2009年06月21日
上信電鉄 旧型客車で行く上信シーメンスの旅
平成7年4月2日・9日にRSEC(鉄道資料交換会)の主催により『旧型客車で行く上信シーメンスの旅』団体臨時列車が上信電鉄上信線高崎〜下仁田間に各日1往復ずつ運行されました。使用車両は同社のデキ1・デキ3電気機関車とJR東日本の旧型客車2両(スハフ322357、オハフ332555)でした。運行前には『鉄道ファン』誌上に案内が掲載されていたと思います。私は同会の会員ではありませんが、非会員でもツアーへの参加は可能となっていました。
これまでも国鉄・JR所属の客車が団体専用列車として上信線に入線したことはありますが、旧型客車が使用された列車は珍しいです。平成6年に貨物営業が廃止されており、JRとの貨車の直通・電気機関車の定期的な運用が無くなっていた中で、マニアの注目を集めた貴重なイベントでした。かつては、わたらせ渓谷鐵道や秩父鉄道パレオエクスプレス号(事業主体が埼玉県北部観光振興財団の時代)でもJR東日本所属の旧型客車運行がありました。
多くのマニアが殺到することを想定してか計2日開催されますが、開催半月前で参加申込者が半数を超え、開催日には7〜8割くらいの乗車率になっていたと思います。主催者側の列車手配には大変なご苦労があったようで、参加者に配布されたRSECの資料によれば、運行費用はJR旧型客車レンタル料+上信電鉄の運転士・車掌・警備係+各ドアの警備員で(運賃・保険料等除き)1日あたり15万円掛かるそうです。RSECとしては赤字必至なので、このツアーで実施された高崎駅および下仁田駅での撮影会のみの参加者も『運行協力費の負担』という形で募っていました。乗車せず撮影する者にも協力金を負担させるという当時としては画期的なシステムだと思いました。現在、SL列車が運行されるJR線の沿線自治体の一部では、沿線での撮影者対策として警備費用を負担している所もあり(JR側から提示される運行条件のひとつでもある)、多くの撮影者のマナーも悪い状況を考えると、これからは乗らないで撮影だけする者からも金を取るシステムづくりが、SLに限らず各イベント列車の安全運行と自治体の負担軽減のために必要だと思いますが、RSECの運行協力費負担方式は各地で使えるのではないでしょうか。
【運行時刻(※乗降可能駅のみ)】
(下仁田行 2日:5401レ 9日:5409レ)
高崎10:41発→山名10:54着/11:05発
→吉井11:19着/11:45発→上州富岡12:03着/12:33発→下仁田13:06着
(高崎行 2日:5402レ 9日:5410レ)
下仁田14:14発→上州富岡14:48着/15:31発
→吉井15:51着/16:08発→高崎16:36着
【編成】
(下仁田側から)
機関車:デキ1+デキ3
客車 :スハフ322357+オハフ332555
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【乗車券など】
《旧型客車で行く上信シーメンスの旅 乗車会員券(平成7年4月2日・9日)》

RSEC発行。4月2日用と4月9日用の2種類ありました。この列車は、往路・復路で座席の入れ替えがあります。そのため、乗車会員券にはそれぞれの席番が記入されます。
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【写真】
《平成7年4月2日撮影》

高崎駅の発着箇所は、ホームではなく上信電鉄本社前の5番線。ステップを使用しての乗降となります。

高崎駅で撮影したオハフ332555(写真左)とスハフ322357(写真右)。スハフ322357は、最近のイベント列車であるSLさくらんぼ号やレトロ桃源郷号にも使用されていました。

山名駅(写真左)ではホームにて、吉井駅(写真右)では側線に停車しステップで乗降可能となっていました。

上州富岡駅(写真左右とも)では、副1番線でのホーム乗降。山名以外の各駅ではヘッドマーク有無の両方で撮影できました。
下仁田駅には約1時間停車します。折り返しまでの間、構内では撮影会が行われました。普段立ち入れない箇所からの撮影は、鉄道マニア向けイベントならでは。
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《関連列車》
上信電鉄 頑張るぐんまの中小私鉄フェア臨時列車(デキ牽引の旧型客車)
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多くのマニアが殺到することを想定してか計2日開催されますが、開催半月前で参加申込者が半数を超え、開催日には7〜8割くらいの乗車率になっていたと思います。主催者側の列車手配には大変なご苦労があったようで、参加者に配布されたRSECの資料によれば、運行費用はJR旧型客車レンタル料+上信電鉄の運転士・車掌・警備係+各ドアの警備員で(運賃・保険料等除き)1日あたり15万円掛かるそうです。RSECとしては赤字必至なので、このツアーで実施された高崎駅および下仁田駅での撮影会のみの参加者も『運行協力費の負担』という形で募っていました。乗車せず撮影する者にも協力金を負担させるという当時としては画期的なシステムだと思いました。現在、SL列車が運行されるJR線の沿線自治体の一部では、沿線での撮影者対策として警備費用を負担している所もあり(JR側から提示される運行条件のひとつでもある)、多くの撮影者のマナーも悪い状況を考えると、これからは乗らないで撮影だけする者からも金を取るシステムづくりが、SLに限らず各イベント列車の安全運行と自治体の負担軽減のために必要だと思いますが、RSECの運行協力費負担方式は各地で使えるのではないでしょうか。
【運行時刻(※乗降可能駅のみ)】
(下仁田行 2日:5401レ 9日:5409レ)
高崎10:41発→山名10:54着/11:05発
→吉井11:19着/11:45発→上州富岡12:03着/12:33発→下仁田13:06着
(高崎行 2日:5402レ 9日:5410レ)
下仁田14:14発→上州富岡14:48着/15:31発
→吉井15:51着/16:08発→高崎16:36着
【編成】
(下仁田側から)
機関車:デキ1+デキ3
客車 :スハフ322357+オハフ332555
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【乗車券など】
《旧型客車で行く上信シーメンスの旅 乗車会員券(平成7年4月2日・9日)》
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【写真】
《平成7年4月2日撮影》
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