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2007年08月24日

紀和町観光開発公社 トロッコ電車

※公社名変更後のトロッコ電車については
 紀和町ふるさと公社 トロッコ電車
 を御覧下さい。

 廃止となっていた旧紀州鉱山の坑内電車を、昭和62年に紀和町がイベントで復活させました。その後、財団法人紀和町観光開発公社が鉱山跡周辺にある同公社営の宿泊施設・瀞流荘(小口谷)〜湯ノ口温泉(湯元)間を定期的に運行開始したのが平成2年の事です。平成17年11月に紀和町は合併により熊野市となっていますが、財団法人紀和町観光開発公社の名称はそのままでした。
 鉄道事業法適用外の保存鉄道ですが、点間輸送を行っている珍しい施設です。ある保存鉄道関係者の方から『2点間の移動となる場合、国土交通省から鉄道事業として認められなければならないので片道だけの運行が出来ない。ここでは1往復して乗車地点に戻る運行にしている』と聞いた事があります。上松町赤沢森林鉄道や片上鉄道保存会の様に乗車地点に往復して戻るタイプ。丸瀬布町森林鉄道雨宮21号や真室川町梅里苑森林トロッコの様に乗車地点に1周して戻るタイプがその対策と思われますが、虹の郷ロムニー鉄道や碓氷峠交流記念財団シェルパくん(トロッコ)の様な『園内施設』という扱いで、鉄道事業法適用外でありながらも片道乗車可能な保存鉄道もあります。瀞流荘と湯ノ口温泉を一体の温泉施設とし、虹の郷や碓氷峠と同様にひとつの施設内にあるという解釈で、鉄道事業法が適用されていないのだと思われます。
 この施設(路線)の名称ですが、同公社湯ノ口温泉ホームページでは『トロッコ電車』、熊野市ホームページ(『熊野市トロッコ電車施設条例(平成18年3月27日)』)では『観覧車(トロッコ電車)』、三重県ホームページ(熊野市内の主な施設)では『坑内電車(トロッコ電車)』と記載されています。

【乗車券】
 十年以上前、同公社に尋ねたところ、昭和62年町おこしイベントにおける復活運転時に記念乗車券の発行を行った、と聞きましたがどの様な様式かは不明です。

平成2年(定期運行開始当初)
紀和町観光開発公社トロッコ電車乗車券中学生以下用紀和町観光開発公社トロッコ電車乗車券大人用 平成2年の定期運行開始時より有料の『切符らしきもの』が登場しました。『湯元 湯ノ口温泉利用券』(中学生以下150円、大人300円)はトロッコ電車・瀞流荘駅から乗車時にトロッコ運転手から購入。下の写真はその時点で渡される状態。湯ノ口温泉駅でそのまま下車し、湯ノ口温泉入浴時に券の左側を渡す。帰りに湯ノ口温泉駅からトロッコ電車乗車時に右側の券をトロッコ運転手に渡す、という仕組みです。温泉利用券というタイトルから『乗車』よりも『入浴』を主目的としている事を強調した券です。当時、トロッコ電車利用のみの片道料金があったか分かりませんが、トロッコ電車に関わる券はこの温泉利用券しかありませんでした。
(※その後のものも、そのうち掲載します)

madoguchi13ban at 23:37│Comments(0)TrackBack(0) 産業鉄道・工事軌道 | 切符・乗車証・交通系IC等

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