2008年05月11日
万葉線を愛する会
路面電車活性化のために市民を中心とした支援団体は、現在では多く見られますが、その中でも存廃問題と関連して早い時期に発足した組織として『万葉線を愛する会』があります。万葉線は第3セクター化以前の加越能鉄道時代より路線廃止の危機に直面していましたが、平成5年10月に万葉線対策協議会の支持と利用促進を目的として同会が設立されました。設立当初は新湊市(現在の射水市)を窓口としていましたが、同線の第3セクター化後は万葉線株式会社が窓口となっています。高岡市・新湊市と市民が中心の組織で第4セクターにあたるものといえそうです。
後発で同様の組織に『堺のチンチン電車を愛する会』がありますが、そちらも存廃問題に対して様々な活動で活性化を図っており、(万葉線の3セク化とは異なりますが)公設民営による上下分離方式(堺市が下、阪堺が上)で存続するようです。
【万葉線を愛する会会員証】
設立直後の会員証(平成6年頃)。シンプルなデザインですが、『万葉の花かたかご』をデザインしています。
【関連記事】
《関連路線》
加越能鉄道 (愛称)万葉線
後発で同様の組織に『堺のチンチン電車を愛する会』がありますが、そちらも存廃問題に対して様々な活動で活性化を図っており、(万葉線の3セク化とは異なりますが)公設民営による上下分離方式(堺市が下、阪堺が上)で存続するようです。
【万葉線を愛する会会員証】
設立直後の会員証(平成6年頃)。シンプルなデザインですが、『万葉の花かたかご』をデザインしています。
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