸線区間はバウチャー券(乗車用)での乗車となりました。券面には「マタギ号」の列車名が入ります。
バウチャー券(入場用)。打当温泉コースではこの券でクマ牧場と打当温泉に入場できました。打当温泉では昼食も付きました。《安の滝トレッキングコース・森吉山ゴンドラコース用のツアー弁当》
〔秋田駅弁 泉秋軒 山菜わっぱめし(平成21年9月22日に秋田駅で購入)〕

安の滝トレッキングコースと森吉山ゴンドラコースの食事は『弁当』となっていたので、どの様な弁当が出るのかびゅう予約センター(秋田)に尋ねたところ、『秋田駅で売られている山菜の弁当』との事。秋田駅で探したところ泉秋軒の『山菜わっぱめし(800円)』(写真:左は掛紙。右は中身)がそれに該当するようです。======================================
【写真(平成21年9月22日撮影)】
《阿仁合駅からの『ゆったり温泉コース(打当温泉コース)』》
〔打当温泉マタギの湯の送迎バス〕
バスの側面に描かれたイラストを見て、妻と『釣りキチ三平?』などと話をしていたら、運転手の方が『釣りキチ三平の作者に描いていただいたんですよ』との事。名前は『かけるくん』。作者・矢口高雄氏は秋田県出身で、最近では秋田内陸縦貫鉄道と同じ秋田県の第三セクター鉄道である由利高原鉄道に釣りキチ三平のラッピング車輌が登場して話題になりました。秋田内陸縦貫鉄道でも『かけるくん号』とか運行して、両社共同でPRすれば話題になるのでは?
〔マタギの里熊牧場〕
入口前の軽食販売所では、この地域名物の馬肉の煮物(写真右)や鮎の塩焼きを販売しています。両方食べていますが、特に馬肉は脂が乗っており、とろけるような食感が特徴です。
〔打当温泉マタギの湯〕
今回、私が選ばなかったコースでは『森吉山ゴンドラコース』に興味がありました。できれば温泉とゴンドラの両方を廻れれば最高ですが、北秋田市の観光地は非常に広範囲に分散しているために1日で複数箇所を廻りにくく、秋田駅を基準に北秋田市内の日帰り観光に必要な所要時間を考えれば、びゅう旅行商品の旅程はベストだったと思います。私の場合は、同日中に東京に戻る事を考え、復路の阿仁合駅からマタギ号は利用せず、別に乗車券を購入し角館方面に向かいました(秋田駅から東京行秋田新幹線乗り換えよりも2時間短縮できるため)が、秋田県外からの利用者増を考えるのであれば、秋田内陸線を通り抜ける途中にもう少し多く北秋田市内を廻れる旅行商品や周遊バスがあれば良いと思いました。
《安の滝トレッキングコース》
〔第一観光バス〕
※平成21年10月19日掲載
※平成23年02月26日更新(秋田駅弁山菜わっぱめし)
【関連記事】
《運行路線》
JR東日本 奥羽本線
秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線
《秋田内陸縦貫鉄道所属車による奥羽本線直通列車》
秋田内陸縦貫鉄道 マタギ号
秋田内陸縦貫鉄道 さくら号
この記事へのコメント
1. Posted by 山男&村石太p 2011年03月23日 20:47
岩魚の骨酒 いいですね
