2005年08月26日

関東鉄道 牛久駅〜谷田部四ツ角〜要害住宅路線

【写真・乗車記(平成17年8月18日)】
 TX開業時の再編で
 (再編前)牛久駅〜谷田部四ツ角〜要害住宅  を廃止し、
 (再編後)牛久駅〜谷田部四ツ角〜みどりの駅 の路線が開設されます。

9289b0af.jpg 牛久駅前は綺麗に整備されたロータリーやスーパーがあり、郊外部のターミナルとしては立派です。しかし、土浦や荒川沖からTX方面に向かう道路に比べると狭く、古くからある道と思われます。途中の桜ヶ丘団地は綺麗に区画された築20年以内くらいの一戸建住宅が多数。谷田部付近では前に土浦から来た水海道行きバスが走っています。
 終点・要害住宅バス停前にはつくば市営要害住宅があります。綺麗で新しい団地ですが、数年前まで木造平屋建てだったそうです。同バス停自体が廃止されバスは来なくなります。運転手の方のお話だと、かつては牛久以外に荒川沖等の常磐線主要駅への路線もあったそうで、一部のバス停に当時の行先が残っているとの事。要害住宅バス停にも『荒川沖駅』の表示が残っているので記念に撮影。テプラで作られた標識を撮影していたら運転手の方が『こっちの方がいいですよ』と裏の手書き部分が見えるように裏返して下さりました。廃止区間の周辺住民の方はTXみどりの駅まで徒歩や自転車を利用する事になるのでしょう。
(※関東鉄道バス・要害住宅バス停にて)

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2005年08月25日

関東鉄道バス 藤代駅〜谷田部四つ角〜谷田部車庫路線

8512408d.jpg※平成17年8月18日乗車
要害住宅から谷田部車庫へ移動後、先程、牛久駅〜谷田部四つ角〜要害住宅路線でお世話になった運転手の方に車庫内のバス車輌について色々なお話を聞かせて頂きました。今回の再編にあたり、一般路線ではノンステップバス、高速路線でも新車導入(つくばセンターから東京駅あるいは羽田空港の路線に使用)と関東鉄道バスの準備体制はしっかりしている様です。
谷田部車庫から自由が丘団地経由藤代駅行に乗車します。
 (再編前)藤代駅〜谷田部四つ角〜谷田部車庫 が経路変更で
 (再編後)藤代駅〜谷田部四つ角〜みどりの駅 となります。
今回はルート変更される谷田部車庫から乗車しましたが、運転手の方『ここから乗車されるとは珍しいね』との事。そのようなところに路線があるのには訳があります。自由が丘団地まではほとんど普通車のすれ違いも大変な狭い道を通ります。その理由は、この線の藤代駅〜自由が丘団地間の区間便がメインで、自由が丘団地〜谷田部車庫間は出入庫の意味合いが強いからだそうです。せっかく営業路線にするなら『民家のない広い道を走らせるより、民家のある狭い道を走らせる』という廃止国鉄線代替バス等に見られがちなローカルバス路線的ルート設定といえます。その様な訳で、つくばセンター方面各線とは沿線風景も違い、畑や林ばかりが見られる茨城県内の再編路線では意外にも一番のどかな雰囲気が感じられます。
8月18日 関東鉄道バス『藤代駅〜谷田部四つ角〜谷田部車庫』路線(左)と今回の再編で導入されるノンステップバス(右) 谷田部車庫にて


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2005年08月24日

TXとバス路線再編(はじめに)

TX(つくばエクスプレス)が開業しました。
『TXとバス路線再編』シリーズとして東京・埼玉・千葉・茨城の各地で主に廃止・短縮されたバス路線を紹介します。
(※千葉県編も近々、掲載します)

首都圏における鉄道路線の新設も多くありましたが、TXは路線の延長が長い分だけ、その沿線に鉄道・バスともに多くの交通事業者が路線を持っているのが特徴です。
鉄道新線開通によって、その地域の既存のバス路線では路線の延長又は縮小・ルート変更・廃止のいずれかが行われる事が多いですが、首都圏では主に地下鉄の開業が多かったので主に都営バスの再編が中心でした。都内の地下鉄の場合は営団地下鉄(現東京メトロ)という都の関係する特殊法人か東京都自身の運営ですが、それ以外の新規開業の鉄道事業者(首都圏では主に第3セクター)と既存のバス事業者(主に民間=第2セクター)の間では調整が難しいようです。埼玉高速鉄道開業の際、大きく影響を受けると予想し国際興業バスが多くの路線を整理した後に需要がある事が分かり路線を復活させた例もあります。
TX開業によるバス路線の改廃は、千葉県内においては陸運局や沿線自治体で協議が行われた結果、TXの新駅を中心とした路線の再編が行われ、常磐線方面へのバス路線では柏周辺の廃止情報が最初に得られました。
その後も推測で都内や埼玉・茨城県内の路線バスに乗車しましたが、その際に得た情報やインターネットで他の地域の再編情報が得られました。
TX開業直前であるにも関わらず開業1ヶ月をきってようやくその内容が判明したのも、最近では無かった長距離の対都心型鉄道新線で変化が予想しづらかった事(あるいは未だに予想できていない事)が原因ではないでしょうか。
しかし、TX開業により公共交通機関の活性化は充分期待できます。TXが意外と安い運賃で、しかも高速運転を行うので、並行するJR常磐線では特別快速を設定し、高速バスを運行する関東鉄道バス・JRバス関東は常磐高速バスつくばルートと筑波山ルートの一部区間で運賃値下げを実施します。
高知県の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線開業時に並行する土佐電気鉄道バス安芸線では運賃値下げを実施し、利用者のごめん・なはり線転移をある程度阻止しました。その意外な結果として、ごめん・なはり線開業前に安芸線が地域で唯一の公共交通だった時と比較して、ごめん・なはり線+安芸線の利用者がそれを大きく上回り、ごめん・なはり線と安芸線共に赤字であるもののマイカーから公共交通に切り替えたとみられています。今回のTXや常磐線・常磐高速バスの関係も高知の例と似たものになるでしょう。路線の赤字やつくば周辺の道路渋滞の問題等が出てくると思いますが、まずはバスでの移動がスムーズになるよう優先信号・レーンの設置(できれば名古屋の基幹バスのようなもの)してから鉄道との連携を考えた方が公共交通機関全体にプラスと思います。周辺自治体の動きにこれからも注目です。


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2005年08月23日

関東鉄道 取手〜谷井田〜伊奈中央路線

【写真・乗車記(平成17年8月18日)】
 TX開業時の再編で
 (再編前)取手駅〜寺原〜山王局前〜谷井田〜伊奈中央(山王局前経由)
     取手駅〜酒詰〜聖徳学園〜山王局前〜谷井田〜伊奈中央(酒詰経由)
 (再編後)取手駅〜山王局前〜谷井田〜みずき野〜守谷駅(経路変更)
     取手駅〜酒詰〜聖徳学園(区間便である他系統に統合。部分廃止)
     (※再編後、取手駅発伊奈中央行きが夜間に1本のみ残ります。)になります。

b3dc51a6.jpg 尚、この周辺の路線は聖徳学園のスクールバス的機能と取手ゴルフ場等のゴルフ場送迎バス的機能も持っていましたが、今度の再編でゴルフ場周辺の路線改廃・減便もあり、送迎機能の一部はゴルフ場直営の送迎バスに代替されるようです。
(※運転手の方のお話だと今回乗車していない路線で『取手駅〜谷井田〜谷田部車庫間(経路が2種類ある)』の路線で取手ゴルフ場付近で部分廃止区間があるようです。)

 行きは山王局前経由便を利用。山王局前までに7名下車。うち3名が寺原バス停の次(後山バス停)で降りました。関東鉄道常総線の寺原駅近くですが意外にも路線バスを選択される方がいるようです。山王局前を出ると小貝川を渡ります。ここから守谷駅の圏内でしょうか。谷井田までに更に7名下車。伊奈町役場前で3名下車。終点伊奈中央で私を含め2名下車。
 伊奈中央は広大なバス折り返し場になっており(※埼玉県の項目で紹介した東武バスセントラル新和一丁目の折り返し場の4倍以上はあります)かつて車庫か営業所があったようです。山王局前から真っ直ぐ走り伊奈中学校入口バス停を出てすぐのガソリンスタンド前で左折するとあります。帰りは酒詰経由便でしたが伊奈中央からは私以外に1名乗客がいたもののすぐに下車。聖徳学園から7名乗車しますが、うち6名はそこの高校生でした。
(※関東鉄道バス・取手〜谷井田〜伊奈中央路線(山王局前経由) 取手駅にて)

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2005年08月22日

東武バスセントラル 草05系統

東武草05平成17年8月14日 東武バスセントラル草05系統 草加駅にて


(平成17年8月14日訪問時の状況)
東武伊勢崎線草加駅から東武バスセントラル草05系統で八潮車庫に向かいます。TX開業時の改編で短縮され
 (改編前)草加駅〜緑町五丁目〜木曽根〜八潮車庫
 (改編後)草加駅〜緑町五丁目〜木曽根〜八潮駅
になります。短縮距離は数百メートル程度です。途中での乗降も含め客は7人しかいませんでしたが、この系統が遠回りで、他系統がこれより短距離で草加駅と八潮車庫を結んでいる為です(前回訪問時に八潮車庫で草05系統が来た時、草加駅行きを待っていた乗客全員が避けて乗らなかった)。
八潮車庫バス停には経路変更の知らせ以外にバス停移動の知らせが掲示されており、八潮車庫内からの発着がなくなり、車庫前の道路上に移転します。


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2005年08月21日

東武バスセントラル 有64系統

東武有62木曽根1東武有64木曽根2平成17年8月14日 東武バスセントラル有64系統 木曽根にて




(平成17年8月14日訪問時の状況)
今回は亀有駅から木曽根までの系統に乗車します。前回訪問時との変化は、バス停に経路変更のお知らせと、亀有駅の行き先表示が既に『八潮駅南口』に変更された点です。新系統番号から有64系統はルート変更(部分廃止と部分新設)し有62系統(八潮車庫までの便)はそれに統合される事がわかります。運行距離・ルート変更距離からその様になったのでしょう。木曽根はこの系統だけでなく、草加駅からの草05系統の区間便に相当する草02系統の終点でもあります。TXの高架橋前にバスの折り返し場兼バス停がありますが区間便専用で他系統は道路沿いに停まります。周辺は静かな所ですが信用金庫やコンビニがあります。訪問日もTXの試運転が行われていました。

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2005年08月20日

東武バスセントラル 有62系統

東武有62八潮車庫東武有62八潮車庫2平成17年7月30日 東武バスセントラル八潮車庫と有62系統




亀有駅〜潮止橋西詰〜木曽根〜八潮車庫を結ぶ路線で東京都と埼玉県にまたがる路線。亀有駅〜潮止橋西詰〜木曽根間の区間便は系統名が異なり有64系統となっています。
TX開業後には潮止橋西詰で左折し八潮駅に短距離で結ぶ亀有駅〜潮止橋西詰〜八潮駅というルートに変更・短縮予定。木曽根バス停(八潮駅よりかなり東側にあるTXとの交点にある)を通らなくなるので、私の想像ですが有64系統もあわせてルート変更し有62系統と統合されるような気がします。と、思っていましたが、結果は…
 有62系統…(改編前)亀有駅〜潮止橋西詰〜木曽根〜八潮車庫
        (改編後)経路変更された有64系統に統合(系統としては廃止)
 有64系統…(改編前)亀有駅〜潮止橋西詰〜木曽根
        (改変後)亀有駅〜潮止橋北〜八潮駅南口
となります。改編後に木曽根を通る路線は草05系統(草加駅〜緑町五丁目〜潮止橋北〜八潮駅)とその区間便の草02系統(草加駅〜緑町五丁目〜木曽根)、新設系統(八潮駅〜潮止橋北〜木曽根)になります。
さて、この路線の再編でルート変更される区間である潮止橋西詰〜木曽根〜八潮車庫間は潮止橋西詰付近では中川沿いを、木曽根周辺ではマンションがほとんど無い民家や商店が並ぶ所を走り、ローカル線的な雰囲気があります。
終点八潮車庫には東武バス八潮営業所と車庫があります。草加駅行きが高頻度で発車していきますが毎便10名程乗車して行きます。現時点では八潮市で最も利用されている鉄道路線への連絡ルートのようです。一方で有62系統は少なく1時間に2本程度。駅までの距離があるからでしょうか。

TXやしお1TXやしお2TXやしお3





平成17年7月30日 つくばエクスプレス八潮駅にて

ところで八潮車庫から数百メートル先にTXの高架橋が見え、列車も頻繁に走っています。既に実際のダイヤに基づいた試運転が行われているようなので見に行きます。八潮車庫から徒歩10分掛からないくらいで八潮駅に着きます。駅からは「各駅停車秋葉原行きが到着します」などと聞こえ、営業運転同様に同駅で列車の待避も行っていました。最新の鉄道なので防音効果を期待しているのが理由でしょうが、壁が高くて車両の全体像は余りよくわかりません。しかし、開業が間近であることが実感できます。

東武有62亀有さて、日も暮れてきたので有62系統で亀有に戻ります。亀有駅では多くの客が並んでいます。


平成17年7月30日 東武バスセントラル有62系統 亀有駅にて

東武有62バス停最後に八潮車庫と亀有駅のバス停の写真を…
亀有駅の行先表示部分が紙製ですが、その下には既に再編後の行き先があるのでしょうか?

平成17年7月30日 東武バスセントラル有62系統のバス停

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2005年08月19日

東武バスセントラル 松02系統

(平成17年8月14日乗車時の状況)
東武松02親和1東武松02親和2
平成17年8月7日 東武バスセントラル新和一丁目バス停・折り返し場



松01系統と共に廃止される系統です。これらの廃止により大膳橋等のバス停から松戸駅に直通で行けなくなります(金町駅への金52系統本線は存続)。
大膳橋で左折してすぐに終点新和一丁目バス停に着きます。ここは金町と松戸への系統の折り返し場となっており、構内は広く、乗務員の休憩所もありますが改編に伴い三郷営業所担当系統のバス停は道路上に移動。折り返し場は吉川営業所の三郷中央駅止まりバスの乗務員休憩所として使用するそうです。
運転手の方のお話だと、三郷市からのバス路線利用者は明らかに松戸方面より金町方面の方が多いようですが、路線廃止になる程少なくはないようです(平日の昼間は少ないが、朝は凄く多く、夕方もそれなりに乗っている、との事)。
松戸の街自体は大きいので、そこへの買物目的の利用者がいると思いますし、聞いた話では松戸乗換で柏方面への通勤客もいるようだとか。
三郷市は埼玉県ですが人の流れが千葉県や東京都に向かっているようです。TX開業で更に東京への流れが大きくなるのでしょうか。
東武松02廃止区間平成17年8月7日 東武バスセントラル大正橋→鷹野小学校(廃止区間。松02車内から)

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2005年08月18日

東武バスセントラル 松01系統

(平成17年8月7日乗車時の状況)
東武松01松戸駅から東武バスセントラル松01系統(松戸駅〜大正橋〜大膳橋〜八丁堀〜三郷駅〜三郷団地)に乗車してみます。尚、同系統の区間便に相当する松02系統(松戸駅〜大正橋〜大膳橋〜新和一丁目)もあり、大膳橋〜新和一丁目間はこの系統と金52系統(本線は金町駅〜大正橋〜大膳橋〜八丁堀〜三郷駅〜三郷団地、支線は金町駅〜大正橋〜大膳橋〜新和一丁目でこちらは本線・支線とも同じ系統番号)が走る支線となっています。
 平成17年8月7日 東武バスセントラル松01系統三郷団地行 松戸駅にて

このバスを含め三郷市内を走る全てのバス前面にTXをPRする幕が掲げられていました。
松戸駅前の通りは路駐のマイカーが多数。反対側からもバスが頻繁に来ますが、対向車と互いに道を譲り合って前に進めます。100mくらい両車線に路駐が続いているのですから警察に何らかの対応を期待したいところです。京成バス松戸車庫を過ぎてすぐに松戸三郷有料道路経由で三郷市に入り大場川沿いを走ります。現時点でTX三郷中央駅に一番近い八丁堀バス停を経由し、市助バス停付近でTXと交差します。現路線から三郷中央駅までの距離が離れていないので、もしかすると三郷市内における再編は経由地の追加がメインで路線の廃止はないのか、と思っていましたが…
※東武バスホームページでTX関連の再編内容が発表されました。
 松戸駅からJR三郷駅方面に向かう系統で残るのは松03系統(松戸駅〜有料道入口〜上戸ヶ崎〜三郷市役所〜三郷駅〜三郷団地間。TX開業後は三郷中央駅も経由)のみで、系統の廃止としては
 ・松01系統
 ・松02系統
で、松03に統合、という扱いのようです。
尚、廃止バス停は無いようですが、再編後の他系統に存在しない経路(廃止区間)となるのは
 ・松01系統・松02系統の鷹野小学校〜大正橋間
 ・松02系統・金52系統の新和一丁目〜大膳橋間
の東西方向の一区間で、これらのバス停は南北方向にそれぞれ金町駅発の系統が経由することになっています。
三郷駅バス停で時間調整してから発車。終点三郷団地バス停近くに東武バスセントラル三郷営業所があります。三郷団地からは金52系統に乗りますが、三郷駅で下車。武蔵野線に乗り換えました。

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2005年08月10日

大十バス オレンジバス

 大十バスが運行するオレンジバス(海南駅〜登山口間。『大十オレンジバス』ともいう)は、平成6年に廃止された野上電気鉄道(日方〜登山口)の代替バスです。このバスの開設には複雑な経緯があります。
 本来、野上電気鉄道という会社は鉄道だけでなく、バスの運行も行っていました。通常、廃止鉄道路線の代替は、自社あるいは関連会社でバス事業も行っている場合は、そこが代替する事が多いです。しかし、野上電気鉄道の場合は、鉄道事業への補助金(欠損補助)打ち切りにより会社自体を解散することになった為、鉄道以外の事業も廃止される事になりました。
(※同じく、欠損補助の打ち切りで存廃問題が表面化した宮城県の栗原電鉄は第三セクターくりはら田園鉄道として一応は存続しましたが平成19年廃止予定)
 沿線自治体で構成される野上電鉄対策協議会では当初、栗原電鉄と同様に第三セクター化等で鉄道存続の方法を検討しましたが断念。代わりに和歌山県内のバス事業者に委託し代替バスの運行を行う予定でいましたが、地元運送会社の大十が名乗りを上げたのです。同社としては初めてバス事業に参入する事になりました。野上電気鉄道のバス事業を譲受し、更に旧野上電気鉄道沿いに代替バス路線(JR海南〜登山口)を開設しました。

【回数乗車券(平成16年8月29日収集)】
大十オレンジバス回数乗車券 さて、同社の切符は1000円と2000円のバス回数乗車券の2種類のみで、他に扱っているのは定期券くらい。団体券等も無いとの事。
 私はバス回数乗車券1000円(100円券×11枚綴)の方を購入しました(写真)。バスの車内や登山口営業所で購入できます。黄緑色で大十(Dマーク)地紋。地紋入りの券は見た目が綺麗です。硬券があるといいのですが…また、海南市りんかんコミュニティバスにも専用の切符は特になく大十の回数券を使用しているそうです。













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【平成16年8月29日の乗車記】
 近代的なJR紀勢本線海難駅前にバスロータリーがあり、そこから大十オレンジバスに乗車します。重根までは住宅や店の多い片側2車線の大きな道路を走りますが、そこから先は狭い道を登り続け終点登山口に着きます。途中の道で同じ会社である大十のトラックと何度かすれ違いますが、バス・トラック双方の運転手が挨拶しあうのは珍しいです。バスの通り沿いには鉄道跡のサイクリングロードが見られます。
大十オレンジバス登山口営業所大十オレンジバス登山口車庫 登山口の現役時代を知らないですが、商店の並びがいかにも駅前の雰囲気を感じさせ、更に大十オレンジバス登山口営業所自体が窓口・待合室・トイレがそろっており駅のようでした。

 代替バスは20〜30分ヘッドと比較的多めの運行本数ですが、休日の影響もあるのか利用者は少な目でした。一部の便は海南駅を越え和歌山市駅まで向かいます。
大十海南市りんかんコミュニティバス 野上電気鉄道代替バスと一部区間で重複する海南市りんかんコミュニティバス(運行主体は大十バス、運行補助は海南市。休日運休)も登山口営業所を拠点としているようです。このバスは代替バスと重複する区間については、それと同率の運賃を、コミュニティバス単独の区間においては格安の運賃が適用される体系となっており、国内の他地域でよく見られる、『同一区間における一般の路線バスとコミュニティバスの運賃格差』を作らない工夫がされていると思います。運行主体を大十バスとする事で両路線の運行を可能とさせています。

【関連記事】
《関連路線》
 野上電気鉄道 野上線

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2005年08月02日

名古屋鉄道 西中金足助線

 名古屋鉄道は、かつて三河(山)線(猿投〜西中金)の終点西中金駅から先の足助までの免許を持っていましたが、開通することなく、代わりに名鉄バス西中金足助線が同駅と足助を結んでいました。しかし、西中金足助線は平成14年9月30日で廃止されました。

【乗車券】
《足助バスターミナル 名鉄バス普通券(平成15年8月収集)》
名古屋鉄道バス普通券足助自動車営業所80円区間名古屋鉄道バス普通券足助自動車営業所160円区間 写真の券は、名鉄足助バスターミナルで購入した名鉄バス普通券(千切り式の半硬券)で、小児用および大人用の最安金額として購入したものです。この時、既に名鉄バス西中金足助線は廃止されていましたが、他の路線が残っていました。委託販売しているおばさんに聞いたところ、「西中金の路線もこれで売っていたよ」という事で購入しました。因みに券面にある『足助自動車営業所』の印はおばさんがわざわざ取り出してきてくれたものです。

【関連記事】
《名古屋鉄道のメイン記事》
 名古屋鉄道 名古屋本線

《関連路線》
 豊田市生活交通運行事業者協会 西中金足助バス
 豊田市生活交通運行事業者協会 さなげ足助バス
 豊田市 基幹バス(とよたおいでんバス)さなげ・足助線

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2005年07月21日

京都交通 トロッコ馬堀線

 京都交通トロッコ馬堀線は嵯峨野観光鉄道に連絡し、トロッコ亀岡駅〜保津川乗船場前間を結んでいる路線でした。トロッコ〜バス〜川下りと複数事業者で観光ルートを築いた点は画期的でした。しかし、嵯峨野観光鉄道には何度か乗車しているのですが、このバス路線は一度も乗車したことがありませんでした。

 京都交通は昨年1月に更生手続きが開始され経営再建を行っていましたが、京都府北部のバス事業は本年4月に日本交通へ、トロッコ馬堀線を含む京都府南部のバス事業は今月1日に京阪バスが出資する京阪京都交通に譲渡し、京都交通としてのバス事業は全廃となりました。

【切符】
《バス乗車券(平成16年11月21日収集)》

京都交通トロッコ連絡バス乗車券小京都交通トロッコ連絡バス乗車券大 嵯峨野観光鉄道トロッコ嵐山駅で購入した京都交通トロッコ馬堀線の乗車券です。大小別に用意されており、京都交通の乗車券なのに嵯峨野観光鉄道株式会社発行となっている点が面白いです。なお、嵯峨野観光線の他の駅やトロッコ馬堀線内の他のバス停で同様の券を取り扱っていたかは分かりません。

【関連記事】
《接続する鉄道路線》
 嵯峨野観光鉄道 嵯峨野観光線(嵯峨野号)

《後継運営事業者》
 京阪京都交通 トロッコ馬堀線

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2005年07月18日

昭和自動車 久里線

20031123昭和自動車久里線山本駅 昭和自動車久里線は、旧国鉄筑肥線が東唐津周辺でルート変更した際に廃止となった旧ルート沿いの代替バスです。大手口(唐津駅から歩5分)〜東唐津(旧駅周辺)〜東唐津駅〜久里(廃止駅)〜山本駅を結んでいますが本数は少ないです。平成15年11月23日に乗車したバスは小型バスで、利用者の少ない路線である事が良くわかります。
 沿線風景は唐津周辺に関しては都市化が進み、途中に工業団地もありますが、久里から山本の間は少しだけのどかな雰囲気です。
(写真は平成15年11月23日撮影 昭和自動車久里線山本駅)
 尚、昭和自動車のバス路線で久里線同様に国鉄筑肥線旧ルート沿いの代替バスとして鏡線という路線もありました。平成15年に両線とも廃止の危機に直面したものの、平成16年に両線を統合して鏡・久里線となりました。

【乗車券】
《昭和バス団体乗車券(平成15年11月23日収集)》
昭和バス久里線団体乗車券 切符に関してですが、平成15年11月23日の発売状況として、普通乗車券は大手口バスセンターで発売していますが自動券売機での発行でした。
 手売り軟券での最安は団体乗車券(小児80円×15人×0.8=960円)でサイズはA6版より少し小さいもので鉄道会社の出補と同じくらいです。団体券という特殊な商品であるにも関わらず窓口の方には非常に丁寧に対応して頂きました。住所・団体名は自分で書きました。






【関連記事】
《関連路線》
 JR九州 筑肥線

madoguchi13ban at 23:25|PermalinkComments(0) バス(2セク←国鉄等代替) | 切符・乗車証・交通系IC等